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2025年9月24日 / 性能
【2025年版】東広島の太陽光発電補助金を解説

近年高騰が続く電気料金にお悩みではありませんか?
毎月の家計を圧迫する光熱費の負担を減らし、地球環境にも貢献できる方法として、太陽光発電が注目を集めています。
「太陽光発電に興味はあるけれど、初期費用が高そう…」 「本当に東広島市で十分な発電量が得られるの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
実は、東広島市では太陽光発電の導入を支援する様々な補助金制度が用意されています。
これらの補助金を活用すれば、初期費用を大幅に抑え、より手軽に太陽光発電を始めることができます。
この記事では、東広島市で太陽光発電を導入するメリットから、気になる発電量、そして2025年最新版の補助金情報までを詳しく解説します。
補助金の対象となる設備や申請方法、注意点についても触れているので、ぜひ最後まで読んで、賢くお得に太陽光発電を始めてみましょう。
目次
1.家庭用の太陽光発電を導入するメリット

家庭用太陽光発電の導入は、環境に優しいだけでなく、私たちの暮らしに直接的な恩恵をもたらします。
ここでは、特に大きな3つのメリットを掘り下げて解説します。
毎月の光熱費を削減できる
太陽光発電の最大の魅力の一つは、日々の電気代を大幅に節約できる点です。
発電した電気は、まずご家庭で消費されます。
これにより、電力会社から購入する電気の量が減るため、その分の電気代が削減されます。
近年、電気料金は高騰傾向にあり、今後もこの流れは続くと予想されています。
太陽光発電システムを導入すれば、この電気料金の変動から家計を守り、安定した生活を送る助けとなります。
また、自家消費で使い切れなかった余剰電力は、電力会社に売電することで、家計にゆとりをもたらす副収入にもなります。
停電の際に電気が使える
台風や地震といった自然災害は、いつ私たちの生活を脅かすか分かりません。
万が一の停電時でも、太陽光発電システムが備わっていれば安心です。
昼間に発電した電気は、テレビや照明、スマートフォンの充電などに使用できます。
さらに、蓄電池と組み合わせれば、夜間や悪天候時にも蓄えた電気を使うことができるため、長期間の停電にも対応可能です。
災害時の備えとしても、太陽光発電は非常に有効な手段と言えるでしょう。
CO2削減に貢献できる
太陽光発電は、太陽の光を直接電気に変換するため、発電時にCO2やその他の温室効果ガスを排出しません。
これは、地球温暖化の主要な原因とされる火力発電と比べて、非常に環境に優しい発電方法です。
ご家庭に太陽光発電システムを設置することは、クリーンなエネルギーを積極的に利用するライフスタイルへの第一歩となります。
私たち一人ひとりが太陽光発電を導入することは、地球規模での環境問題の解決に貢献することにつながります。
経済的なメリットだけでなく、社会全体への貢献も太陽光発電を導入する大きな意味と言えるでしょう。
2.東広島市では太陽光発電はどれくらいできる?
太陽光発電を導入するにあたり、「自分の住む地域でどれくらいの発電量が見込めるのか?」は、誰もが気になるポイントです。
東広島市における太陽光発電の可能性について見ていきましょう。
東広島市の月別平均日照時間は160.5時間

■出典:「平年値(年・月ごとの値)」(気象庁、気象観測場所 東広島)
東広島市は、太陽光発電に適した地域と言えます。
年間を通じた日照時間は豊富で、月別の平均日照時間は160.5時間に達します。
特に、5月は年間で最も長く204.5時間の日照時間を記録しており、この時期に多くの発電量が見込めます。
一方で、最も短い12月でも133.6時間と、安定して太陽光を利用できる環境です。
市内の再生可能エネルギー導入状況を見ても、太陽光発電が最も普及しており、発電設備容量の82.8%、発電量の78.0%を占めています。
これは、東広島市が太陽光発電に適していることの何よりの証明と言えるでしょう。
家庭で使用する場合は5KW程度がおすすめ
一般家庭で太陽光発電を導入する場合、発電容量は5kW程度が推奨されています。

■出典:太陽光発電・蓄電システム シミュレーション<簡易版>(京セラ)
※太陽光発電システムの容量:5KW、電気料金プラン:中国電力スマートコース、1カ月の電気料金:10,000円でシミュレーションした場合
5kWの太陽光発電システムを南面に設置した場合、年間で約6,092kWhの発電量が期待できます。
これは、年間で約123,217円の電気料金を節約できる計算になります。
もちろん、実際の発電量や節約額は、住宅の屋根の向きや日当たり、設置するパネルの種類によって変動しますが、東広島市の日照条件を考慮すると、十分なメリットを享受できると言えるでしょう。
3.東広島市で使える太陽光発電の補助金
太陽光発電システムの導入は初期費用が高くなりがちですが、東広島市では市民が再生可能エネルギーを導入しやすいよう、独自の補助金制度「令和7年度住宅用太陽光発電設備導入補助金」を設けています。
この補助金は、国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を活用したもので、賢く利用すれば導入費用を大きく抑えることができます。
対象期間は令和7年6月30日〜令和8年1月30日までです。
予算がなくなり次第終了となります。
こちらを参考に、対象となる方はぜひ申請を検討してみてください。
対象となる設備

東広島市が補助金の対象とするのは、主に自家消費を目的とした住宅用太陽光発電設備です。
この補助金は、FIT制度(固定価格買取制度)やFIP制度(固定価格プレミアム買取制度)の認定を受けていない設備が対象となります。
補助金額は、1kWあたり5万円が上限です。
ただし、八本松町、志和町、高屋町、黒瀬町、福富町、豊栄町、河内町、安芸津町といった特定の人口減少地域に設置する場合は、上限が1kWあたり7万円に引き上げられます。
補助額は、設置費用総額の3分の1、または1kWあたりの上限額に容量を乗じた額の、いずれか低い方が適用されます。
例えば、5kWの設備を設置する場合、補助上限額は25万円(5万円/kW × 5kW)となります。
申請までの流れ

補助金の申請は、予算の範囲内で先着順に受け付けられます。
手続きは、主に申請・工事・報告・請求の4段階で進みます。
まず、東広島市ホームページからダウンロードできる各種申請書(補助金交付申請書、事業計画書、収支計画書、誓約書)を準備します。
これに加え、工事費用の内訳がわかる契約書の写し、設備の仕様を説明する書類、設置場所の図面と現況写真が必要です。
最も重要なのは、工事の着工前にこれらの書類をすべて揃えて提出することです。
また、申請には3カ月以内に発行された市税の滞納のない証明書も求められます。
東広島市在住の方は、市役所収納課などで取得できるので、事前に準備しておきましょう。
申請後、市から交付決定通知書が届いたら、いよいよ工事を開始できます。
工事が完了したら、事業完了日から30日以内に、実績報告書と事業完了報告書、収支決算書を提出します。
この際には、交付決定日以降の日付の領収書の写し、設置後の写真、住民票の写し、そしてFIT制度やFIP制度を利用していないことを証明する書類も必要です。
市が実績報告を審査し、補助金額が確定すると、請求案内が届きます。
案内に従って補助金等交付請求書と振込依頼書を提出すれば、指定口座に補助金が振り込まれます。
なお、申請書類に不備があった場合、受理されずに返却されるため、その間に他の申請が先に受け付けられる可能性があります。
手続きは余裕をもって進めることが、補助金を確実に受け取るための鍵となります。
申請の際に注意すること

補助金を確実に受け取るためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
まず、最も注意すべきなのは、必ず工事を始める前に補助金の申請を行い、市からの交付決定を受けることです。
交付決定前に着工してしまうと、補助金の対象外となってしまうので、この順番を間違えないようにしましょう。
また、補助金には令和7年6月30日〜令和8年1月30日までと申請期間が設けられており、予算にも限りがあります。
受付は先着順なので、予算が尽きればその時点で締め切られてしまいます。
そのため、太陽光発電の導入を考え始めたら、できるだけ早く情報を集め、申請の準備を進めることが重要です。
さらに、申請には複数の書類が必要となります。
書類に一つでも不備があると受理されないため、提出前にはすべての書類が揃っているか、記載内容に間違いがないかをしっかりと確認しましょう。
万が一、書類に不備があって返却されている間に他の申請があると、受付が後回しになってしまうこともあります。
最後に、国のFIT・FIP制度や他の補助金制度との併用はできないため、重複して申請していないかどうかの確認も行わなければなりません。
これらの注意点を守ることで、補助金をスムーズに受け取り、太陽光発電導入の費用負担を軽減することができます。
4.まとめ
東広島市は、豊かな日照時間に恵まれ、太陽光発電の導入に非常に適した地域です。
家庭用太陽光発電は、毎月の電気代を大幅に削減できるだけでなく、万が一の停電時にも電気を使えるという安心感をもたらします。
さらに、CO2排出量の削減にも貢献できるため、家計にも地球にも優しい選択と言えるでしょう。
太陽光発電の導入費用が気になる方も多いと思いますが、東広島市では独自の補助金制度が用意されています。
これらの制度を賢く活用することで、初期費用を大幅に抑えることができます。
補助金を確実に受け取るためには、工事の着工前に必ず申請を行い、必要書類を不備なく提出することが重要です。
また、補助金には予算と期間が定められているため、早めに情報収集を始め、計画的に手続きを進めましょう。
太陽光発電を導入したマイホームを検討中の方、タナカホームズ東広島店へお気軽にご相談ください。
私たちが全力でサポートいたします。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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