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2025年10月3日 / 家づくり
下関で平屋を建てたい!新築住宅の最新傾向と小さな土地で叶える工夫

「下関市で平屋を見かける機会が増えたけれど、なぜ人気なのだろうか?」「平屋を建てたいけれど、どのくらいの広さが必要なのだろうか?」と興味をお持ちではありませんか?
そこで、今回は下関で平屋を建てたい方向けに新築住宅の最新傾向について解説します。
併せて、小さな土地でも快適に暮らせる平屋を叶えるポイントもご紹介します。
そのため、下関市で平屋を建てようか検討している方は記事を読んでみてください。
目次
1.平屋人気継続中!その理由は?

全国で平屋ブームが到来していますが、なぜ人気なのでしょうか?
ここでは、平屋が人気を集めている理由について解説します。
効率的な動線
平屋はワンフロアで生活できる効率的な導線が魅力です。
掃除機や洗濯物を持って階段を上り下りする必要がなくなるため、掃除がしやすくなります。
また1カ所にキッチン、洗面所、収納スペースを集約させれば、料理しながら洗濯機を回すなど「ながら家事 」が行えます。
お客様からは「家事が本当に楽になった」「平屋の生活は快適で助かっています」と評判です。
またワンフロアで生活するため家族の気配を感じられることも魅力です。
キッチンにいても子どもの様子がわかるため、家事をしながら子供の様子を見守ることができます。
ライフスタイルの変化への対応
平屋は階段がないため、老後も安心して暮らし続けられる住宅として注目を集めています。
加齢により足腰が衰えた場合 や事故で車椅子生活になった場合 でも、リフォームをせずに暮らし続けられます。
平屋を建てたお客様からは「足腰への負担が少なくて済む」「介護がしやすい」と評判です。
また階段の上り下りがない分、転倒や転落リスクを軽減できます。
以前は、シニア世帯が終の住まいとして平屋を建てていましたが、 最近では老後まで見据えた若者世帯も平屋を建てるようになってきました。
地震への強さ
平屋は地震の揺れに強い構造が魅力となっています。
なぜなら、2階建てや3階建てと比べて重心が低く、重心が低いほど揺れのエネルギーは小さくなるためです。
構造に雨水が侵入して構造材(柱や梁)が腐食すると耐震性能が低下しますが、平屋は足場を組む範囲が少なくて済むため、外壁や屋根のメンテナンスがしやすいです。
地震が多い日本では災害に強い住まいが人気で、安心して住める家として平屋が注目を集めています。
2.タナカホームズ下関店での平屋の傾向
全国で平屋が人気を集めていると聞くけれど、下関市の傾向はどうなのでしょうか?
次にタナカホームズ下関店のデータを基に下関市の傾向について解説します。
格段と高まる平屋ニーズ
タナカホームズ下関店では平屋を建てるお客様が年々増えています。
平屋の割合は2020年に38%でしたが、2024年度に67%まで上昇して二階建てを上回りました。
シニア世帯だけでなく、若者世帯も平屋を建てています。
「家族の気配が感じられる平屋で、家族時間を豊かにしたい。」 「仕事と家事の両立が大変だから、家事が少しでも楽になるシンプルな家に住みたい。」 などの理由で平屋を建てる方が増えています。
2階建てよりも敷地が広め
タナカホームズで平屋を建てるお客様は、広い土地を購入しています。
二階建てを建てる場合の土地の敷地面積は186.2㎡に対し、平屋を建てる場合の土地の敷地面積は287.5㎡です。
「子ども部屋を確保してあげたい」「寝室の他にも趣味部屋を設けたい」などを理由に、広い土地を購入されています 。
また、広い土地を購入して中庭や駐車場を作る人も多いです。
3.下関市の新築住宅の傾向
下関市の新築住宅の傾向も併せて見ていきましょう。
ここでは、山口県『山口県新設住宅着工戸数について』を参考に下関市の新築住宅の傾向について解説します。
県内の他エリアより延床面積は小さめ
下関市の新築住宅の平均延床面積は83.89㎡と小さめです。
山口圏内の新築住宅の平均延床面積は93.34㎡のため、9.45㎡ほど小さいです。
下関市は県内でも人口が最も多く市街地が広がっているため、 土地価格が比較的高い傾向にあります。
こうした場所は敷地面積が限られるため、建物の延床面積も自然と小さめになります。
近隣の都市よりも建築にかかる費用は高い
下関市は土地価格が高いです。
下関市は公共交通機関も充実しており、新幹線やバスを利用して他都市へのアクセスも良好でありながら、住みやすい理想的な環境のため土地価格が高い傾向にあります。
どのような住宅会社で家を建てるかで建築費用は変わりますが、トータルコストが高くなります。

こちらもチェック▶下関市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!
4.小さな土地でも平屋を叶えるポイント

下関市の土地価格は高く、土地が小さめであるとお伝えしました。
そのため、平屋を建てるのは難しいのではないかと心配されている方もいると思います。
しかし、工夫次第で快適に暮らせる平屋は叶えられるため安心してください。
ここでは、小さな土地でも平屋を叶えるポイントを3つご紹介します。
廊下を減らす
回遊動線を取り入れて廊下を減らせば、部屋全体に広がりを感じられます。
キッチンや洗面所、浴室など水回りを集約させたり、リビングやダイニング、キッチンをまとめたりすることで廊下を減らせます。
廊下を減らした分だけ収納スペースも減る恐れがあるため、 壁面に収納スペースを設けるなどして収納力を確保しましょう。
また、ドアを引き戸にするのもおすすめです。
引き戸を選べば、開閉するスペースが不要となり、その分のスペースを有効活用できます。
壁を減らす
平屋では不要な壁を取り除くことで、広々とした部屋を演出できます。
リビングやダイニング、キッチンを仕切らずにLDKにすると空間が広がります。
大きな窓を配置して、外とのつながりを強めれば伸びやかな雰囲気になります。
とくに南向きの大開口や吹き抜けを取り入れると、日差しや風を取り込み、自然と調和した心地よさを感じられるでしょう。
ただし、壁を減らし過ぎてしまうとプライベート空間がなくなるため注意してください。
スキップフロアを採用する
スキップフロアとは、1つの階層に複数の高さのフロアが設けられた間取りをいいます。
大きな特徴は、空間を縦に利用するということです。
床の高さを少しずつずらすことで、収納スペースを効率的に確保できるほか、趣味やワークスペースとしての独立した空間をつくることも可能です。
床面積が小さい家も、スキップフロアを採用することでスペースを広々と活用できます。
5.タナカホームズ下関店|見学できる建売
分譲住宅を購入すれば、注文住宅よりも安く購入できます。
タナカホームズ下関店では、2棟の平屋の分譲住宅を販売しています。
どちらも見学できるため、ぜひ遊びにきてください。
武久町1丁目1号地建売

武久町1丁目1号地建売は、生活導線を工夫した平屋です。
キッチンと洗面、脱衣室、浴室を集約することで、料理しながら洗濯機を回すなど「ながら家事」が行えます。
また、リビングで過ごす子どもの様子を守りながら、家事が行えます。
キッチンには勝手口を付けて、ゴミ捨てや買い物時の荷物搬出も快適です。
また、来客時の導線も工夫しました。幡生駅から徒歩圏内で、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニも近く、生活利便性が高いエリアです。
そのため、生活しやすさを重視したい方におすすめです。
■物件名 武久町一丁目-1号地建売住宅
■販売価格 3,580万円 (税込)
■住所 山口県下関市武久町一丁目878番10
■建物面積 84.25㎡(25.43坪)
■土地面積 199.14㎡(60.11坪)
■間取り 3LDK
■駐車スペース 2台
■URL https://www.tanaken.co.jp/estate/details_300.html
彦島江の浦建売

彦島江の浦建売住宅は、落ち着いた色合いで街並みに調和するシンプルな外観デザイン が特徴的な平屋です。
室内もシンプルなため、どのような家具も合わせやすいです。
大きな特徴は約2畳の納戸を設けていることです。
収納スペースに使用したり、書斎やオフィススペースとして納戸を使用したりできます。
販売価格が3,100万円、月々支払が74,065円のため、リーズナブルな価格で平屋を購入したい方におすすめの物件です。
■物件名 彦島江の浦建売住宅
■販売価格 3,100万円 (税込)
■住所 山口県下関市彦島江の浦町九丁目7番7
■建物面積 79.91㎡(24.12坪)
■土地面積 154.78㎡(46.72坪)
■間取り 3LDK
■駐車スペース 2台
■URL https://www.tanaken.co.jp/estate/details_279.html
6.まとめ
平屋はワンフロアで生活できるため、家事が楽になります。
また、家族の気配が感じられることも魅力です。このような理由から、シニア世帯が終の住まいとして平屋を建てていましたが、最近では老後まで見据えた若者世帯も平屋を建てるようになってきました。
しかし、平屋を建てるには広い土地が必要です。
下関市で広い土地を探すとなると、トータルコストが上がります。
この記事では、小さな土地に平屋を建てるコツや分譲住宅を購入するという選択肢をご紹介しました。
ぜひ、ベストな選択を見つけてみてください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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