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2026年7月29日 / 暮らし・育児
地震が起きたらどうする?山口・広島で備えたい防災対策

地震は、いつどこで起こるかわかりません。
いざ大きな揺れが起きたとき、「まず何をすればいい?」「揺れがおさまったらどうする?」と迷わないためには、日頃から行動を知っておくことが大切です。
今回は、地震が起きたときに身を守るための行動と、家庭でできる防災対策を分かりやすくご紹介します。
目次
1.震度によってどのくらい揺れる?
地震のニュースなどで耳にする「震度」は、その場所での揺れの強さを表します。
気象庁では、震度を「0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7」の10段階に分けています。
大きな揺れになると、どのような状況になるのでしょうか。

〇震度3:屋内にいるほとんどの人が揺れを感じる
〇震度4:ほとんどの人が驚き、つり下げた照明などが大きく揺れる
〇震度5弱:多くの人が恐怖を感じ、物につかまりたいと感じる
〇震度5強:大半の人が行動に支障を感じ、固定していない家具が倒れることがある
〇震度6弱:立っていることが難しくなる
〇震度6強:立っていることができず、はわないと動けないことがある
〇震度7:固定していない家具のほとんどが移動・転倒し、飛ぶこともある
震度5強や6弱になると、普段と同じように行動すること自体が難しくなります。
だからこそ、「揺れたらどうするか」をあらかじめ知っておくことが大切です。
2.地震が起きたとき、まず何をする?
揺れを感じたら、何よりも自分の身を守ることを最優先にします。
家の中にいるとき
まずはこの4つを意識しましょう。

〇頭を守る
〇丈夫な机の下など、安全な場所へ移動する
〇家具や窓ガラスから離れる
〇揺れがおさまるまで慌てて外へ出ない
クッションや座布団などが近くにあれば、頭を守るために使います。
棚やテレビ、冷蔵庫などの大型家具や、割れる可能性のある窓ガラスからはできるだけ離れましょう。
また、料理中でも、大きく揺れている最中に無理をして火を消しに行くのは危険です。
まず身の安全を確保し、火の始末は揺れがおさまってから行います。
外にいるとき
屋外では、頭上や周囲にも注意します。

〇バッグなどで頭を守る
〇ブロック塀から離れる
〇建物の窓ガラスや看板の下から離れる
〇倒れたり落ちたりするものが少ない場所へ移動する
地震が起きたら、「すぐに逃げる」よりも、まず落下物や転倒物から身を守ることを意識しましょう。
3.揺れがおさまったら確認すること
大きな揺れがおさまっても、すぐに安全とは限りません。
次の順番で確認していきましょう。
①自分と家族の安全を確認する
まず、自分や家族がけがをしていないか確認します。
②家の中の危険を確認する
移動するときは、次のようなものに注意します。
〇倒れた家具
〇割れたガラスや食器
〇落下したもの
〇火災
〇ガス漏れ
床にガラスなどが散乱している可能性もあるため、足元にも注意しましょう。
③正しい情報を確認する
テレビやラジオのほか、気象庁や自治体など公的機関が発信する情報を確認しましょう。
災害時には不確かな情報が広がる場合もあります。情報の発信元を確認することが大切です。
④必要なら安全な場所へ避難する
自宅に倒壊や火災などの危険がある場合は、安全を確認しながら避難します。
特に海辺では、 強い揺れを感じたり、弱くても長くゆっくりした揺れを感じた場合は、海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難しましょう。
津波は繰り返し襲ってくるため、津波警報・注意報が解除されるまでは避難を続けることも重要です。
4.家の中でできる地震への備え
地震が起きてからできることには限りがあります。
普段暮らしている家の中をできるだけ安全にしておくことも、大切な防災対策です。
家具や家電を固定する
まずは、倒れる可能性があるものを確認しましょう。

〇背の高い家具を固定する
〇テレビなどの家電を固定する
〇棚の上に重いものを置かない
〇食器棚などの扉が開かないよう対策する
特に、寝室や子ども部屋、長く過ごす場所から優先して見直しましょう。
避難経路をふさがない
家具が倒れて玄関や廊下をふさいでしまうと、避難できなくなることがあります。
〇出入口付近に背の高い家具を置かない
〇廊下に倒れやすい家具を置かない
〇寝室から玄関までの動線を確認する
家具を「固定する」だけでなく、どこに置くかも重要です。
水・食料・防災用品を備える
内閣府では、大規模地震への平時の備えとして最低3日分、推奨1週間分の水・食料・携帯トイレなどの生活必需品の備蓄を挙げています。
準備しておきたいものの一例はこちらです。

□飲料水
□保存できる食料
□携帯・簡易トイレ
□懐中電灯
□モバイルバッテリー
□携帯ラジオ
□常備薬
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□生理用品
□乳幼児用品など、家族に必要なもの
飲料水は、1人1日3リットル程度が一つの目安です。
普段使っている食品を少し多めに用意し、食べた分を買い足していく「ローリングストック」を取り入れると、無理なく備えを続けやすくなります。
5.避難場所やハザードマップを確認しよう
「山口県や広島県だから、大きな地震は関係ない」とは言い切れません。
山口県が2026年3月に公表した南海トラフ巨大地震の被害想定では、県内で最大震度6強が想定されています。
広島県が2025年10月に公表した地震被害想定でも、南海トラフ巨大地震が発生した場合、県内の広い範囲で震度5強以上、最大震度6強の揺れが想定されています。
まずは、自分が暮らしている地域について確認しておきましょう。
国土交通省・国土地理院の「ハザードマップポータルサイト」では、住所などから洪水・土砂災害・高潮・津波などの災害リスクを確認できるほか、各市町村が公開しているハザードマップも探すことができます。
一度、自宅や職場の周辺を確認してみましょう。
6.できることから地震に備えよう
地震がいつ起こるかを正確に予測することはできません。
しかし、もしものときの被害を減らすために、今からできることはあります。
まずはできることを一つ。
自分や家族の命を守るために、この機会に地震への備えを見直してみてはいかがでしょうか。
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