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2025年6月13日 / 家づくり

広島市で二世帯住宅を検討中のあなたへ | 理想を叶えるための3つのポイント

 

広島市で近年注目を集める二世帯住宅。

子育て世代と親世代が共に暮らすことで、安心感や経済的メリットを享受できます。

しかし、二世帯住宅は家族間のコミュニケーション、プライバシー、費用など、検討すべき点が多岐にわたります。

この記事では、広島市で二世帯住宅を検討する方へ、メリット・デメリットから間取りタイプ、コストを抑えるコツまで、3つのポイントで解説します。

後悔しない二世帯住宅を建てるために、ぜひ参考にしてください。

 

目次

1.広島市で二世帯住宅を建てるメリット・デメリット

2.家族にあった間取りタイプはどれ?

3.広島市でコストを抑えつつ理想の二世帯住宅を建てるコツ

4.まとめ

 

 

1.広島市で二世帯住宅を建てるメリット・デメリット

二世帯住宅を建てることは、家族にとって大きな決断です。

そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが、円満な同居生活を送るための第一歩となります。

 

 

同居で得られる安心感と経済的メリット

二世帯住宅には、単に同居する以上のメリットが多岐にわたります。

最大のメリットは、育児や介護における相互扶助です。

子育て世代は親世帯からのサポートで安心感を得られ、親世帯も将来的な介護で子世帯からの助けを期待できます。

互いに支え合うことで、家族全体の安心感が向上します。

次に、経済的なメリットも重要です。

単独で2軒建てるよりも土地代や建築費用を抑えられ、ローンの一本化で金利負担も軽減できます。

光熱費などのランニングコストも効率化でき、共有名義による税制優遇も期待できます。

これらは長期的な家計に大きなプラスです。

さらに、防犯面の安心感も高まります。

常に誰かが家にいることで空き巣のリスクが減り、旅行などで家を空ける際も管理を任せられるため安心です。

また、家族間のコミュニケーションが活発になる点もメリットです。

日常的に顔を合わせることで自然と会話が生まれ、家族の絆が深まります。

祖父母と孫の交流は子どもの成長に良い影響を与え、共に食事やイベントを楽しむことで家族全体の幸福度が高まります。

 

 

二世帯住宅でありがちなトラブル

二世帯住宅には、単に同居する以上の多くのメリットがあります。

最大の利点は育児や介護の相互扶助です。

親世帯と子世帯が互いに助け合うことで、急な事態にも安心感が増し、家族全体の安心感が向上します。

次に、経済的メリットも大きく、単独で2軒建てるよりも土地代や建築費用を抑えられ、ローンや光熱費も効率化できます。

税制優遇も期待でき、長期的な家計に貢献します。

さらに、常に誰かがいることで防犯面での安心感も高まり、留守中の心配も軽減されます。

また、日常的に顔を合わせることで家族間のコミュニケーションが活発になり、絆が深まります。

祖父母と孫の交流は子どもの成長に良い影響を与え、共に過ごす時間が家族の幸福度を高めます。

一方で、二世帯住宅には特有のデメリットやトラブルの可能性も存在します。

最も懸念されるのはプライバシーの侵害です。

生活時間や価値観の違いから、音や生活臭が気になったり、お互いの行動が干渉し合ったりすることがあります。

特に、プライベート空間が確保されていないとストレスが溜まりやすくなります。

また、生活費や家事・育児の役割分担に関する問題も起こりがちです。

共有部分の費用分担や、家事・育児の関わり方について事前に明確なルールがないと、不満が生じやすくなります。

人間関係においては、過度な干渉や意見の衝突も起こり得ます。

これらのトラブルを避けるためには、事前に徹底的に話し合い、明確なルールを定めることが不可欠です。

間取りを検討する段階から、各世帯の意見を尊重し、プライバシーの確保と交流のバランスを考慮した設計を心がけましょう。

生活費や家事・育児の分担も具体的に取り決め、定期的に家族会議を開くなど、密なコミュニケーションを継続することが円満な同居生活には不可欠です。

 

 

 

2.家族にあった間取りタイプはどれ?

二世帯住宅の間取りは、家族間の関係性やライフスタイルによって大きく3つのタイプに分けられます。

それぞれの特徴を理解し、ご自身の家族にとって最適な形を選ぶことが、円満な同居生活を送る上で非常に重要です。

 

 

プライバシーを確保できる完全分離型

 

 

完全分離型は、二世帯がそれぞれ独立した生活空間を持つ間取りタイプで、最もプライバシーを確保しやすいのが特徴です。

玄関、キッチン、浴室、トイレといった水回りを含むすべての生活空間が分かれているため、まるでアパートが2つ繋がっているようなイメージです。

メリットは、生活時間帯やライフスタイルの違いを気にせず、各世帯がそれぞれのペースで暮らせる点です。

音やニオイを気にせず、来客時も気兼ねなく過ごせます。

また、将来的にどちらかの世帯がいなくなった場合でも、賃貸に出したり売却したりしやすいなど、資産価値の面でも有利です。

一方で、デメリットは、水回り設備が二世帯分必要になるため、建築費用が高額になりやすいことです。

独立した空間を持つ分、延床面積が大きくなりがちで、広い土地が必要になる場合もあります。

広島市内で広い土地の確保が難しい場合や、予算に限りがある場合は慎重な検討が必要です。

また、完全に分離されているため、意識的に交流の機会を作らないと、家族間のコミュニケーションが希薄になる可能性もあります。

 

コストを抑えて快適に暮らせる一部共有型

 

 

一部共有型は、玄関やリビング、浴室、キッチンの一部など、限られた空間を共有するタイプの二世帯住宅です。

たとえば、1階を親世帯、2階を子世帯とし、玄関とお風呂を共有するような間取りがこれに当たります。

メリットは、完全分離型と比べて建築コストを抑えられる点です。

水回りの設備をまとめることで、設備費や工事費を節約できます。

また、共用部分があるため、家族が自然と顔を合わせる機会が増え、適度なコミュニケーションが生まれるため、完全分離型のような交流不足の心配が少ないでしょう。

子育てや介護など、ゆるやかなつながりを保ちながら助け合えるのが魅力です。

一方で、デメリットは、共有部分があることでプライバシーが完全に確保されにくい点です。

共有スペースの使用時間や来客時のマナーなど、事前にルールを決めておかないとトラブルに発展する可能性があります。

お互いの生活音や生活習慣への配慮が求められ、家族間の関係性や価値観の理解、尊重が成功のカギとなります。

 

 

家族のつながりを大切にできる完全同居型

 

 

完全同居型は、二世帯が玄関やリビング、キッチン、浴室など、すべての生活空間を共有する間取りです。

寝室以外は共有スペースとなるため、一般的な戸建て住宅とほぼ同じ感覚で暮らせます。

最大のメリットは、建築費用を最も抑えられる点です。

設備が一つで済み、イニシャルコストや延床面積を抑えられます。

また、常に家族が顔を合わせるため、コミュニケーションが活発になり、家族の絆が深まりやすいのも魅力です。

子育て支援や介護の協力も自然に行え、温かい家族関係を重視するご家庭に最適です。

しかし、プライバシーの確保が最も難しい点が大きなデメリットです。

生活リズムや価値観の違いからストレスが生じやすく、水回りの利用や来客時の気遣いなどでトラブルになる可能性もあります。

特に子育て世代は、親世帯からの干渉が負担になることも。

完全同居型を選ぶ際は、家族間の良好な関係性が不可欠です。

お互いの性格や生活習慣を深く理解し尊重し合えるか、事前にプライベート空間や生活費の分担について徹底的に話し合い、希望をすり合わせることが重要です。

 

 

 

3.広島市でコストを抑えつつ理想の二世帯住宅を建てるコツ

二世帯住宅は一般的な住宅に比べて費用が高くなる傾向がありますが、広島市で賢くコストを抑えながら理想の住まいを実現する方法はいくつか存在します。

地元の工務店や住宅メーカーに依頼してみる 現在お住まいの家を建てた工務店や住宅メーカーが二世帯住宅の実績を持つなら、まずそこに相談するのがおすすめです。

その理由は次の3点です。

 

● 既存情報を把握することで調査や設計の手間、予期せぬ追加工事のリスクが減り、費用削減に繋がる可能性がある

● 過去の取引で既に信頼関係があるため、スムーズなコミュニケーションが期待でき、新たな業者を探す手間が省ける

● 長年の顧客として特別な割引を受けられたり、過去の実績から資材調達や職人手配が効率化され、結果的にコストダウンに繋がったりするケースもある

 

ただし、元の業者の二世帯住宅実績が少ない場合や、希望のデザイン・性能に合わない場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

その際は、二世帯住宅の実績が豊富な業者を選ぶのが賢明です。

 

 

広島市で活用できる『三世代同居・近居支援制度』を活用してみる

広島市は、三世代同居・近居を促進する独自の支援制度を設けており、これを活用することで二世帯住宅の建築費用や住宅ローンの負担軽減が可能です。

主な制度として「広島市三世代同居・近居支援事業補助金」があります。

 

● 対象: 小学生以下のこども(出産予定のこどもを含む。)がいる世帯が、広島市内に住む親元近くに住み替えて同居又は近居を始める場合

● 補助金額:助成対象費用の1/2(上限10万円)

 

この補助金は、上限10万円単位の助成が期待でき、建築費用を抑える有効な手段です。

補助金活用のポイントとして以下が挙げられます。

 

● 補助金制度は年度で内容や募集期間が変わるため、必ず広島市の公式サイトや窓口で最新情報を確認しましょう

● 対象となる世帯・建物の条件、手続きの流れを詳細に確認することが重要

● 住宅メーカーや工務店、ファイナンシャルプランナーなどに相談し、適切なアドバイスを受けることがおすすめ

 

これらの制度を積極的に活用することで、広島市での二世帯住宅の経済的負担を軽減し、より豊かな生活を実現できます。

 

 

 

4.まとめ

広島市で二世帯住宅を検討するなら、家族の絆を深め、支え合う大きなメリットがあります。

育児・介護の相互扶助、経済的負担の軽減、防犯性の向上など、魅力は多い一方で、プライバシー確保や生活費分担といった課題も考慮が必要です。

円満な二世帯生活には、家族構成とライフスタイルに合わせた間取り選びが重要です。

完全分離型で独立性を保つか、一部共有型で適度な交流を促すか、完全同居型で常に家族の温かさを感じるか、最適な選択肢を見つけましょう。

また、広島市で理想の二世帯住宅をコストを抑えて建てるには、既存の工務店への相談や、広島市の「三世代同居・近居支援制度」といった補助金活用も有効です。

二世帯住宅は、家族の未来をデザインする大切な計画です。メリット・デメリットを理解し、家族間で話し合い、専門家のアドバイスも参考にしながら、後悔のない理想の住まいを実現してください。

 

 

 

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会社名:田中建設株式会社

部署名:経営企画部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi