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2026年6月9日 / 性能
山口・広島で省エネ住宅を建てるには?2026年の省エネ基準・補助金を解説
山口県・広島県で家づくりを考え始めたとき、「省エネ住宅」「省エネ基準適合住宅」「ZEH水準住宅」といった言葉を目にする機会が増えていませんか? 省エネ住宅とは、断熱性能や設備の効率を高めることで、冷暖房や給湯などに使うエネルギーを抑えやすくした住まいのことです。光熱費を抑えやすいだけでなく、夏や冬も快適に過ごしやすくなるため、子育て世帯や共働き世帯にも関心が高まっています。 また、2025年4月からは、原則としてすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられました。つまり、これから家を建てる方にとって、省エネ性能は「こだわる人だけが考えるもの」ではなく、家づくりの基本として確認しておきたいポイントになっています。 この記事では、山口県・広島県で省エネ住宅を建てたい方に向けて、省エネ基準適合住宅の基本、確認方法、2026年に確認したい補助金や住宅ローン減税のポイントをわかりやすく解説します。 目次 1. 省エネ住宅とは 2. 2026年に知っておきたい「省エネ基準適合住宅」とは 3. 省エネ基準適合住宅・ZEH水準住宅・長期優良住宅の違い 4. 山口県・広島県で省エネ住宅を建てるメリット 5. 省エネ住宅かどうかを確認する方法 6. 2026年に確認したい省エネ住宅の補助金・優遇制度 7. 住宅ローン減税と省エネ基準適合住宅の関係 8. 山口県・広島県の自治体補助金も確認しよう 9. 省エネ住宅を建てるときの注意点 10. まとめ|省エネ住宅は基準・補助金・暮らしやすさを合わせて考えよう 1. 省エネ住宅とは 省エネ住宅とは、冷暖房・給湯・照明・換気などに使うエネルギーを抑えながら、快適に暮らせるように考えられた住宅のことです。 わかりやすく言うと、外の暑さや寒さの影響を受けにくく、少ないエネルギーで室内を快適に保ちやすい家です。 省エネ住宅で大切になるのは、主に次の2つです。 1つ目は、断熱性能です。断熱性能が高い住宅は、外の暑さや寒さが室内に伝わりにくく、室内の暖かさや涼しさも外へ逃げにくくなります。壁、屋根、床、窓などの性能が関係します。 2つ目は、省エネ設備です。高効率の給湯器、LED照明、効率のよい冷暖房設備などを取り入れることで、日々のエネルギー使用量を抑えやすくなります。 たとえば、同じ広さの住宅でも、断熱性能や設備の効率によって、冷暖房の効きやすさや毎月の光熱費は変わります。建てるときの価格だけでなく、住み始めてからの暮らしやすさや維持費まで考えると、省エネ性能はとても大切なポイントです。 山口県・広島県は、夏の暑さや湿気、冬の冷え込みを感じる地域もあります。特に小さなお子さまがいるご家庭では、リビング、寝室、洗面所などの温度差をできるだけ抑え、家族が快適に過ごせる住まいを考えたいところです。 省エネ住宅は、単に「電気代を抑える家」ではありません。家族が毎日過ごす空間を快適にし、長く安心して暮らすための家づくりの考え方です。 2. 2026年に知っておきたい「省エネ基準適合住宅」とは 2026年に新築住宅を建てる方が知っておきたい言葉のひとつが、省エネ基準適合住宅です。 省エネ基準適合住宅とは、国が定める省エネ基準を満たした住宅のことです。省エネ基準では、主に「断熱性能」と「一次エネルギー消費量」の2つが確認されます。 断熱性能 断熱性能とは、家の中の熱がどれくらい外に逃げにくいか、また外の熱がどれくらい室内に入りにくいかを示す性能です。 専門的には「UA値」という数値で表されます。UA値は、数値が小さいほど熱が逃げにくい住宅とされています。 ただし、家づくり初心者の方がUA値だけを見て判断するのは難しいこともあります。そのため、住宅会社に相談するときは、「この住宅は省エネ基準に適合していますか?」「断熱等級はどの程度ですか?」「標準仕様でどのような窓や断熱材を使っていますか?」と確認するとよいでしょう。 一次エネルギー消費量 一次エネルギー消費量とは、冷暖房、給湯、照明、換気など、暮らしの中で使うエネルギー量のことです。 断熱性能が高くても、設備の効率が悪ければ、エネルギーを多く使ってしまう場合があります。反対に、断熱性能と設備のバランスがよい住宅は、少ないエネルギーで快適に暮らしやすくなります。 つまり、省エネ基準適合住宅を考えるときは、「断熱材が入っているか」だけでなく、窓、給湯器、換気設備、照明、間取り、日当たりなどをまとめて確認することが大切です。 2025年4月から新築住宅の省エネ基準適合が義務化されたため、これから山口県・広島県で家を建てる方は、省エネ基準に適合しているかを早めに確認しておきましょう。 3. 省エネ基準適合住宅・ZEH水準住宅・長期優良住宅の違い 省エネ住宅について調べていると、「省エネ基準適合住宅」「ZEH水準住宅」「長期優良住宅」など、似たような言葉が出てきます。 省エネ基準適合住宅は、国が定める省エネ基準を満たした住宅です。これからの新築住宅の基本となる性能と考えるとわかりやすいでしょう。 ZEH水準住宅は、省エネ基準より高い断熱性能・省エネ性能を目指す住宅です。ZEHは、使うエネルギーを減らし、太陽光発電などでエネルギーを補う考え方の住まいです。 長期優良住宅は、長く良好な状態で住み続けられるよう、耐震性・省エネ性・維持管理のしやすさなどの基準を満たした住宅です。 GX志向型住宅は、より高い省エネ性能や脱炭素を意識した住宅として、補助金制度などで扱われることがあります。 省エネ基準適合住宅は、これからの新築住宅の基本となる性能です。 一方で、ZEH水準住宅や長期優良住宅は、補助金や住宅ローン減税の条件に関係することがあります。 ただし、「どの住宅が一番よい」と一概に決めることはできません。建築費用、土地条件、家族構成、将来の暮らし方によって、必要な性能は変わります。 たとえば、子育て中で光熱費をできるだけ抑えたいご家庭、将来のメンテナンスも考えて長く住みたいご家庭、太陽光発電や蓄電池も検討したいご家庭では、選ぶべき仕様が異なる場合があります。 大切なのは、言葉だけで判断するのではなく、「自分たちの暮らしにどの性能が必要か」を住宅会社と一緒に確認することです。 4. 山口県・広島県で省エネ住宅を建てるメリット 山口県・広島県で省エネ住宅を建てるメリットは、毎日の暮らしの中で感じやすい点にあります。 夏も冬も快適に過ごしやすい 断熱性能の高い住宅は、夏は外の熱が入りにくく、冬は室内の暖かさが逃げにくくなります。 山口県・広島県でも、夏の暑さや湿気、冬の朝晩の冷え込みが気になる地域があります。 省エネ住宅にすることで、冷暖房を効率よく使いやすくなり、季節を問わず過ごしやすい室内環境を目指せます。 冷暖房費を抑えやすい 省エネ住宅は、少ないエネルギーで快適な室温を保ちやすいため、冷暖房費を抑えやすいというメリットがあります。 家づくりでは、建築費用に目が向きがちですが、住み始めてからは毎月の光熱費もかかります。 長く暮らすことを考えると、初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて住まいを考えることが大切です。 子育て世帯も暮らしやすい 小さなお子さまがいるご家庭では、室内の温度差や空気環境が気になることも多いのではないでしょうか。 たとえば、冬場にリビングは暖かいのに廊下や洗面所が寒い、夏場に2階の寝室が暑くなりやすい、といった悩みはよくあります。 省エネ性能を意識した家づくりでは、断熱性や窓の配置、換気計画などを考えることで、家全体の快適さにも配慮しやすくなります。 土地や間取りと合わせて考えられる 省エネ住宅は、建物の性能だけで決まるものではありません。 日当たりのよい土地を選ぶ、夏の日差しを遮る、冬の日差しを室内に取り込む、風通しを考えるなど、土地条件や間取りも大きく関係します。 山口県・広島県で土地探しから始める場合は、建物の性能だけでなく、敷地の向き、周辺環境、道路との位置関係なども合わせて考えると、より暮らしやすい住まいにつながります。 5. 省エネ住宅かどうかを確認する方法 省エネ住宅かどうかを確認するには、住宅会社に具体的な性能を聞くことが大切です。 「省エネ住宅です」と説明されても、どの基準を満たしているのか、どの制度に対応しているのかは住宅によって異なります。 住宅性能表示制度を確認する 住宅性能表示制度は、住宅の性能を等級などでわかりやすく示す制度です。断熱性能や耐震性など、住まいの性能を客観的に確認しやすくなります。 家づくり初心者の方にとって、専門的な性能を自分だけで判断するのは難しいものです。住宅性能表示制度を活用すると、住宅の性能を比較しやすくなります。 BELSを確認する BELSは、建物の省エネ性能を第三者が評価する制度です。省エネ性能が見える形で示されるため、住宅の性能を確認する目安になります。 省エネ基準適合住宅なのか、ZEH水準住宅なのかなどを確認したい場合にも、BELS評価が参考になることがあります。 住宅会社に相談するときは、制度名や数値だけで判断するのではなく、「標準仕様でどの程度の省エネ性能があるのか」「補助金や住宅ローン減税の対象になる可能性があるのか」を確認しておくと安心です。 省エネ性能は、専門的な言葉が多く出てきます。わからない言葉があったときは、そのままにせず、「家族の暮らしにどう関係するのか」を聞いてみると判断しやすくなります。 6. 2026年に確認したい省エネ住宅の補助金・優遇制度 省エネ住宅を建てる際は、補助金や優遇制度も確認しておきたいポイントです。 2026年に確認したい制度として、国の住宅省エネ2026キャンペーンがあります。住宅省エネ2026キャンペーンは、国土交通省・経済産業省・環境省の連携により、住宅の省エネ化を支援する取り組みです。 新築住宅では、みらいエコ住宅2026事業を確認しておきましょう。GX志向型住宅の新築、子育て世帯等を対象とする長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築、住宅の省エネリフォーム等が支援対象として案内されています。 ただし、補助金には次のような条件があります。 ✅対象となる住宅性能 ✅対象となる世帯 ✅契約や着工の時期 ✅申請期限 ✅予算上限 ✅登録事業者による申請の有無 みらいエコ住宅2026事業では、補助金の申請手続きや受け取り、一般消費者への還元は登録された事業者が行い、一般消費者が直接申請することはできないと案内されています。 そのため、補助金を使いたい場合は、家づくりの早い段階で住宅会社に確認することが大切です。 「契約してから確認する」「着工後に調べる」という流れでは、条件に合わない可能性があります。 省エネ住宅の補助金は、設計内容や申請時期にも関係するため、最初の相談時から確認しておくと安心です。 7. 住宅ローン減税と省エネ基準適合住宅の関係 省エネ住宅を考えるうえでは、住宅ローン減税も確認しておきたい制度です。 住宅ローン減税とは、住宅ローンを利用して家を取得した場合に、一定の条件を満たすことで所得税などの控除を受けられる制度です。 近年は、住宅の省エネ性能と住宅ローン減税の関係が強くなっています。 2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅については、住宅ローン減税を受けるために省エネ基準への適合が必要とされています。 また、住宅ローン減税は、入居時期、住宅性能、床面積、世帯条件などによって内容が変わる場合があります。 そのため、記事内で細かい金額や条件を断定しすぎるよりも、「省エネ基準適合住宅、ZEH水準住宅、長期優良住宅など、住宅性能によって住宅ローン減税の条件が変わる場合がある」と理解しておくとよいでしょう。 資金計画を立てるときは、住宅会社や金融機関、必要に応じて税理士などの専門家にも確認することをおすすめします。 8. 山口県・広島県の自治体補助金も確認しよう 国の補助金だけでなく、山口県・広島県内の自治体が独自に行っている支援制度も確認しておきましょう。 市町村によっては、子育て世帯の住宅取得、移住・定住、省エネ設備、太陽光発電、蓄電池、リフォームなどに関する補助制度を設けている場合があります。 たとえば、山口市、宇部市、下関市、周南市、防府市、岩国市、福山市、東広島市など、建築予定地によって確認すべき制度は異なります。 ただし、自治体の補助金は年度ごとに内容が変わることが多く、受付期間や予算上限もあります。昨年あった制度が今年も使えるとは限りません。 建築予定地が決まっている場合は、市町村の公式サイトで最新情報を確認しましょう。 まだ土地が決まっていない場合は、土地探しとあわせて補助金の有無を確認しておくと、資金計画を立てやすくなります。 ただし、補助金だけを理由に建築地を決めるのはおすすめできません。通勤、通学、買い物、子育て環境、災害リスク、土地価格なども含めて、家族に合うエリアを選ぶことが大切です。 9. 省エネ住宅を建てるときの注意点 省エネ住宅を建てるときは、基準や補助金だけに注目しすぎないことも大切です。 初期費用だけで判断しない 断熱性能を高めたり、高効率な設備を取り入れたりすると、建築費用が上がる場合があります。 ただし、省エネ性能は住み始めてからの光熱費や快適性にも関係します。建てるときの金額だけでなく、長く暮らしたときの負担も含めて考えることが大切です。 補助金には期限や条件がある 補助金は、対象となる住宅性能や申請時期が決まっています。予算上限に達すると受付が終了する場合もあります。 そのため、「補助金があるから大丈夫」と考えるのではなく、利用できる可能性がある制度として早めに確認しておきましょう。 性能だけでなく間取りや土地条件も大切 省エネ性能は、建物の仕様だけで決まるものではありません。 たとえば、南向きの窓をどう配置するか、夏の日差しをどう遮るか、風通しをどう確保するかによって、住み心地は変わります。 山口県・広島県でも、海に近いエリア、山に近いエリア、市街地、郊外では、日当たりや風の通り方、湿気の感じ方が異なります。 省エネ住宅を建てるときは、断熱性能、設備、間取り、土地条件をセットで考えることが大切です。 10. まとめ|省エネ住宅は基準・補助金・暮らしやすさを合わせて考えよう 省エネ住宅は、光熱費を抑えやすく、夏や冬も快適に暮らしやすい住まいです。 2025年4月から新築住宅の省エネ基準適合が義務化されたことにより、これから山口県・広島県で家を建てる方にとって、省エネ性能は必ず確認しておきたいポイントになっています。2026年に家づくりを検討する場合は、省エネ基準適合住宅かどうか、断熱性能や一次エネルギー消費量の考え方、ZEH水準住宅や長期優良住宅への対応 、山口県・広島県内の自治体補助金などをしっかりと確認しておきましょう。 省エネ住宅は、性能だけを高めればよいというものではありません。家族の暮らし方、予算、土地条件、将来のメンテナンスまで考えながら、自分たちに合う住まいを選ぶことが大切です。 タナカホームズでは、山口県・広島県で家づくりを検討している方に向けて、住まいの性能や資金計画についてご相談いただけます。 「省エネ基準適合住宅かどうか知りたい」「補助金の対象になるか確認したい」「山口県・広島県で自分たちに合う省エネ住宅を建てたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営管理室 執筆者名:大勢待 昌也
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2026年6月2日 / 設備
戸建て住宅の24時間換気システムとは?種類や選び方・3つの注意点を解説
新築の戸建てを建てるとき、「24時間換気システム」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 24時間換気システムとは、室内の空気を計画的に入れ替えるための設備です。窓を開けて行う一時的な換気とは違い、機械の力で家の中の空気を少しずつ入れ替え続ける仕組みです。 近年の住宅は、断熱性や気密性が高くなっています。外の暑さや寒さの影響を受けにくく、冷暖房効率が高い一方で、室内の空気がこもりやすくなることもあります。 この記事では、戸建てにおける24時間換気システムの役割や種類、第1種換気と第3種換気の違い、止めてはいけない理由、選び方のポイントをわかりやすく解説します。 目次 01.24時間換気システムとは? 02.戸建てに24時間換気システムが必要な理由 03.24時間換気システムの種類 04.第1種換気と第3種換気の違い 05.タナカホームズの商品別の換気方式 06.24時間換気システムを止めてはいけない理由 07.24時間換気システムで後悔しないための選び方 08.よくある質問 09.まとめ 01.24時間換気システムとは? 24時間換気システムとは、住宅の中の空気を常に入れ替えるための換気設備です。室内の空気を外へ排出し、外の新鮮な空気を室内に取り入れることで、空気環境を整える役割があります。 24時間換気システムは、2003年に施行された改正建築基準法によるシックハウス対策の一つとして、新築住宅に設置が求められるようになりました。住宅の居室では、原則として1時間あたり0.5回以上の換気回数を確保できる機械換気設備が必要とされています。これは、1時間に部屋の空気の半分程度が入れ替わるイメージです。 02.戸建てに24時間換気システムが必要な理由 戸建てに24時間換気システムが必要とされる大きな理由は、室内の空気を計画的に入れ替えるためです。 住宅の建材や家具、日用品などから発生する化学物質、料理や洗濯、入浴による湿気やにおいは、室内にこもることがあります。特に近年の住宅は高気密・高断熱化が進んでおり、自然に空気が入れ替わりにくい傾向があります。 そのため、24時間換気システムによって空気の流れをつくることは、シックハウス対策だけでなく、結露やカビ、におい対策の面でも大切です。 03.24時間換気システムの種類 24時間換気システムには、主に3つの種類があります。 第1種換気方式 第1種換気方式は、給気と排気の両方を機械で行う換気方式です。外の空気を機械で取り入れ、室内の空気も機械で排出します。給気と排気をどちらもコントロールしやすいため、計画的な換気がしやすい点が特徴です。 機種によっては熱交換機能を備えたものもあります。熱交換とは、排出する室内の空気の熱を利用して、外から入る空気の温度差をやわらげる仕組みです。冷暖房効率や快適性を重視したい方に向いていますが、設備費用やメンテナンス費用は第3種換気方式より高くなる傾向があります。 第2種換気方式 第2種換気方式は、給気を機械で行い、排気を自然に行う方式です。外から汚れた空気が入りにくい特徴があり、病院やクリーンルームなどで使われることがあります。ただし、一般的な戸建て住宅では採用例は多くありません。 第3種換気方式 第3種換気方式は、給気は自然に行い、排気を機械で行う換気方式です。室内の空気を換気扇で外へ排出し、その分の空気を給気口から自然に取り入れます。構造が比較的シンプルで、導入コストを抑えやすい点がメリットです。 一方で、外気がそのまま入ってくるため、冬場に寒さを感じたり、給気口の位置によっては空気の流れが気になったりすることがあります。 04.第1種換気と第3種換気の違い 戸建て住宅で比較されることが多いのは、第1種換気と第3種換気です。 比較項目 第1種換気方式 第3種換気方式 給気 機械で給気 給気口から自然給気 排気 機械で排気 機械で排気 換気の安定性 高い 比較的シンプル 快適性 高めやすい 給気口の位置に左右されやすい 初期費用 高くなりやすい 抑えやすい メンテナンス フィルターや機器の管理が必要 比較的シンプル 向いている人 快適性・性能を重視したい人 コストとわかりやすさを重視したい人 第1種換気方式は、快適性や空気のコントロール性を重視したい方に向いています。第3種換気方式は、シンプルな仕組みでコストを抑えながら、必要な換気を確保したい方に向いています。 どちらが正解というよりも、家の性能、予算、暮らし方、求める快適性に合わせて選ぶことが大切です。 05.タナカホームズの商品別の換気方式 タナカホームズでは、商品によって採用している換気方式が異なります。 コンパクトスタイル・オリジナルスタイルでは、第3種換気方式を採用しています。シンプルな仕組みで、必要な換気性能を確保しながら、コストとのバランスを取りやすい点が特徴です。 一方、プレミアムスタイルでは、第1種換気方式を採用しています。給気と排気の両方を機械で行うことで、より計画的な換気がしやすく、快適性を重視した住まいづくりに適しています。 家づくりでは、間取りやデザインだけでなく、住んだ後の空気環境も大切です。価格を重視するのか、快適性を重視するのか。家族の暮らし方に合わせて、換気方式も含めて検討してみましょう。 06.24時間換気システムを止めてはいけない理由 24時間換気システムは、基本的に止めないことが前提です。 「冬は寒いから」「電気代が気になるから」「音が気になるから」といった理由で止めたくなることもあるかもしれません。しかし、24時間換気システムを止めると、室内の空気が入れ替わりにくくなります。化学物質や湿気、においがこもりやすくなり、結露やカビの原因になることもあります。 また、給気口を閉めっぱなしにしたり、家具でふさいだりするのも避けましょう。空気の通り道がふさがれると、計画通りに換気できなくなる可能性があります。寒さや音が気になる場合は、自己判断で止めるのではなく、住宅会社に相談して調整方法を確認することをおすすめします。 07.24時間換気システムで後悔しないための選び方 費用とメンテナンス性を確認する 換気システムを選ぶときは、初期費用だけでなく、住んだ後の快適性やメンテナンス性も確認しましょう。第3種換気方式はコストを抑えやすい一方、第1種換気方式は快適性を高めやすい傾向があります。フィルター交換や掃除のしやすさ、メンテナンス頻度もあわせて確認しておくと安心です。 給気口の位置を確認する 第3種換気方式の場合、給気口の位置によっては、冬場に冷気を感じやすいことがあります。ベッドやソファの近く、長時間過ごす場所の近くに給気口があると、暮らし始めてから気になることもあります。間取りを見るときは、窓や収納だけでなく、給気口や換気扇の位置も確認しておきましょう。 住宅会社に換気計画を相談する 換気は、設備だけでなく、間取りや家全体の空気の流れと関係しています。そのため、「第1種だから良い」「第3種だから悪い」と単純に判断するのではなく、その家に合った換気計画になっているかが大切です。 気になることがあれば、打ち合わせの段階で住宅会社に質問してみましょう。 08.よくある質問 24時間換気システムの電気代は高い? 一般的には、24時間換気システムの電気代は大きな負担になりにくいといわれています。ただし、換気方式や機種、使用環境、電気料金プランによって異なります。正確な金額を知りたい場合は、採用する設備の消費電力を確認しましょう。 冬は寒くなりますか? 第3種換気方式では、外の空気が給気口から自然に入るため、冬場に冷気を感じる場合があります。一方、第1種換気方式では、熱交換機能付きの設備を採用することで、外気の温度差をやわらげられる場合があります。ただし、寒さの感じ方は間取りや給気口の位置、断熱性能によっても変わります。 フィルター掃除は必要ですか? 必要です。 フィルターや給気口にほこりがたまると、空気の流れが悪くなります。換気性能を保つためにも、定期的な掃除や交換を行いましょう。掃除の頻度は設備によって異なるため、取扱説明書や住宅会社の案内を確認してください。 09.まとめ 24時間換気システムは、戸建て住宅の空気環境を整えるために大切な設備です。新築住宅ではシックハウス対策として設置が求められており、高気密・高断熱住宅では換気計画の重要性が高まっています。 戸建て住宅では、第1種換気方式と第3種換気方式が主な選択肢です。第1種は快適性や換気の安定性を重視したい方、第3種はコストとシンプルさを重視したい方に向いています。 タナカホームズでは、コンパクト・オリジナルに第3種換気方式、プレミアムに第1種換気方式を採用しています。山口・広島で戸建てを検討している方は、ぜひモデルハウスで実際の住み心地も体感してみてください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営管理室 執筆者名:大勢待 昌也
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