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2025年11月21日 / お金・ローン
山口市で家を建てたら固定資産税はいくら?知っておきたい新築減税措置もあわせて紹介
家を建てる際に忘れてはいけないのが毎年支払わなければいけない「固定資産税」です。 固定資産税の納税通知書が届いた際に「こんなに高いの!」と驚く方も少なくありません。 予想外の支出に慌てないためにも、固定資産税について理解を深めておきましょう。 今回は山口市で家を建てたら固定資産税はいくらになるかについて詳しく解説します。 この記事では、固定資産税を減税できる新築減税措置もご紹介します。 そのため、山口市で家を建てる予定の方は参考にしてみてください。 目次 1.そもそも固定資産税とは? 2.山口市の戸建ての固定資産税はいくらくらい? 3.新築住宅は減額の対象になることも 4.まとめ 1.そもそも固定資産税とは? まずは固定資産税について詳しく解説します。 固定資産税とは 固定資産税とは、土地・家屋・償却資産といった「固定資産」に対して課される市町村税(地方税)のことです。 固定資産を所有している人が、その資産の価値に応じて毎年納める税金です。 税額は「課税標準額 × 税率(標準税率1.4%)」で算出されます。 なお、固定資産税として集められた税金は、道路や学校、公園といった公共施設の整備や、介護・福祉などの地域行政サービスに使用されます。 固定資産税の対象になるもの 固定資産税の対象になるものは「土地」「家屋」「償却資産」です。 いずれも課税評価額に応じた税金が課せられます。 固定資産税の支払い方法・時期 山口市では4月上旬に固定資産税・都市計画税の納税通知書が発送されます。 納税通知書に「固定資産評価額」「税額」「納税額」が記載されています。 固定資産税の納期限は例年以下の通りです。 一括納付または分納(年4回)を選んで納付します。 <固定資産税の納期限> ●第1期 4月30日 ●第2期 7月31日 ●第3期 12月26日 ●第4期 2月28日 ※納期限が土日祝日の場合は、翌営業日が期限となります。 ※一括納付の納期限は4月30日です。 納付方法は、いくつかの選択肢があります。 自宅で簡単に手続きができる「Web口座振替受付サービス」、「スマートフォンアプリによる納付」や「地方税統一QRコード(eL-QR)による納付」も対応しており、スマホ決済に慣れている方にとっては便利な方法です。 その他、事前に登録した銀行口座から自動的に引き落とされる「口座振替」や、納税通知書に同封されている「納付書支払い(金融機関・コンビニの窓口での支払い)」といった方法でも納付が可能です。 2.山口市の戸建ての固定資産税はいくらくらい? 次に山口市の戸建ての固定資産税はいくらになるのかをご紹介します。 山口市の戸建ての固定資産税は年間10~15万円 山口市で戸建て住宅を所有する場合、固定資産税の目安は年間10万~15万円程度です。 税額は建物の構造や築年数、土地の面積、立地条件などにより変動しますが、多くのケースでこの範囲内に収まっています。 固定資産税は毎年必ず発生する支出のひとつです。 住宅ローンの返済と併せて、長期的な資金計画を立てておくようにしましょう。 固定資産税の計算方法 固定資産税は「評価額×1.4%」という計算式で求められます。 評価額は、国が定めた基準に基づいて各自治体が計算しており、以下のような要素が反映されます。 土地の形状や面積 立地条件(道路付けや周辺環境など) 家屋の構造 家屋の築年数 建材や設備のグレード 評価額は3年ごとに見直され、市役所の固定資産税台帳に登録されます。 正確な固定資産税額を知りたい方は、評価額を把握することが大切です。 評価額を確認したい場合は、山口市の資産税課で固定資産税台帳を閲覧させてもらうか、4月上旬に発送される固定資産税・都市計画税の納税通知書を確認しましょう。 評価額とは 固定資産税を正しく計算するためには、評価額についての理解が不可欠です。 評価額とは、市町村が土地や家屋の価値を総務大臣が定めた基準(固定資産評価基準)に基づいて評価します。 この評価は3年に1度見直しされます。 評価方法は土地や家屋、償却資産ごとに異なり、それぞれの評価方法は次のとおりです。 土地 土地の評価額は、一般的に地価公示価格の約70%が目安とされています。 地価公示価格とは、国が定めた土地価格であり、時勢や市場の影響を含まない価格です。 そのため、土地の評価額をおおよそ把握したい場合は、地価公示価格に70%を掛けて計算すると概算が得られます。 なお、土地が広い場合や、都心部など立地条件が良好な地域にある場合は、評価額が高くなり、それに伴って固定資産税も高額になる傾向があります。 家屋 家屋の評価額は、建築に使用された素材や建材、構造、用途、築年数などを総合的に考慮したうえで、再建築費評点数をもとに算定します。 この再建築費評点数は、再建築費評点基準表の各項目が評価され、最終的な評価額が決まるのです。 一般的には、木造よりも鉄骨造や鉄筋コンクリート造の方が価値が高く評価されるため、評価額が高くなります。 また、築年数が浅い建物ほど資産価値が高いとみなされ、評価額も高くなる傾向があります。 償却資産 償却資産(事業用設備や機械など)は、取得価格を基本に取得後の経過年数に応じた減価を反映させて評価額を算定します。 3.新築住宅は減額の対象になることも 出展:山口市「新築住宅に対する固定資産税の減額措置」 新築住宅を建てた場合、一定の条件を満たして申請すれば固定資産税が軽減される「新築住宅の減額措置(特例)」を受けることができます。 これは、新築後の家計負担を抑え、住宅取得を支援するために設けられた制度です。 対象となるのは、居住部分の割合が2分の1以上、かつ床面積が50㎡以上280㎡以下の住宅です。 この条件を満たす建物では、居住部分にかかる固定資産税が2分の1減額されます。 減額される期間は、住宅の種別で異なります。 新築住宅が竣工した年の翌年1月31日までに「新築住宅に対する固定資産税減額申告書」を記入して、山口市役所に提出してください。 なお、「認定長期優良住宅」の場合は、長期優良住宅認定通知書の写しの添付も必要です。 申告を忘れてしまうと減額措置を受けられないため、新築時には早めの確認と手続きを行うことが大切です。 4.まとめ 山口市で戸建てを建てる場合、固定資産税は年間10~15万円が目安となります。 新築住宅には3~7年間の減税措置もあるため、上手に制度を活用すれば家計の負担を大きく減らすことができます。 長く安心して暮らすためにも、家づくりと同時に固定資産税や減税制度についても把握しておくことが重要です。 タナカホームズでは家づくりはもちろん、資金計画の相談会も実施しています。 「家を建てたいけれど、税金や手続きが不安…」という方もサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年11月19日 / 家づくり
山口市で人気の平屋。建てる前に知っておきたい最近の傾向と賢く建てるコツ
山口市で平屋の人気が高まっていることをご存知でしょうか? ワンフロアで暮らせる快適さをはじめ、老後も暮らしやすいため若い世帯からシニア世代まで注目を集めています。 しかし、平屋を建てる際は土地選びや予算など知っておくべきポイントも少なくありません。 そこで、今回は山口市で平屋を建てる前に知っておきたい最近の傾向と賢く建てるコツ をご紹介します。 平屋を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 目次 1.山口市で人気な平屋、その理由は? 2.タナカホームズ山口店の傾向 3.山口市で平屋を建てるにはいくらくらいかかる? 4.山口市で平屋をリーズナブルに建てるコツ 5.山口市でおすすめの平屋建売住宅 1.山口市で人気な平屋、その理由は? 山口市で平屋が人気を集めている理由は3つあります。 効率的な動線設計が叶う 平屋はワンフロアで生活が完結するため、家事や子育てがしやすい生活動線を叶えられます。 例えば、キッチンや洗面所、収納スペースを近くに配置すれば、料理と洗濯を同時に進めやすくなります。 また、洗面所と和室を近くに配置すれば、洗濯機から取り出した洗濯物をテラスに干し、和室で畳んで収納する一連の流れがスムーズに行えるようになるでしょう。 実際に平屋に住んでいる方からは「家事が本当に楽になった」「平屋の生活は快適で助かっています」といった声が挙がっています。 平屋は家族とのコミュニケーションも取りやすいため、若い夫婦や子育て世代におすすめの住まいです。 ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる 平屋はライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、老後も安心して暮らせる住まいです。 階段がないため、加齢により足腰が衰えた場合 や車椅子生活になった場合でも住み続けることができます。 リフォームを行わなくても、将来住み続けられるため、シニア世帯が終の住まいとして平屋を建てています。 また、最近では将来を見据えて平屋を建てる若者世帯も増えてきました。 実際に平屋に住む方からは「足腰への負担が少なくて済む」「介護がしやすい」といった声が寄せられています。 地震や台風に強い 平屋は地震や台風に強く、安全に暮らせる住まいとして支持されています。 なぜなら、2階建てや3階建てと比べて重心が低く、地震による揺れが小さく済むためです。 そのため、倒壊や破損のリスクを抑えられます。 また、平屋はメンテナンスがしやすいため、雨水による構造材の腐食を防ぐ外壁補修などを行えば耐震性能を維持でき、安心して住み続けることができます。 リフォーム時に足場を組む範囲が少なく、リフォーム費用を抑えられることも支持される要因です。 2.タナカホームズ山口店の傾向 全国で平屋が人気を集めていますが、山口市の傾向はどうなのでしょうか? タナカホームズ山口店のデータを基に山口市の傾向について解説します。 昨年度の平屋の割合は約65% タナカホームズ山口店では平屋の比率が年々上昇しています。 2024年度に平屋を建てるお客様は全体の約65%に及びました。 家事のしやすさや老後まで安心して暮らせることから、とくに子育て世代や若い夫婦に平屋が支持されています。 平屋を建てたお客様からは「家事が本当に楽になった」「子どもの様子を見守りながら暮らせるのが嬉しい」といった声も多く寄せられており、この傾向は今後も続くと考えられます。 タナカホームズホームページ上の施行事例では、多くの平屋をご紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。 3.山口市で平屋を建てるにはいくらくらいかかる? 住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2024年度集計表」では、山口県で注文住宅を建てる人の住宅面積は105..9㎡(約32.坪)で、平均費用相場は3,337万6,000円であると公表されています。 しかし、平屋を建てる場合は基礎や屋根の面積が広くなるため、通常より1~2割ほど高くなります。 つまり、一般的な広さの平屋を建てる際には3,650万円~4,000万円は必要です。 また、少し広めの土地を購入する必要があります。 山口市の公示地価は3万8,600円/㎡ 、坪単価は12万7,500円です。 つまり、70坪の土地を購入する場合は約900万円必要です。 したがって、山口市で平屋を建てる場合は4,500~4,900万円かかります。 4.山口市で平屋をリーズナブルに建てるコツ 平屋を建てるには相応の予算が必要ですが、工夫次第でリーズナブルな価格で手に入れることができます。 ここでは、平屋をリーズナブルに建てるコツをご紹介します。 シンプルな形状にしたり廊下を短くしてみる 平屋を建てる際は、形状をシンプルにすることで建築費用を抑えることができます。 なぜなら、建物の形状が複雑だと施工に手間がかかり、建築費も高くなるためです。 そのため、長方形や正方形などシンプルな形状にすると建築費を抑えられます。 屋根も片流れ屋根にすると費用を抑えることが可能です。 また、廊下を短くして住宅面積を減らすと建築費用を抑えられます。 そのため、回遊動線を取り入れ、キッチン・洗面所・浴室をまとめるなど工夫してみることをおすすめします。 設備の選び方を工夫してみる 住宅設備の選び方を工夫すると、平屋を安く建てることができます。 価格が安いローコスト住宅や規格住宅は、標準仕様やプランがあらかじめ決まっています。 その理由は、建材・設備を大量に仕入れてコストを削減しているためです。 この仕組みで、リーズナブルな価格で建てられるようになっています。 つまり、標準仕様内の設備を選ぶことで建築費用を抑えられます。 各社で標準仕様の設備が異なるため「どのメーカーなのか?」「グレードはどれぐらいなのか?」を確認してみてください。 もし、間取りにこだわりがない場合は、規格住宅もおすすめです。 規格住宅の場合、30坪の平屋を1000万円台で平屋を建てることができます。 建築条件つきの土地を選ぶ 平屋を安く建てるためには、建築条件つきの土地を選ぶのも一つの方法です。 建築条件つきの土地とは、土地と建物がセットで販売されており、施工会社を選べない土地をいいます。 施工会社を選ぶことはできませんが、仲介手数料が不要となったり、建築費用を安くしてくれたりしてもらえます。 そのため、予算が限られているけれど注文住宅を建てたいという方におすすめです。 建売住宅という選択肢も 平屋を安く手に入れたい場合は、建売住宅や中古住宅も選択肢に入れましょう。 最近では、シニア世代に加え、若いご夫婦や子育て世代の間でも平屋の人気が高まっています。 その影響もあり、平屋を取り扱う住宅会社が年々増加しています。 そのため、不動産ポータルサイトで探せば、ライフスタイルに合った平屋を見つけられる可能性があります。 価格が安いだけでなく、既に建物が完成しているため、すぐに入居できることも魅力です。 5.山口市でおすすめの平屋建売住宅 タナカホームズは土地をお探しでご希望の方には分譲地(建築条件付きの土地)を販売しています。現在、山口市でご案内できる分譲地は2つあります。 黒川1号地建売住宅 黒川1号地は3LDKでゆとりある建売住宅です。 キッチンや風呂、洗面室、クローゼットを近くに配置しているため、料理や洗濯、掃除が同時に進めやすくなっています。 また、シューズインクロークやウォークインクローゼットなど収納スペースが充実しています。 そのため、家事効率の良さを重視している方におすすめです。 小学校や中学校、公園、スーパーも徒歩圏内に揃っており、子育て世代にも安心の環境です。 販売価格は2,769万円(税込)となっており、注文住宅を建てるよりも安く平屋を手に入れられます。 ▼黒川1号地建売住宅の詳細はこちらからチェックいただけます。 https://www.tanaken.co.jp/estate/details_314.html 黒川5号地建売住宅 黒川5号地は4人家族でも快適に暮らせる4LDKの建売住宅です。 洗面台が脱衣室から独立して配置されているため、朝の支度に余裕が生まれます。 また、キッチンから和室が見渡せるため、家事をしながら、子どもの様子を伺えます。 玄関周りの収納スペースが充実しており、ベビーカーや三輪車を片付けることが可能です。 立地面も徒歩圏に学校や公園、スーパーがあり子育てしやすい環境です。 販売価格は税込で2,764万円となっています。 ▼黒川5号地建売住宅の詳細はこちらからチェックいただけます。 https://www.tanaken.co.jp/estate/details_315.html 6.まとめ 山口市で平屋の人気が高まっている理由は、家事動線の効率の良さや、老後まで安心して暮らせるためです。 地震や台風にも強く、安心して暮せます。 しかし、平屋を建てるには予算の確保が必要です。 この記事では、平屋をリーズナブルに建てるコツをご紹介したため、少しでもお役に立てれば幸いです。 また、タナカホームズでは、黒川1号地・5号地など建売住宅を販売しています。 見学も可能ですので、平屋の暮らしにご興味がある方は、ぜひ遊びにきてください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年11月14日 / 暮らし・育児
山口市の防災ガイド|さまざまな取り組みと今日からできる対策
近年、突発的な大雨や線状降水帯の発生など、予測が難しい災害リスクが高まっています。 山口市でも過去に豪雨が発生しており、被害を及ぼしています。 今回は、山口市で起きた過去の災害事例、そして防災への備えを紹介します。 日頃から防災意識を持ち、慌てずに行動できるようにしましょう。 目次 1. 山口市で近年起きた自然災害 2. 山口市の防災への取り組み 3. もしもに備えて今日からできる防災への備え 4. まとめ 1. 山口市で近年起きた自然災害 山口市は温暖な気候で、大雨や大雪などの自然災害が比較的少ない地域です。 しかし、過去には人的被害をもたらした災害が発生しています。 最初に、山口市で発生した過去の自然災害を解説します。 平成21年7月21日豪雨 平成21年7月19日~26日にわたり西日本で梅雨前線の活動が活発になり、7月21日では山口県を中心に激しい雨が降りました。 この豪雨は「平成21年7月中国・九州北部豪雨」とも呼ばれ、7月の平均降水量の約2倍の雨量を記録した地域もあります。 山口県では、山口県内陸部の美祢市北部から山口市、防府市、県南東部の柳井地区までの範囲で局地的な豪雨に見舞われました。 1日の降水量は山口市では277ミリ(当時の観測史上第2位)、防府市では275ミリ(観測史上第1位)を記録しました。 防府市の斜面崩壊や土石流による被害は、以下の通りです。 ●死者:22名 ●床上浸水:696棟 ●床下浸水:3,864棟 短時間で局地的な被害をもたらした本豪雨は、激甚災害にも指定されました。 平成25年7月28日大雨 平成25年7月28日に山口県・島根県で記録的な大雨が降り、河川の氾濫や土砂災害による被害が多数発生しました。 山口県内では、萩市で28日の3時間で7月の月降水量の平年値(281.6ミリ)を上回る 301.5ミリの記録的な大雨を観測しました。 この雨で発生した人的被害は、以下になります。 ●人的被害:死者2名、行方不明者1名、重傷者4名、軽傷者7名 ●住家被害:全棟32棟、半壊508棟、床上浸水153棟、床下浸水1050棟 ●その他の被害:道路327箇所、河川360箇所など ●被害額の総計:約190億円 気象庁は、「特別警報と同規模の大雨である」と発表し、最大級の警戒を呼びかけました。 令和5年梅雨前線豪雨 令和5年6月30日~7月1日までに、梅雨前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部から山口県で前線の活動が活発化しました。 山口県では、30日夜遅くから1日未明までに、下関市や美祢市付近で1時間に約100ミリの激しい雨が降ったとみられ、1日未明には線状降水帯が発生しました。 山口市でも48時間の雨量が7月1ヶ月分の平年値に迫る観測史上最大の332.5ミリを観測しています。 県内における住宅被害は以下になります。 ●一部損壊:3棟 ●床上浸水:399棟 ●床下浸水:758棟 山口県では、2018年の西日本豪雨以来の甚大な住宅被害を受けました。 2. 山口市の防災への取り組み 山口市では、台風や地震で被害の恐れがあるエリアや、防災情報を取得できるツールを提供しています。 無料で登録できるので安心です。 ハザードマップ ハザードマップは、地形や災害履歴などの情報をもとに、災害被害の恐れがある区域や避難場所を地図上に記載したマップです。 洪水や地震など、災害の種類によって作成されています。 ハザードマップと似ているものに「防災マップ」があります。 防災マップは、ハザードマップの情報に加えて、AEDなどの救命施設の位置、防災においての総合的な情報を地図上に掲載したものです。 ハザードマップは被害予測地図、防災マップは避難支援マップと使い分けが可能です。 両方のマップを確認して、万が一の場合の備えと適切な行動につなげていくことが大切です。 ▼山口市のハザードマップは以下のサイトからご覧ください。 https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/4/2854.html 山口市防災ポータル ■参考:山口市防災ポータル 山口市防災ポータルは、山口市の気象警報や避難情報、各種ハザードマップが掲載されており、防災情報を知ることができます。 お気に入り登録をしておけば、すぐに確認ができるので設定しておくと良いでしょう。 また、山口市防災LINEや山口市防災メールもポータル内から登録できます。 ▼山口市防災ポータルの登録はこちらです。 https://city-yamaguchi-bousai.my.site.com/ 山口市ダッシュボード ■参考:山口市ダッシュボード 河川の水位や気象情報に加え、避難所の混雑状況がリアルタイムに確認できる情報サイトです。 国や自治体、民間事業者が保有するデータを一元化し、地図上に表示しています。 防災情報だけではなく、イベント情報などの観光・交通情報や、医療・福祉情報など、小さなお子さまや高齢者がいる家庭も利用できるサイトです。 ▼山口市ダッシュボードは、こちらからご覧ください。 https://map.smartlifecity-yamaguchi.jp/ 山口市防災ガイドブック ■参考:山口市防災ガイドブック(Web版) 山口市防災ガイドブックは、台風接近時や大雨時の備えが掲載されています。 専門用語もイラストを使用して、わかりやすく説明されているのが特徴です。 防災情報のアクセス一覧ページは、災害が発生した際に最新情報を得るために役立ちます。 Web版の他に、冊子版も配布されているので、自宅にあると心強いツールです。 山口市防災メール 携帯電話やスマートフォンで、気象警報や雨量など防災(緊急)情報を入手できます。 防災情報を入手し、適切な避難行動に役立ちます。 山口市防災メールの登録は無料です。 ▼こちらのページから登録が可能です。 https://www.city.yamaguchi.lg.jp/site/korei/2833.html 3. もしもに備えて今日からできる防災への備え ここまで、災害情報を入手する方法を解説しました。 最後に、今日からできる防災対策を紹介します。 避難場所と経路の確認 災害が発生しても落ち着いて避難するために、避難場所や避難経路を事前に確認しましょう。 各市町村では災害時の避難場所が定められています。 避難指示が発令されたときに、すぐに避難場所に移動できるように、市町村のホームページで位置を確認しておくと良いでしょう。 避難所には3種類あり、それぞれ特徴が異なります。 ●指定緊急避難場所: 住民の生命の安全の確保を目的とした緊急避難場所。土砂災害や洪水等の災害別に指定されています。 ●指定避難所: 避難した住民が、災害の危険性がなくなるまで必要な期間滞在できる場所。自宅へ戻れなくなった住民が一時的に滞在する場所としても使用します。 ●福祉避難所: 一般の避難所では生活が困難な介護の必要な高齢者や、障害者の方を受け入れる場所。福祉避難所を二次避難所として使用できる地域もあります。 ▼山口市の避難場所は、市の公式サイトから確認できます。自分の住む場所の避難所を把握しておきましょう。 https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/4/81551.html 非常持ち出し品の準備 大災害の発生時には、電気やガス、水道などのライフラインが停止してしまう恐れがあります。 ライフラインが止まっても生活できるように、飲料水や非常食を準備しておくことが大切です。 非常用品は2種類あり、それぞれ目時があります。 ●備蓄品: 自宅で避難生活をするための物(飲料水、非常食、トイレットペーパー、マッチ) ●非常持ち出し品: 避難所に避難する際に持っていく物(携帯ラジオ、懐中電灯、非常食料・水) 防災グッズは、備蓄用と非常持ち出し用のそれぞれが最適な場所にないと、非常時に取り出せません。 備蓄品はパントリー、非常持ち出し品は枕元など、すぐに取り出せる場所に収納しましょう。 家の定期的なメンテナンス 自然災害の被害を最小限に抑えるために、日頃から住宅のメンテナンスを実施しましょう。 大雨や強風による被害が発生する梅雨や台風シーズン前には、屋根や外壁、雨樋を点検しておくと良いでしょう。 破損や不具合があれば、早めの修理をおすすめします。 また、側溝やバルコニーの排水溝の水はけが悪いと、浸水の原因になります。 枯れ葉やゴミを取り除き、強風で物が散乱しないように、庭やテラスの片付けも忘れずに行いましょう。 災害が起こると周辺のものによって、危害が生じる恐れがあります。 万が一の場合を想定して、危険な箇所は修理や補強するなど対策を検討しましょう。 4. まとめ 山口市は災害の少ない地域と言われていますが、過去には記録的豪雨による大きな被害を受けました。 近年は、ハザードマップや防災ポータル、防災メールなど災害情報を迅速に取得できる環境が整っています。 避難場所の確認や非常持ち出し品の準備、住宅の点検を行い、家族で避難経路を共有しておくことが大切です。 防災情報への意識を高め、日頃からの備えが家族を守ることにつながります。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年11月12日 / 土地
住む前にチェック!山口市の気候の特徴をくわしく解説
山口市は、自然と都市機能が融合した街として人気があります。 温暖な気候で四季の変化を感じられる豊かな環境が魅力です。 しかし、地域によって気温差や降雨量の違いがあるため暮らし方が異なります。 今回は、山口市の気候の特徴やエリア別の暮らし方を解説します。 当社でおすすめの物件も紹介しますので、最後までご覧ください。 目次 1. 山口県の中心に位置する山口市 2. 山口市の気候の特徴 3. エリアごとの気候の特徴 4. 山口市のおすすめ分譲地 5. まとめ 1. 山口県の中心に位置する山口市 最初に、山口市の特徴を紹介します。 県の中央に位置する山口市は、住みやすい街として知られています。 災害が比較的少なく暮らしやすい 山口市は、地震など自然災害が少ない地域のため、住みやすい街として知られています。 県の中央に位置し、南は瀬戸内海、北は島根県、萩市、東は防府市、周南市、西は宇部市、美祢市に隣接しています。 日本海と瀬戸内海の両方に面している豊かな自然環境は、穏やかな暮らしを求める方に魅力的に映るでしょう。 しかし、自然災害は少ないですが、豪雨や台風などの影響を考えなくてもよい訳ではありません。 災害対策は日頃から考える必要があります。 山口盆地が与える影響 山口市は、南北に細長い地形で山や川に囲まれた盆地が多く、夏は暑く冬は寒い内陸部特有の気候です。 しかし、北部~中部の盆地地域と南部の海岸地域で気候が異なりますが、温暖なエリアです。 山口県内各地の観測データと比較すると、梅雨の時期の降水量が多く、冬季(1月、2月)の気温が低いため、寒暖差が大きく降雨量が多い盆地特有の内陸性気候と言えるでしょう。 しかし、市西部は秋吉台カルスト台地に近く、夏でも涼しい地域があります。 瀬戸内海と日本海の影響を受け、温暖な気候が特徴ですが、盆地特有の気温差に注意が必要です。 2. 山口市の気候の特徴 次に、山口市の気候の特徴を各項目に分けて解説します。 気温 山口県は本州の最西端に位置し、内陸部の平均気温は13~15℃、沿岸部では15~17℃と温暖な気候が特徴です。 年間を通して氷点下を下回ることがあまりなく、25℃以上の夏日は年間平均62日です。 しかし、山口市周辺の平均気温は年々上昇しており、夏には最高気温が35℃を超える猛暑日が毎年記録されています。 降水量 山口市の年間降水量は約1,928mmのため、日本の全体平均量の1,718mmを上回っています。 6月・7月の梅雨の時期には300mm前後の降水量がある雨の多い地域です。 内陸部では1,900~2,400mm、沿岸部では1,500~1,900mmと、内陸部の方が雨量の多い傾向にあります。 2024年6月、大雨による浸水や土砂災害、河川の増水・氾濫を警戒する状況に陥り、避難指示も発令されました。 参考データ: 気象庁|山口(山口県)平均値(年・月ごとの値)主な要素 国土交通省|水害対策を考える 3-1-1世界平均の2倍、日本の降水量 降雨量 山口市では季節によって月間降雨量の変動が大きいエリアと言えます。 最も降雨量の多い6月の平均降雨量は238mmです。 湿気が多く、カビやダニが発生しやすいため、換気・除湿が大切です。 外壁や屋根の防水性能にも影響します。 一方、最も降雨量が少ない1月の平均降雨量は50mmです。 降雨量が少ないことで加湿器の利用が多くなるので、暖房器具とともに器具の管理を意識しましょう。 日照時間 山口市の日照時間は年間で1,862時間です。 雨が多い気候が関係しているのか、周辺の市と比べると少ない結果です。 月別で比較してみると、5月の日照時間が最も長く204時間を記録しています。 日照時間の少ない1月・12月は117時間です。 温暖な気候と雨量が多いことを活かし、稲作などの農業が盛んです。 参考データ: 気象庁|山口(山口県)平均値(年・月ごとの値)主な要素 湿度 山口市は雨が多いため、高湿度なエリアです。 4月・5月には68%前後になりますが、年間を通して70%以上の高い湿度を推移しています。 気温も高く、蒸し暑いと感じる方も多いかもしれません。 「令和6年度統計でみる山口県のすがた」によると、令和5年度の年平均相対湿度は1位記録しました。 年間降水量が多い県でも上位のため、湿度が高い地域であることが理解できます。 参考データ: 気象庁|山口(山口県)平均値(年・月ごとの値)主な要素 令和6年度統計でみる山口県のすがた 3. エリアごとの気候の特徴 同じ市内でも地域によって、気候の特徴が違います。 ここでは、各エリアの気候の特徴や、生活スタイルも合わせて紹介します。 中部エリア 中部エリアは、年間の平均気温が15℃、最高気温が32℃と温暖な気候が特徴です。 市の中央には南北に椹野川が流れ、その両岸に盆地や平野が広がっています。 県内有数の商店街などの商業施設や総合病院等の医療施設、大学や美術館・図書館などの教育関連施設が集まり、利便性の高い日常生活が送れます。 歴史的文化財も残り、新旧の存在感が印象的な地域です。 のどかさと便利さが調和したエリアです。 北部エリア(徳地地域・阿東地域) 北部に位置する徳地地域や阿東地域の山間部は、冬の気温が低く、積雪量が多いエリアです。 中央エリアのような利便性はありませんが、大自然に囲まれた生活を送れます。 小鳥のさえずりや川のせせらぎ、野菜作りや雪遊びと、山間部ならではの魅力が豊富にあります。 季節の移ろいを感じながら、スローライフを楽しみたい方におすすめです。 南部エリア 南部エリアは山間部に比べて、冬の気温が高く、降水量が少ない瀬戸内型の気候が特徴です。 また、県内有数規模の田畑が広がっています。 ゴルフ場や運動公園などスポーツを楽しむ施設が充実しており、多くの方がスポーツを楽しんでいます。 ロードバイクやマラソン大会も開催されています。 海に近くスポーツを楽しみたい、アクティブに暮らしたい方におすすめのエリアです。 4. 山口市のおすすめ分譲地 タナカホームズでは、教育施設や買い物施設など生活環境に適したエリアの物件を提案しています。 最後に、当社おすすめの山口市内の物件を紹介します。 ティーズコート小郡新町1丁目分譲地 ティーズコート小郡新町1丁目分譲地は、上郷小学校・小郡中学校の学区内にあり、 JR山口線・上郷駅徒歩13分とアクセスの良さが魅力です。 全2区画あり、土地面積は3号地 239.94㎡(72.58坪)・4号地 218.08㎡(65.96坪)とゆとりがあるサイズです。 924万円~1,018万円の価格帯のため、購入しやすい分譲地です。 前面道路は5mと広く見通しが良いため、車の出し入れもしやすいでしょう。 ウォンツ山口小郡店やフジ小郡店、小郡新町郵便局が近くにあり、生活しやすい環境です。 ▼物件の詳細を知りたい、来店予約希望の方はこちらのページをご覧ください。 https://www.tanaken.co.jp/estate/details_305.html ティーズコート矢原分譲地 ティーズコート矢原分譲地は、JR山口線・矢原駅徒歩約8分と駅から近く、通勤・買い物に便利です。 南側公道約5mの幅員があり、車を所有している方も安心して駐車できます。 大歳小学校から徒歩約5分、鴻南中学校から徒歩約17分とお子さまの通学も安心です。 近隣には、ダイレックス維新公園店やコスモス吉敷店、大歳郵便局など日常生活を支えてくれる施設が充実しています。 敷地は67坪前後(224.54㎡〜)と、建築プランの自由度を確保できる大きさです。 土地探しから住まいづくりを考えているご家族に最適な物件です。 ▼物件の詳細を知りたい、来店予約希望の方はこちらのページをご覧ください。 https://www.tanaken.co.jp/estate/details_347.html 5. まとめ 山口市は、県の中央に位置し、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれたエリアです。 内陸部では寒暖差が大きく降水量が多いですが、災害が少なく安心して暮らせる地域です。 中部・北部・南部エリアによって暮らし方の特徴が異なるため、自分のライフスタイルに合わせて住む場所を選ぶことが大切です。 タナカホームズでは、生活利便性と快適な環境を兼ね備えた分譲地を多数ご紹介しています。 山口市で住まいをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年11月4日 / 暮らし・育児
パパママ必見!下関市で子育てするなら知っておきたい支援制度・サポート体制
子育てをする場所選びは、パパママにとって最も重要な決断の一つですよね。 特に、初めての子育てとなると、「どんなサポートがあるの?」「安心して暮らせる環境なの?」といった不安は尽きません。 この記事では、そんな子育て世代の不安を解消し、下関市での新生活を後押しするために、下関市が提供する手厚い子育て支援制度とサポート体制を徹底的に解説します。 妊娠期から出産、子育て、そして住まいに関する経済的なサポートまで、下関市がどのように「今」と「未来」の子育てを支えているのか、具体的な制度やサービスを深掘りしていきます。 ぜひ最後までお読みいただき、あなたの下関市での子育て計画にお役立てください。 目次 1.今と未来をつむぐ下関市の子育て支援 2.妊娠期から子育て期を切れ目なくサポート 3.安心・充実の子育て環境・サービス 4.あると嬉しい経済的なサポート 5.家を建てたいパパママに向けたサポート 6.まとめ 1.今と未来をつむぐ下関市の子育て支援 下関市は「For Kids For Future ~今と未来をつむぐ子育て支援~」をスローガンに、子どもの「今」と「未来」を支える施策を市を挙げて強力に推進しています。 この支援は、主に3つの分野で構成されています。 ● 妊娠期から切れ目のない安心サポート ● 家計を強力に助ける経済的サポート ● 子どもの夢を育む教育サポート こども家庭センターが窓口となり、あらゆる子育ての悩みに対応する相談体制を構築し、地域での見守りや、保育所を利用しない家庭も利用できるこども誰でも通園制度 (New‼) など、多様なニーズに応じた支援を提供します。 また、高校卒業までの医療費(令和7年12月から)と、市立小中学校の学校給食費(令和7年度2学期以降)を完全無償化し、第二子以降の保育料も所得制限なしで無償化します。 さらに1・2歳児子育て応援給付金を支給し、子育て世帯の経済的負担を大幅に軽減します。 不登校生徒の居場所拡充や学校環境の整備に加え、郷土を学ぶ事業や地元企業を体験するしごとの魅力発信事業などを通じ、未来のキャリア形成も支援します。 下関市は、これらの手厚い支援により、子育て世代にとって「住みやすく、育てやすい街」の実現を目指しています。 2.妊娠期から子育て期を切れ目なくサポート 下関市が最も重視する子育て支援の基本理念の一つが、「切れ目のない支援」です。 特に出産・育児の初期段階で感じる不安や戸惑いを解消するため、お子さんが生まれる前、つまり妊娠期から、手厚いサポート体制を構築しています。 母子の健康と、家庭の状況に合わせたきめ細やかなサポートを、必要な時に提供できるように設計されています。 下関市妊娠出産子育て支援 下関市は、令和7年4月1日より「妊婦等包括相談支援事業」と「妊婦のための支援給付」を組み合わせた新制度を開始し、妊娠期から子育て期まで一貫した伴走型相談支援と経済的支援を一体的に提供しています。 この伴走型相談支援では、保健センターで保健師等が妊婦さんと面談し、母子健康手帳の交付時や妊娠8か月頃、さらには出産後の赤ちゃん訪問時に至るまで、切れ目なく子育ての不安や体調の相談に応じ、必要なサービスにつなげます。 経済的な支援としては、「出産応援ギフト支給金」(妊娠1回につき5万円)と「子育て応援ギフト支給金」(妊娠していた子どもの人数1人につき5万円)を支給し、産前産後の心身の負担を軽減します。 例えば、双子の場合は合計15万円が支給されます。 これらの給付金は非課税で、流産・死産等された場合も対象となるなど、手厚い配慮がされています。 この制度により、下関市は、すべての妊産婦さんが安心して出産・子育てができる環境を整えています。 こども家庭センター 下関市のこども家庭センターは、子育て家庭が抱えるあらゆる問題に対応する総合相談窓口であり、支援体制の中心的な役割を担っています。 このセンターの大きな特徴は、従来の「児童福祉」(子どもの健やかな成長を支える)と「母子保健」(妊産婦と乳幼児の健康を支える)の機能が一体となっている点です。 妊娠や出産に関することから、子育て全般の悩み、さらには虐待や貧困、家族のケアを担うヤングケアラーに関する問題まで、幅広い相談や情報を受け付けています。 専門の相談員が、妊産婦の方や子どもとその家庭が安心した生活を継続できるよう、それぞれの状況や意見、希望を丁寧に聞き取り、一緒に考えます。 相談内容に応じて、センター以外のさまざまな関係機関や制度、支援と切れ目なくつなげることで、地域全体で子育てを支える体制を構築しています。 「どこに相談したらいいかわからない」といった時でも、まずここへ相談すれば必要なサポートにたどり着ける、心強い存在です。 子育て支援センター 下関市における地域の子育て支援の拠点となるのが子育て支援センターです。 ここは、子育て中のお父さんやお母さんだけでなく、妊婦さん、そしてお孫さんのお世話をされているおじいさんやおばあさんまで、誰もが気軽に利用できる交流の場です。 センター内では、いろいろな遊具やおもちゃを使って、お子さんが自由に遊びを楽しめます。 保護者の方は、他のお父さんやお母さんと気軽におしゃべりをしてリフレッシュしたり、情報交換をしたりと、くつろぎの時間を過ごせる場となっています。 また、サークル活動の情報などを共有する「みんなの掲示板」や、子育てに関する情報紙、資料なども置かれており、必要な情報収集の場としても活用できます。 子育ての不安を和らげ、親子が安心して過ごせる「地域のセーフティネット」のような存在です。 ふくふく母子モ 『ふくふく母子モ』は、下関市が妊娠・出産・子育てまでを切れ目なくサポートするために、令和5年11月から提供している母子手帳アプリです。 スマートフォンやタブレット端末、パソコンに対応しており、忙しいパパママにとって非常に便利なデジタルツールです。 このアプリの最大の魅力は、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や、複雑になりがちな予防接種のスケジュール管理が手軽にできる点です。 また、子育てに関する必要な情報がまとめて入手できる機能も充実しており、デジタルで日々の育児をサポートしてくれます。 なお、このアプリは紙の母子健康手帳の補完的な位置づけであるため、健診や予防接種の際には必ず紙の母子健康手帳を持参してください。 3.安心・充実の子育て環境・サービス 下関市は、経済的な支援だけでなく、日々の暮らしの中での「安心」と子育ての「ゆとり」を確保するための環境づくりに力を入れています。 特に、働くパパママや、緊急時の対応に不安を感じる家庭のために、柔軟な預かりサービスや専門性の高い移動サポートを充実させています。 ここでは、下関市が提供する、子育て世代の生活の質を向上させるための具体的なサービスをご紹介します。 ベビタク 下関市が提供する『しもまちBabyタクシー』(愛称:ベビタク)は、下関市に住民票を持つ妊婦さん・産婦さんの出産や妊婦健診時の移動を支援する専用のタクシーアプリサービスです。 このサービスの最大の特長は、無料クーポンの提供です。 母子健康手帳の交付時に発行されるエントリーコードをアプリに登録することで、自宅と医療機関等との移動に使える片道4回分の無料クーポンを受け取ることができます。 アプリには、1週間前からの日時指定が可能な事前予約機能に加え、陣痛時のために24時間配車にも対応しています。 車両にはマタニティセットを完備し、助産師研修を受けた認定ドライバーが安全・安心に送迎します。 ベビタクは、いざという時の妊婦さんの移動の不安を解消する、下関市の心強いサポート体制の一つです。 子ども誰でも通園制度 『子ども誰でも通園制度』は、保育所等を利用していない0歳6ヵ月~満3歳未満のお子さんが対象の新しい通園制度です。 これは、すべての子育て家庭に「月10時間の枠内」で柔軟な預かりサービスを提供し、保護者のリフレッシュや孤立防止を目的としています。 下関市では、令和7年度に試行実施し、令和8年度からの本格実施を目指しており、多様な子育てニーズに応える重要な一歩となります。 4.あると嬉しい経済的なサポート 子育ては、教育費、食費、医療費など、多くの経済的な負担を伴います。 下関市は、この家計負担を直接的かつ大胆に軽減するための支援策を多数展開しており、これが子育て世代にとって下関市を選ぶ大きな理由の一つとなっています。 特に、「完全無償化」をキーワードに、日常的な出費や急な出費に対する支援を大幅に拡充しています。 ここでは、あると本当に嬉しい、下関市独自の経済的なサポートをご紹介します。 学校給食費の無償化 下関市は、子育て世帯の経済的負担を大幅に軽減するため、市立小中学校の学校給食費を無償化します。 この無償化は令和7年度の2学期から適用され、下関市内の市立小中学校に通うすべての子どもの給食費が公費で賄われます。 この支援にはボートレース未来基金が活用され、地域全体で子どもの成長を支える強い意志が示されています。 無償化により、保護者の金銭的な心配がなくなり、子どもたちは栄養バランスの取れた給食を安心して享受できる環境が整います。 高校卒業まで医療費無償化 下関市は、子育て世帯の医療費負担を完全に無くします。 令和7年12月1日から、高校生年代まで全てのこどもの医療費(医療保険適用の自己負担分)を完全無償化します。 この無償化の対象は、下関市に住民票があり、健康保険に加入している18歳到達後の年度末までの方です。 従来の小学生・中学生に加え、高校生年代の通院費も助成対象となり、入院だけでなく通院も全額助成されます。 なお、助成を受けるには、医療機関で費用を支払った後に、市役所で払い戻しを申請する手続きが必要です。 これにより、急な病気や怪我の際も、経済的な心配なく必要な医療を受けさせられる、安心の体制が整います。 1.2歳児子育て応援給付金 下関市は、低年齢期の子育て世帯を支援するため、本市独自の経済的支援として『1.2歳児子育て応援給付金』を支給します。 対象は、令和4年4月1日から令和6年3月31日生まれの1・2歳児を養育する方で、令和7年7月1日時点で下関市に住所を有する世帯が対象です(令和7年度限定)。 支給額は、子ども1人あたり一律5万円です。 児童手当を受給している世帯は原則申請不要で10月3日に支給されます。 それ以外の公務員の方などは申請が必要となり、申請受付期限は令和7年11月28日です。 この給付金は、子育てで出費が多い時期の家計を直接応援する、大変ありがたい支援策です。 第二子以降保育料無償化 下関市は、多子世帯の子育てを支援するため、令和6年4月より第二子以降の保育料を無償化しています。 この支援は、従来の国の基準とは異なり、同時利用や子どもの年齢に関係なく適用されるのが大きな特徴です。 生計を同一にする子どものうち、最年長者を第一子とカウントし、第二子以降の保育料が完全無償となります。 これにより、認可保育園や認定こども園、幼稚園などの利用に係る費用負担が大幅に軽減されます。 認可保育施設を利用する場合は申請不要で自動的に無償化されます。 この市独自の取り組みは、子育て世帯の経済的な心配をなくし、安心して出産・子育てができる環境を整えます。 5.家を建てたいパパママに向けたサポート 子育てと同時に「マイホーム」の夢を考えるパパママに対し、下関市は住居に関する経済的支援も手厚く用意しています。 これは、若い世代の定住を促進し、子育てしやすい環境を長期的に維持するための重要な施策です。 ここでは、下関市への定住や新生活を強力に後押しする、住まいに関するサポート制度をご紹介します。 下関市結婚新生活支援補助金 下関市は、新婚世帯の新しい生活の初期費用を応援するため、『結婚新生活支援補助金』を支給します。 この補助金は抽選制で、当選した夫婦にのみ交付されます。 夫婦ともに39歳以下で、世帯所得などの要件を満たした方が対象です。 支援内容は、住居取得費用、賃借費用、引越費用、リフォーム費用の一部助成で、夫婦ともに29歳以下なら最大60万円、その他の場合は最大30万円が支給されます。 エントリー期間は定められており(例:令和7年8月1日~10月31日)、当選すれば、新生活で発生する大きな出費の負担を大きく軽減できます。 下関市暮らしサポート補助金(移住者向け) 下関市は、市外からの若者・子育て世帯の移住を促進するため、『下関市暮らしサポート補助金』を提供します。 これは、移住相談窓口などを通じてUIJターンした世帯に対し、最長2年間の家賃の一部を助成する制度です。 補助の対象は「世帯主が39歳以下の世帯」または「中学生以下の子どもがいる世帯」です。 特に子育て世帯は手厚く、月額家賃の1/2を対象に上限2万円(若者世帯は上限1万円)が支給されます。 申請には転入後6カ月以内などの要件がありますが、移住後の住居費の負担を大きく軽減し、下関での新生活を後押しします。 6.まとめ 下関市は「For Kids For Future ~今と未来をつむぐ子育て支援~」を掲げ、子育て世代への手厚い総合サポートを構築しています。 特に、高校卒業までの医療費無償化や学校給食費の完全無償化、第二子以降の保育料無償化(所得制限なし)といった大胆な経済支援が大きな魅力です。 また、こども家庭センターによる妊娠期からの切れ目ない相談体制、ベビタクや子ども誰でも通園制度などの利便性の高いサービス、そして結婚・移住者向け補助金による住まいへの支援も充実しています。 下関市は、経済的な安心と手厚いサポートにより、「住みやすく、子育てしやすい街」を実現しています。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年10月29日 / 土地
【保存版】下関の地震と防災|菊川断層・南海トラフ地震への備え方まとめ
下関市を含む山口県は全国的に地震が少ない県として知られています。 しかし、今後、菊川断層帯や南海トラフ巨大地震が発生する可能性があります。 過去には下関市で震度4を記録した地震も発生しており、地震の特徴を理解し、防災グッズを備えておくことが大切です。 今回は、下関市の過去の地震被害や今後想定される巨大地震の特徴を解説します。 防災に向けた具体的な備え方も紹介しますので、できることから準備を始めましょう。 目次 1.下関市の過去の地震被害 2.下関市で今後発生するかもしれない巨大地震 ①菊川断層帯 3.下関市で今後発生するかもしれない巨大地震 ②南海トラフ巨大地震 4.地震に備えてやるべきこと 5.まとめ 1.下関市の過去の地震被害 山口県でも過去に大きな地震があり、1997年6月25日に発生した山口県北部地震を経験された方もいるでしょう。 山口県北部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、下関市でも震度4を記録しました。 死者はなく軽症者2名と人命被害はありませんでしたが、3棟の家屋が全半壊し、道路に40メートルに及ぶ亀裂が生じるなどの被害が発生しました。 地震の発生率が低いとされる山口県でも他の都道府県と同様に活断層が存在し、地震が発生することもあります。 他県に比べ地震が少ない下関市 気象庁地震データベースによると、過去約90年間の地震発生状況では、山口県は地震回数928回と全国3位の少なさにあり、その中でも下関市では震度5弱以上の揺れは観測されたことがありません。 地震対策をしなくてよい訳ではなく、次に説明する「菊川断層帯」や「南海トラフ巨大地震」が発生するかもしれないため、非常持ち出し品の準備や避難場所を確認しておきましょう。 2.下関市で今後発生するかもしれない巨大地震 ①菊川断層帯 次に、今後下関市で発生する巨大地震のひとつ「菊川断層帯」の特徴や想定被害について解説します。 菊川断層とは ■出典:地震調査研究推進本部 都道府県ごとの地震活動 菊川断層帯 菊川断層帯は、山口県西部から響灘にかけて分布する活断層帯です。 山口県西部の下関市から豊浦郡菊川町(現・下関市)を横断し、沖合の響灘にかけて分布しています。 長さは約44km以上、北西から南東方向に延びており、左横ずれを主体として、北東側隆起の逆断層成分を伴う断層です。 想定される被害 震源規模は、マグニチュード7程度の地震が発生すると予測されています。 地震による県内の最大震度は、下関市で震度7が想定され、揺れによる建物全壊が発生する震度6弱以上のエリアは、下関市、山陽小野田市、美祢市、宇部市、長門市の5市に見られ、面積率は県全体の10.8%を占めています。 下関市では地域防災計画を策定し、予防対策や耐震化対策、地震発生後の迅速な救援対応によって、市民の安心と安全を守る取り組みが進められています。 3.下関市で今後発生するかもしれない巨大地震 ②南海トラフ巨大地震 この章では、「南海トラフ巨大地震」の特徴や想定被害について解説します。 津波の被害も想定されているため、災害の影響を理解しましょう。 南海トラフ巨大地震とは ■出典:地震調査研究推進本部 都道府県ごとの活動 南海トラフで発生する地震 南海トラフ巨大地震は、駿河湾から日向灘沖まで東西に延びる「南海トラフ」と呼ばれる海溝によって発生する大きな地震です。 フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むことで、プレートの境界にひずみがたまり、限界に達すると大きな地震が発生します。 地震発生確率は、60~90%以上と高く、今後30年以内に発生する可能性が高いと考えられています。 南海トラフ沿いの地震は、約100~150年ごとに大きな地震が繰り返されています。 直近では1944年の昭和東南海地震(M7.9)と1946年の昭和南海地震(M8)が発生してから約80年が経過しています。 想定される被害 南海トラフ巨大地震が発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部で震度7を観測する可能性があります。 隣接する周辺の広い地域でも震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。 停電や上下水道、インターネットや電話などの通信設備の被害も広域で発生するでしょう。 津波は起こるか 関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波が想定されています。 下関市の被害想定は、最大震度5弱が予測され、津波の高さは2.4~3.8mが予想されています。 立っていられない揺れのため、机やテーブルの下に隠れて、身の安全を確保しましょう。 強い揺れがおさまったら、警報を待たずにすぐに避難してください。 避難の際には、ガラスや瓦などの落下物に注意して、落ち着いて行動するように心掛けましょう。 4.地震に備えてやるべきこと ここまで、下関市の過去の地震被害や、今後発生する巨大地震について紹介しました。 最後に、地震に備えて準備できることを紹介します。 ハザードマップで被害を確認 まずは、ハザードマップを活用して、自宅や学校、会社周辺の災害リスクを確認しましょう。 日本は自然災害の発生が多い国と言われており、近年もさまざまな自然災害が発生しています。 ハザードマップは、被害の軽減を目的として、災害時に想定される被害範囲や影響が色によって区分けされています。 色がない(白色)部分は災害リスクが少ないエリア、色のついている部分は災害リスクが想定されるエリアです。 色に応じて災害リスクも変わるため、各ハザードマップに記載のある色の区分を確認し、災害の危険度を把握してください。 ただし、ハザードマップはすべての地域を網羅していません。 色が塗られていないから安全と考えず、確認したいエリアは役所で過去に起きた災害や浸水履歴も確認しておくと良いでしょう。 土地の購入を検討している方は、災害リスクや周辺地域の地形を確認して、土地を購入するか判断することをおすすめします。 また、土地周辺でよく利用しそうな場所など比較的滞在時間が多い場所の災害リスクも確認しましょう。 スーパーやショッピングモールなど、定期的に通いそうな周辺環境もチェックしておくと安心です。 ▼ハザードマップを入手したい方は、こちらのサイトをご覧ください。 □ 下関市 防災マップ □ 国土交通省のポータルサイト 避難経路の確認と防災グッズの準備 地震だけではなく、土砂災害や洪水など災害の種類によって避難場所が変わります。 どこに避難すればいいか、災害の種類ごとに避難先を確認しておくと良いでしょう。 さらに、通行規制が発生しやすい道路も確認すると、万が一の際に落ち着いて行動できます。 周辺に通行規制されやすい道があれば、帰宅や避難の際に不便になりかねません。 特に、よく使用する道で通行規制が発生しやすい場所があるか確認しましょう。 通行規制が発生しやすい場所は、道路冠水が起きる可能性が高いため、周囲より標高の低い土地やアンダーパスがあった場合は注意が必要です。 防災マップやハザードマップは、自治体や国土交通省のホームページから入手できますので、居住地によって発生する災害をイメージし、避難経路や避難場所を確認しておきましょう。 また、自宅が被災した際には、安全な場所で避難生活を送ることになります。 非常時に持ち出すべきものをリュックサックに詰めておき、いつでも持ち出せるように準備しておきましょう。 非常用品は4つの点に気を付けましょう。 ・非常用品は、置く場所を決めて準備する ・冬の寒い季節を考慮した衣類などを備えておく ・車載ジャッキやカーラジオなど、身の周りにあるものの活用を考えておく ・スマートフォンの予備バッテリー(PSEマーク付)など、必要な電源を確保しておく 非常用品として以下のものを用意しておくと安心です。 防災専用の特別なものを用意するのではなく、日常生活で利用している食品等を備えましょう。 家を建てる際は耐震性能に考慮することもポイント 現在の新築住宅は建築基準法をもとに一定の耐震基準を満たしています。 しかし、どのくらいの耐震性能が必要か悩む方も少なくありません。 耐震性能とは、地震に建物が耐えられる安全性の度合いです。 住宅性能表示制度や耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す、耐震等級が定められています。 耐震等級は、3つに分けられています。 耐震等級を取得した住宅は、等級に応じて地震保険の割引が受けられる制度があります。 各保険会社の保険プランを確認して、適用できるか判断しましょう。 5.まとめ 下関市は全国的に地震が少ない地域ですが、今後、菊川断層帯や南海トラフ巨大地震の影響を受ける可能性があります。 地震被害を最小限に抑えるには日頃の備えが不可欠です。 ハザードマップで災害リスクを把握し、避難経路や防災グッズを準備すること、住宅購入や建築時は耐震等級も確認しましょう。 災害はいつ発生するかわかりません。地域情報を確認し、防災意識を高めて行動することが自分や家族を守る最善の対策になります。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年10月22日 / 土地
下関市のハザードマップ徹底解説 洪水・津波・土砂災害への備えと活用法
下関市は海や山、河川が多く、洪水・土砂災害・津波などの自然災害リスクが高い地域です。 災害発生時に安全に避難するためには、事前の備えが欠かせません。 今回は、下関市のハザードマップを解説し、洪水や土砂災害などの危険箇所の確認方法と、避難経路や防災対策への活用法を紹介します。 目次 1. 下関市の地形の特徴 2. ハザードマップとは 3.ハザードマップでわかること 4.ハザードマップの活用方法 5.しもまちアプリで防災情報を身近に 6.まとめ 1. 下関市の地形の特徴 下関市は、山口県の西部に位置し、東西が約30km・南北が約50kmに広がり、総面積は約716.28㎢(令和7年1月1日現在・国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」より参照)です。 海岸部は西に響灘や日本海、南に周防灘や瀬戸内海に面しています。 市内には瀬戸内海に続く木屋川水系と、日本海に続く粟野川水系をはじめ、22の水系があり、水域に沿った地域では肥沃な耕地が見受けられます。 市の中央部には、標高が約600mの山が連なり、平地は河川流域と海岸線沿いに見られる起伏の多い地形です。 気候は、対馬暖流の影響によって、一年中穏やかですが、冬には日本海側気候の影響を受け、風が強く寒さが厳しいでしょう。 近年は台風による災害が減少し、梅雨前線によるものが増加しています。 集中豪雨は、活動が活発な前線が山口県付近で東西に停滞したときに発生し、災害が発生しやすくなります。 過去の災害 下関市の過去の災害では、平成22年(2010年)7月の山口県下関市豪雨災害が記憶にある方もいるかもしれません。 九州に停滞していた梅雨前線が北上した影響で、7月12日~15日にかけて九州北部から山口県付近に停滞しました。 15日未明から朝にかけて下関市や隣接する美祢市を中心に1時間に50mm以上の激しい雨が降り、豊田町では1時間に72mmを観測しました。 10日~15日までの総雨量は570mmで、7月の平均降雨量の1.5倍を超える大雨でした。 豊田町、菊川町および、吉田地区を中心に土石流被害、木屋川では、洪水による多数の浸水被害が発生しました。 人的被害はありませんでしたが、土砂崩れ等により道路災害が発生し、通行止めとなった箇所が70箇所に及びました。 また、木屋川流域を中心に家屋の床上浸水被害63戸、床下浸水被害274戸の被害が報告されています。 木屋川と田部川の合流部にある菊川浄水場では、冠水被害により菊川町で2,053戸の水道が断水となりました。 2. ハザードマップとは ハザードマップは、地形や地盤の特徴、過去の災害履歴から自然災害の発生リスクを示す地図です。 地震や洪水、土砂災害などの災害ごとに危険性を表示し、リスクの高い地域が判別できます。 ハザードマップを活用することにより、河川の氾濫や堤防の決壊による被害を最小限に抑えられるでしょう。 ハザードマップの情報は、都市計画や建築基準の策定、避難計画の立案に活用されています。 ハザードマップを参考にして災害時の避難場所や避難経路を確認することで、効果的な災害対策を立てることが可能です。 それぞれの災害が発生する可能性が高い危険箇所が表示されており、市区町村のホームページや国土交通省のポータルサイトで入手できます。 参考サイト:国土交通省のポータルサイト 3.ハザードマップでわかること ハザードマップは災害別に提供されています。 ここでは、ハザードマップの特徴を災害別に説明します。 下関市の各災害のハザードマップは、下記になります。 ■土砂災害 https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/bosai/list83-299.html ■津波・洪水 https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/bosai/list83-300.html ■高潮 https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/bosai/list83-301.html ■内水 https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/bosai/list83-302.html ■地震 https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/bosai/list83-303.html 土砂災害 土砂災害ハザードマップは、土砂災害を引き起こす自然現象の発生リスクが高い地域を把握できます。 土砂災害は3つの自然現象が原因で発生します。 ■出典:下関市 土砂災害ハザードマップ 危険リスクが高い地域は、土砂災害警戒区域(黄色)と土砂災害特別警戒区域(赤色)に色分けされています。 崖の下に住宅がある地域は土砂災害の発生リスクが高まります。 緊急避難所も記載されていますので、確認しておくと安心です。 津波・洪水 ■出典:下関市 津波ハザードマップ 津波ハザードマップには、地震などの影響で起こる津波によって、浸水のリスクがある地域が記載されています。 浸水範囲や深さに加え、避難場所などの必要な事項が地図上に記載されたものです。 津波浸水想定が~0.3mの場合は薄い黄色、5~10mの場合は赤色で表示されます。 自宅周辺にどの程度の浸水の危険があるかを知ることができるので、情報を理解した上で、必要な備えを家族で話し合い、行動計画を立てておくとよいでしょう。 高潮 ■出典:下関市 高潮ハザードマップ 高潮ハザードマップは、浸水想定区域図をもとに浸水想定区域や避難場所を示した地図です。 浸水想定区域図は過去最大規模の台風が発生し、大潮の満期と重なった場合の高潮を想定しています。 高潮とは、台風の強い低気圧により、波が高くなると同時に海面の水位が上昇することです。 海面が吸い上げられるように上昇する「吸い上げ」、海岸付近の海水面が上昇する「吹き寄せ」の2種類があります。 高潮が満潮と重なると、より海面が上昇し、大きな災害が発生しやすくなります。 屋根などの安全確認や非常持ち出し品を用意しておきましょう。 内水 ■出典:下関市 内水ハザードマップ 内水ハザードマップは、大雨時に下水道管や水路からの浸水が想定される区域や、浸水深さの情報を記載したマップです。 内水は、大雨で排水の容量を超えた場合、周囲より低い場所であれば、下水マンホールから水が噴き出し、道路の冠水や敷地の浸水が発生します。 昨今の集中豪雨では、河川の氾濫だけではなく、都市の排水機能を超えるものも多い傾向にあります。 普段から家族で自宅周辺の危険箇所や安全な避難経路を確認し、避難訓練や備蓄計画に役立てましょう。 地震 地震ハザードマップは、地盤や断層の状態から地震災害リスクを把握できます。 その地域で想定される最大震度での揺れやすさや、液状化危険度など、地震被害の情報が集められています。 地震が発生した際に活用するだけではなく、住宅の耐震化においても活用できます。 また、揺れやすさマップは、地盤の状況と想定地震の両方から地域の揺れやすさを震度で評価したものです。 住宅建築の際に、どのような地震対策を備えておくべきかの指標として利用できます。 4.ハザードマップの活用方法 ハザードマップは地域の災害リスクを把握するだけではありません。 次に、ハザードマップの活用方法を紹介します。 自分が住む場所の災害リスクを確認 ハザードマップを確認することで、自分の住む地域、会社や学校がある地域の災害リスクが把握できます。 災害リスクや地域の地形、避難経路を事前に知ることで、災害発生時に焦らず安全に避難できるでしょう。 防災は、暮らしている地域の災害リスクを各自で認識しておくことが大切です。 引越しや自宅の購入を検討する際にも、事前にハザードマップを確認して、地域の災害リスクを想定しておくことが望ましいでしょう。 避難経路を確認 ハザードマップは避難経路を決める際に役立ちます。 物が倒れる可能性が高い経路は避けましょう。 以下の場所は代表的な災害時に危険な場所です。 狭い道路、行き止まりの道路 ブロック塀、自動販売機、崖 坂道、階段、段差、側溝 家族と住宅の周辺を歩き、公園など災害時に役立つ場所や、危険なポイントをチェックしましょう。 5.しもまちアプリで防災情報を身近に ■出典:下関市「しもまちアプリ」配信開始しました 下関市では、市内の防災情報を「しもまちアプリ」で発信しています。 気象注意報・警報や地震・津波情報を提供していますので、万が一の時に安心です。 今いる場所から近い順に避難場所を表示してくれる機能もあります。 避難場所がどの災害に対応した施設かも一目でわかります。 登録方法は、アプリをダウンロードするだけで簡単です。 いつでも受信設定を変更できるので、登録しておくと災害時に迅速な情報収集が可能でしょう。 6.まとめ 下関市は起伏の多い地形と多くの水系を持ち、集中豪雨や土砂災害などの災害リスクが高い地域です。 ハザードマップは災害別に危険区域や浸水想定を可視化し、避難経路や避難場所を事前に確認するための重要なツールです。 日頃から自宅や職場周辺のリスクを把握し、家族で避難計画を共有することが安全確保に役立つでしょう。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年10月15日 / 土地
下関市の渋滞事情をチェック!快適な暮らしのための土地探しのポイント
下関市で家を建てる際に、見落としてはならないのが「渋滞事情」です。 下関市は関門海峡に面しており海と山に囲まれた地理的特性から、幹線道路に交通が集中しやすく慢性的に渋滞が発生します。 そのため、下関市で快適に暮らすために「通勤・通学の経路は渋滞が起きやすいか」「どのルートが混みやすいか」を確認しておきましょう。 そこで、今回は下関市で快適な暮らしを送るために知っておきたい渋滞事情と土地探しのポイントについて詳しく解説します。 目次 1.下関市で土地探しをする際に重要になるのが渋滞 2.どこが混みやすい?下関市の渋滞エリア 3.大型連休で渋滞しやすいエリア 4.渋滞状況を踏まえた土地探しのポイント 5.まとめ 1.下関市で土地探しをする際に重要になるのが渋滞 下関市で土地探しをする際には、快適な暮らしを送るためにも通勤・通学の経路は渋滞しやすいかを確認しましょう。 ここでは、下関市の交通事情を把握すべき理由について解説します。 下関市の交通事情 下関市は関門海峡に面しており、海と山に囲まれた地理的特性から、幹線道路に交通が集中しやすく慢性的に渋滞が発生します。 特に下関駅や新下関駅の繁華街、オフィス街に勤務する人が多いです。 そのため、一般国道9号線及び県道 では、通勤・通学の時間帯である朝7時~9時、夜17時~19時に渋滞が起きます。 また迂回路が少ないため、交通事故 や道路工事 の影響で長時間の渋滞に巻き込まれる恐れがあります。 このような交通事情を知らないまま家を購入してしまうと、想像以上に通勤・通学時間がかかり、住みにくさを感じてしまいかねません。 そのため、ストレスなく快適に暮らすために下関市の交通事情について理解しておきましょう。 市外・県外への通勤・通学も多い 下関市に住んでいる人は下関駅や新下関駅の繁華街、オフィス街に勤務する人が多いとお伝えしました。 しかし、市外や県外へ通勤・通学する人もいます。 市外では、UBEや長州産業、宇部マテリアルズなど化学や医療関連の会社 がある産業地域の山陽小野田市や宇部市へ通勤する人が多いです。 そのため、一般国道2号線で渋滞が起きます。 一方で県外では北九州方面へ通学する人が多いです。 スターフライヤーやTOTOなど有名企業をはじめ、銀行や病院などがあります。 北九州方面へ向かう際の関門トンネル・関門橋では渋滞が起きやすいです。 2.どこが混みやすい?下関市の渋滞エリア 下関市内でも混みやすさは異なるため、渋滞が発生しやすいエリアを押さえておきましょう。 ここでは、下関市の渋滞エリアをご紹介します。 一般国道2号線 大阪市から北九州市を結ぶ一般国道2号線。 下関市内にある「才川交差点」「長府駅前交差点」「印内交差点」「滑石交差点」 が混みやすくなっています。 <主な渋滞エリア> □ 才川交差点…長府扇町工業団地 が近いため大型トラックの通行量が多い □ 長府駅前交差点…長府小学校や長成中学校があるため、送迎車、自転車、歩行者が集中する □ 印内交差点…一般国道2号線と交わる ため一度渋滞にはまると抜け出せない □ 滑石交差点…信号サイクルが長く、通過待ちの車列が発生しやすい 一般国道9号線 京都市から下関市を結ぶ一般国道9号線。 下関市では「印内交差点」「鳥居前交差点」が混みやすくなっています。 <主な渋滞エリア> □ 印内交差点…一般国道2号線と交わるため一度渋滞にはまると抜け出せない □ 鳥居前交差点…交差点の周辺に商業施設、長府病院があるため渋滞しやすい 小島交差点 小島交差点は小月駅周辺にある交差点で、商業地域や工業地域が密集しているため通勤・通学時に渋滞が発生しやすいです。 また小月小学校や小月縄田公園、岡病院があり歩行者も多いです。 風波のクロスロードとして知られているため、週末は普段以上に交通量が増えます。 清末千房 清末千房は国道2号線と山陽自動車道小月ICに近く、山陽小野田市や宇部市へのアクセス拠点として有名なエリアです。 市街地と東部を結ぶルートのため車の通行量が多いです。 下関へ向かう車、宇部へ向かう車、工業団地や物流拠点のトラックが集中します。 それにも関わらず、交差点が限られているため、一度混雑が発生すると、渋滞から抜け出すのが困難になります。 有冨 有冨は東南部に位置しており、菊川町・小月・宇部方面と中心部をつなぐルート上にあります。 国道2号線が近くを通っており、東西交通の要衝として利用されるエリアです。 国道2号線の渋滞が波及しやすく、朝夕には渋滞が発生します。 伊倉東町 伊倉東町は 新下関駅の西に位置する町です。 県道259号、34号と接続しており、新下関と長府方面を結ぶ結節点となっています。 また、一般国道2号へのアクセス道路ともつながっているため、東西交通の抜け道としても利用されます。 周辺には新下関駅やゆめシティがあり、住宅地でもあるため、買い物・通勤・送迎などの交通量が多い地域です。とくに、週末や休日は混雑します。 秋根本町2丁目交差点 秋根本町2丁目交差点は、新下関駅の北東側に位置する主要交差点です。 県道34号と255号がつながり、新下関駅と長府方面を結ぶ結節点になっています。 新下関駅に向かう道路のため、車の出入りが活発です。 商業施設に訪れた買い物客が集中し、駐車場待ちの影響で交差点周辺にて渋滞が発生します。 貴船3丁目交差点 貴船3丁目交差点は下関市貴船町にある交差点で、下関市街地(唐戸・細江方面)と新下関方面をつなぐ道路上に位置します。 住宅地が多く、生活道路として利用されています。 近隣には、文関小学校や日新中学校、専門学校もあるため、自転車や歩行者も多いです。 通勤車と自転車・歩行者が交錯し、交差点での信号待ちが長くなります。 3.大型連休で渋滞しやすいエリア 下関市内では、大型連休の際に渋滞しやすいエリアもあります。 唐戸市場周辺 山口県を代表するグルメスポット唐戸市場は、海峡の街下関が誇る新鮮な魚が食べられるとして全国的に有名です 。 近くには海響館 や赤間神宮 、カモンワーフ など観光スポットもあるため、週末は観光客で賑わいます。 周辺道路は片側1車線が多く、駐車場待ちの車や観光バスの出入りが加わると流れが滞りやすいです。観光客の車と駐車場待ちにより慢性的な渋滞や行列が発生します。 角島 ⇔ 国道191号線 角島は角島下関市豊北町にある島で、角島大橋を通じて本州と結ばれています。 透明度の高い海と美しい橋の景観で全国的に有名な観光スポットです。 片側1車線の区間が多く、休日や夏休みシーズンは渋滞が発生しやすいです。 特に角島大橋周辺は駐車場待ちも含めて混雑します。 4.渋滞状況を踏まえた土地探しのポイント 下関市は関門海峡に面しており丘陵や山地もあるため沿岸部に幹線道路が集中しています。 このような地理的特徴により渋滞が発生しやすいです。 渋滞事情を考慮せずに住み始めると、生活が不便だと後悔してしまいかねません。 そのため、新生活を快適に過ごしたい方は3つのポイントを押さえた上で土地を探すことをおすすめします。 通勤・通学ルートを考慮して土地を探す 渋滞エリアは通勤・通学の時間帯になると渋滞が発生します。 自宅から勤務先が数キロの距離でも、20分以上かかることも珍しくありません。 遅刻しないためには、余裕を持ったスケジュールが必要となり、それがストレスになることもあります。 そのため、通勤・通学ルートを考慮した上で住む場所を決めましょう。 子どもが通う学校が徒歩圏内にあるのか、勤務先と程よい距離であるかを確認しておくと、快適な新生活を送れるようになります。 周囲に交通機関があるかを確認する 下関市は自動車での移動が基本ですが、交通機関を利用できれば利便性が上がります。 山陽本線の駅(下関駅、幡生駅、新下関駅、長府駅、小月駅、埴生駅)まで車で数分、徒歩圏であれば、快適に暮らすことができるでしょう。 また、市内ではバスも走っています。 自分の老後、子どもの移動手段を見据えてバス停が徒歩圏にあるかどうかも確認しておくことをおすすめします。 その際には、バス停から家までの道が安全かどうかも確認しておきましょう。 現地へ何度も、いろいろな時間帯に行ってみる 下関市は渋滞が発生しやすいとお伝えしましたが、実際に道路を走行してみることをおすすめします。 平日の朝7時から9時に主要道路を走行してみることで、交差点でどのくらい待たされるかが実感できます。 また、夕方の17時から19時に主要道路を走行してみることで、帰宅ラッシュや買い物客の動きによる混雑具合がわかることでしょう。 また、子どもが安全に登下校できるかどうか考える際にも役立ちます。 何度も主要道路を走行してみることで、想定していなかった問題が見えてくることも少なくありません。 新生活で後悔しないためにも、さまざまな時間帯を走行してみることをおすすめします。 5.まとめ 下関市は関門海峡に面しており海と山に囲まれた地理的特性から、幹線道路に交通が集中しやすく慢性的に渋滞が発生します。 こうした事情を無視して家を建ててしまうと、通勤や通学時に負担を感じ、住みにくいとストレスとなる可能性があります。 そのため、土地を選ぶ際には「通勤・通学ルートを考慮する」「交通機関の有無を確認する」「時間帯を変えて何度も道路を走行してみる」という3つのステップを踏んでおきましょう。 このステップを踏んでおけば、新生活も快適に送ることができるため、ぜひ取り入れてみてください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年10月8日 / 設備
2025年10月開始!下関市の防犯カメラ設置補助金をご紹介
都市選びにおいて、「住まいの安全」は子育て世代にとっても、シニア世代にとっても最重要項目の一つです。 特に、最近は空き巣や侵入盗の手口が巧妙化しており、「自分の家は自分で守る」意識が不可欠となっています。 この記事では、山口県下関市の治安の現状をデータに基づいて分析しつつ、安全な街づくりに向けた下関市の具体的な取り組みをご紹介します。 そして、特に注目すべきなのが、令和7年10月から開始される下関市独自の個人向け防犯カメラ設置補助金です。 補助金の詳細情報から、補助金を使わずに今すぐできる効果的な防犯対策まで、徹底解説します。 自宅の安全を高め、より安心できる下関市での暮らしを実現するため、ぜひ最後までお読みください。 目次 1.下関市の治安はいい?悪い? 2.下関市 個人向け防犯カメラ設置費用補助金 3.防犯カメラの設置以外にも!今からできる防犯対策 4.まとめ 1.下関市の治安はいい?悪い? 新しく住む場所を選ぶ際、最も気になるのが地域の安全性です。 山口県下関市は、県内でも最大の人口を擁する都市であり、交通の要衝でもあります。 実際のところ、下関市の治安は良いと言えるのでしょうか、それとも注意が必要な地域なのでしょうか。 ここでは、公的なデータに基づき、下関市の治安について考えてみます。 全国でも治安のいい山口県 山口県は本州の最西端に位置し、三方を海に囲まれた温暖で住みやすい地域として知られています。 県全体の治安状況を見ると、刑法犯の犯罪遭遇率は全国39位と、全国平均と比較して犯罪に遭う可能性が低い、比較的治安の良いエリアだといえます。 また、検挙率も全国平均より高い傾向にあります。 しかし、地域的な特性から警戒すべき犯罪もあります。 例えば、ひったくりの犯罪遭遇率は全国12位と、他県に比べて高い水準にあります。 さらに、強盗の犯罪遭遇率も前年度から倍増するなど、一部の犯罪種別ではリスクが高まっているため、「山口県全体が安全」と過信せず、個々の防犯意識を高めることが重要です。 犯罪遭遇率からみる下関市 山口県全体が比較的治安が良い傾向にある中で、下関市の治安はどうでしょうか。山口県内の市町村別で見た場合、下関市は刑法犯の認知件数が最も多い(816件)エリアです。 これは、下関市が県内で最も人口が多く、交通の利便性も良いため、県内外から多くの人が出入りする地域であることに起因すると考えられます。 ただし、刑法犯遭遇率(住民何人あたり1件の犯罪が発生しているか)で見た場合、下関市の順位は高くなく、最上位は宇部市(249.05人に1件)となっています。 このデータから、下関市は人口が多いために認知件数は多いものの、他の都市部と同様に、人口に対する犯罪発生リスクが極端に高いわけではないことが分かります。 しかし、人の出入りが多いエリアであるからこそ、犯罪に巻き込まれないための積極的な防犯対策が必須といえます。 刑法犯認知件数は減少傾向 全国的な傾向と同様に、下関市においても、警察による積極的な対策や住民の防犯意識向上により、刑法犯認知件数は長期的には減少傾向にあります。 しかし、前述の通り、ひったくりや強盗といった特定の犯罪リスクは存在します。 安全な地域社会を維持し、犯罪をさらに減らすためには、市や警察の取り組みだけでなく、地域住民一人ひとりの努力が不可欠です。 この背景を踏まえ、下関市は市民が主体となって防犯対策を強化できるよう、防犯カメラ設置への支援を決定しました。 次章では、この個人向け補助金制度の詳細をご紹介します。 2.下関市 個人向け防犯カメラ設置費用補助金 下関市は、犯罪の起こりにくい安全なまちづくりを推進するため、市民が自宅に防犯カメラを設置する費用の一部を補助する制度を設けます。 この補助金は、自宅や地域の安全性を高めるための市民の取り組みを経済的に後押しするものです。 申請期間 補助金の申請受付期間は、令和7年10月1日(水)から令和8年1月30日(金)までです。 ただし、この補助金は先着順となっており、予算の範囲を超えた場合は期間内であっても受付を終了します。 設置を検討している方は、令和7年7月1日以降に対象となる費用を支払い、期間開始後、速やかに申請手続きを行うことを推奨します。 申請状況や予算残額は市ホームページで定期的に公表される予定です。 対象者 補助金の交付対象となるのは、以下の全ての要件を満たす個人です。 1. 申請の日において下関市内に住所を有すること。 2. 市税を滞納していないこと。 3. 申請者本人または同一世帯で、過去にこの補助金の交付を受けていないこと。 4. この防犯カメラの設置に関し、国や他の自治体の同種の補助金を受けていないこと。 また、申請者が自ら居住する下関市内の住宅(一戸建て、共同住宅等)が対象となります。 共同住宅や借家の場合は、管理規約の確認や建物所有者の許可が必要です。 対象となるもの 補助の対象となる費用は、令和7年7月1日以降に購入し、住宅の屋外に設置するものです。 具体的には、防犯カメラの購入費用、設置工事費用、そして防犯カメラ設置を示す表示板などの費用が対象となります。 録画機能付きインターフォンやダミーカメラ、パソコンなど、カメラ機能に特化しない機器は対象外です。 また、保守費用や電気料金、レンタル費用などの維持管理費やランニングコストも対象外となります。 設置するカメラの撮影範囲は、原則として自宅敷地内を映すものとし、不必要に他者の敷地や公道を含まないよう、プライバシーに最大限配慮する必要があります。 補助金額 補助金の支給額は、防犯カメラの購入費用および設置工事費用の2分の1(消費税等を含む)です。 ただし、限度額が設定されており、1世帯につき1回のみ、3万円までの支給となります。 例えば、設置費用が6万円かかった場合、その2分の1である3万円が補助されますが、費用が8万円かかった場合でも補助金の上限は3万円です。 申請手続きは、設置後に必要な書類を揃えて窓口または郵送で提出し、市の審査を経て交付が決定されます。 >>令和7年度下関市個人向け防犯カメラ設置費補助金についてはコチラから! 3.防犯カメラの設置以外にも!今からできる防犯対策 防犯カメラの設置は犯罪抑止に非常に有効ですが、補助金の申請や設置工事には時間がかかります。 そこで、補助金の有無に関わらず、今すぐ自宅の安全性を高められる、簡単で効果的な防犯対策をご紹介します。 侵入者は「人目」と「時間」を嫌うため、その両方を奪う対策を組み合わせることが重要です。 窓ガラスに防犯フィルムを貼る 侵入盗の約6割は、窓ガラスを破って侵入するというデータがあります。 一般的な窓ガラスは簡単に割れてしまうため、侵入者が最も時間をかけずに済む侵入手口です。 この弱点を補強するのが防犯フィルムです。 窓ガラスの全面に貼ることで、ガラスが割れても破片が飛び散りにくくなり、貫通に時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。 選定する際は、貫通防止性能を示すCPマーク(防犯性能の高い建物部品)が付いたフィルムを選ぶとより安心です。 比較的に安価で、ホームセンターなどで手軽に購入でき、DIYで対応できるのも利点です。 補助鍵をつける 侵入者が犯行を諦める一つの目安は、「侵入に5分以上かかること」だといわれています。 玄関ドアや窓の鍵を二重にすることで、解錠にかける時間を倍増させ、この「時間稼ぎ」をするのが補助鍵の役割です。 玄関ドアには、メインのシリンダー錠だけでなく、サムターン回し対策のついた補助錠を後付けしましょう。 窓サッシには、上部や下部に設置できるツマミ式の補助鍵や、ロック付きのクレセント錠を取り付けるだけで、防犯性が格段に向上します。 鍵を二重化する対策は、侵入者の心理的なプレッシャーにもなり、侵入自体を思いとどまらせる効果もあります。 玄関まわりの見通しをよくする 侵入者は、犯行中に人目につくことを最も嫌います。 自宅周辺から「死角」をなくすことは、防犯カメラ設置と同じくらい効果的な対策です。 玄関や窓の前に背の高い植木や生け垣があると、不審者が身を隠す格好の場所になってしまいます。 これらを低く刈り込むなど手入れをして、外部からの視認性を高めましょう。 また、玄関や駐車場にセンサー付きのライトを設置することも非常に有効です。 人が近づくと突然明るくなることで侵入者を心理的に威嚇します。 さらに、2階からの侵入を防ぐため、窓の近くに箱や室外機などの足場になるものを置かないように徹底しましょう。 4.まとめ 下関市は、山口県全体としては比較的治安が良いエリアですが、都市部としての特性から犯罪認知件数は県内最多であり、日々の防犯対策が欠かせません。 下関市が令和7年10月より開始する個人向け防犯カメラ設置補助金は、市民が自宅の防犯性を高めるための大きなチャンスとなります。 この補助金を活用し、上限3万円の補助を受けることで、費用負担を抑えつつ、高性能な防犯カメラを設置し、自宅と地域の安全を強化できます。 補助金制度の開始を待つ間にも、窓ガラスへの防犯フィルムの貼付や、補助鍵の設置、玄関周りの見通しを良くするといった「時間稼ぎ」のための対策を今すぐ実行することが重要です。 市と住民が一体となって防犯対策を強化することで、より安心で安全な下関市での暮らしを守っていきましょう。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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2025年10月3日 / 家づくり
下関で平屋を建てたい!新築住宅の最新傾向と小さな土地で叶える工夫
「下関市で平屋を見かける機会が増えたけれど、なぜ人気なのだろうか?」「平屋を建てたいけれど、どのくらいの広さが必要なのだろうか?」と興味をお持ちではありませんか? そこで、今回は下関で平屋を建てたい方向けに新築住宅の最新傾向について解説します。 併せて、小さな土地でも快適に暮らせる平屋を叶えるポイントもご紹介します。 そのため、下関市で平屋を建てようか検討している方は記事を読んでみてください。 目次 1.平屋人気継続中!その理由は? 2.タナカホームズ下関店での平屋の傾向 3.下関市の新築住宅の傾向 4.小さな土地でも平屋を叶えるポイント 5.タナカホームズ下関店|見学できる建売 6.まとめ 1.平屋人気継続中!その理由は? 全国で平屋ブームが到来していますが、なぜ人気なのでしょうか? ここでは、平屋が人気を集めている理由について解説します。 効率的な動線 平屋はワンフロアで生活できる効率的な導線が魅力です。 掃除機や洗濯物を持って階段を上り下りする必要がなくなるため、掃除がしやすくなります。 また1カ所にキッチン、洗面所、収納スペースを集約させれば、料理しながら洗濯機を回すなど「ながら家事 」が行えます。 お客様からは「家事が本当に楽になった」「平屋の生活は快適で助かっています」と評判です。 またワンフロアで生活するため家族の気配を感じられることも魅力です。 キッチンにいても子どもの様子がわかるため、家事をしながら子供の様子を見守ることができます。 ライフスタイルの変化への対応 平屋は階段がないため、老後も安心して暮らし続けられる住宅として注目を集めています。 加齢により足腰が衰えた場合 や事故で車椅子生活になった場合 でも、リフォームをせずに暮らし続けられます。 平屋を建てたお客様からは「足腰への負担が少なくて済む」「介護がしやすい」と評判です。 また階段の上り下りがない分、転倒や転落リスクを軽減できます。 以前は、シニア世帯が終の住まいとして平屋を建てていましたが、 最近では老後まで見据えた若者世帯も平屋を建てるようになってきました。 地震への強さ 平屋は地震の揺れに強い構造が魅力となっています。 なぜなら、2階建てや3階建てと比べて重心が低く、重心が低いほど揺れのエネルギーは小さくなるためです。 構造に雨水が侵入して構造材(柱や梁)が腐食すると耐震性能が低下しますが、平屋は足場を組む範囲が少なくて済むため、外壁や屋根のメンテナンスがしやすいです。 地震が多い日本では災害に強い住まいが人気で、安心して住める家として平屋が注目を集めています。 2.タナカホームズ下関店での平屋の傾向 全国で平屋が人気を集めていると聞くけれど、下関市の傾向はどうなのでしょうか? 次にタナカホームズ下関店のデータを基に下関市の傾向について解説します。 格段と高まる平屋ニーズ タナカホームズ下関店では平屋を建てるお客様が年々増えています。 平屋の割合は2020年に38%でしたが、2024年度に67%まで上昇して二階建てを上回りました。 シニア世帯だけでなく、若者世帯も平屋を建てています。 「家族の気配が感じられる平屋で、家族時間を豊かにしたい。」 「仕事と家事の両立が大変だから、家事が少しでも楽になるシンプルな家に住みたい。」 などの理由で平屋を建てる方が増えています。 2階建てよりも敷地が広め タナカホームズで平屋を建てるお客様は、広い土地を購入しています。 二階建てを建てる場合の土地の敷地面積は186.2㎡に対し、平屋を建てる場合の土地の敷地面積は287.5㎡です。 「子ども部屋を確保してあげたい」「寝室の他にも趣味部屋を設けたい」などを理由に、広い土地を購入されています 。 また、広い土地を購入して中庭や駐車場を作る人も多いです。 3.下関市の新築住宅の傾向 下関市の新築住宅の傾向も併せて見ていきましょう。 ここでは、山口県『山口県新設住宅着工戸数について』を参考に下関市の新築住宅の傾向について解説します。 県内の他エリアより延床面積は小さめ 下関市の新築住宅の平均延床面積は83.89㎡と小さめです。 山口圏内の新築住宅の平均延床面積は93.34㎡のため、9.45㎡ほど小さいです。 下関市は県内でも人口が最も多く市街地が広がっているため、 土地価格が比較的高い傾向にあります。 こうした場所は敷地面積が限られるため、建物の延床面積も自然と小さめになります。 近隣の都市よりも建築にかかる費用は高い 下関市は土地価格が高いです。 下関市は公共交通機関も充実しており、新幹線やバスを利用して他都市へのアクセスも良好でありながら、住みやすい理想的な環境のため土地価格が高い傾向にあります。 どのような住宅会社で家を建てるかで建築費用は変わりますが、トータルコストが高くなります。 参考:土地DATA・2025年(令和7年)公示価格 こちらもチェック▶下関市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説! 4.小さな土地でも平屋を叶えるポイント 下関市の土地価格は高く、土地が小さめであるとお伝えしました。 そのため、平屋を建てるのは難しいのではないかと心配されている方もいると思います。 しかし、工夫次第で快適に暮らせる平屋は叶えられるため安心してください。 ここでは、小さな土地でも平屋を叶えるポイントを3つご紹介します。 廊下を減らす 回遊動線を取り入れて廊下を減らせば、部屋全体に広がりを感じられます。 キッチンや洗面所、浴室など水回りを集約させたり、リビングやダイニング、キッチンをまとめたりすることで廊下を減らせます。 廊下を減らした分だけ収納スペースも減る恐れがあるため、 壁面に収納スペースを設けるなどして収納力を確保しましょう。 また、ドアを引き戸にするのもおすすめです。 引き戸を選べば、開閉するスペースが不要となり、その分のスペースを有効活用できます。 壁を減らす 平屋では不要な壁を取り除くことで、広々とした部屋を演出できます。 リビングやダイニング、キッチンを仕切らずにLDKにすると空間が広がります。 大きな窓を配置して、外とのつながりを強めれば伸びやかな雰囲気になります。 とくに南向きの大開口や吹き抜けを取り入れると、日差しや風を取り込み、自然と調和した心地よさを感じられるでしょう。 ただし、壁を減らし過ぎてしまうとプライベート空間がなくなるため注意してください。 スキップフロアを採用する スキップフロアとは、1つの階層に複数の高さのフロアが設けられた間取りをいいます。 大きな特徴は、空間を縦に利用するということです。 床の高さを少しずつずらすことで、収納スペースを効率的に確保できるほか、趣味やワークスペースとしての独立した空間をつくることも可能です。 床面積が小さい家も、スキップフロアを採用することでスペースを広々と活用できます。 5.タナカホームズ下関店|見学できる建売 分譲住宅を購入すれば、注文住宅よりも安く購入できます。 タナカホームズ下関店では、2棟の平屋の分譲住宅を販売しています。 どちらも見学できるため、ぜひ遊びにきてください。 武久町1丁目1号地建売 武久町1丁目1号地建売は、生活導線を工夫した平屋です。 キッチンと洗面、脱衣室、浴室を集約することで、料理しながら洗濯機を回すなど「ながら家事」が行えます。 また、リビングで過ごす子どもの様子を守りながら、家事が行えます。 キッチンには勝手口を付けて、ゴミ捨てや買い物時の荷物搬出も快適です。 また、来客時の導線も工夫しました。幡生駅から徒歩圏内で、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニも近く、生活利便性が高いエリアです。 そのため、生活しやすさを重視したい方におすすめです。 ■物件名 武久町一丁目-1号地建売住宅 ■販売価格 3,580万円 (税込) ■住所 山口県下関市武久町一丁目878番10 ■建物面積 84.25㎡(25.43坪) ■土地面積 199.14㎡(60.11坪) ■間取り 3LDK ■駐車スペース 2台 ■URL https://www.tanaken.co.jp/estate/details_300.html 彦島江の浦建売 彦島江の浦建売住宅は、落ち着いた色合いで街並みに調和するシンプルな外観デザイン が特徴的な平屋です。 室内もシンプルなため、どのような家具も合わせやすいです。 大きな特徴は約2畳の納戸を設けていることです。 収納スペースに使用したり、書斎やオフィススペースとして納戸を使用したりできます。 販売価格が3,100万円、月々支払が74,065円のため、リーズナブルな価格で平屋を購入したい方におすすめの物件です。 ■物件名 彦島江の浦建売住宅 ■販売価格 3,100万円 (税込) ■住所 山口県下関市彦島江の浦町九丁目7番7 ■建物面積 79.91㎡(24.12坪) ■土地面積 154.78㎡(46.72坪) ■間取り 3LDK ■駐車スペース 2台 ■URL https://www.tanaken.co.jp/estate/details_279.html 6.まとめ 平屋はワンフロアで生活できるため、家事が楽になります。 また、家族の気配が感じられることも魅力です。このような理由から、シニア世帯が終の住まいとして平屋を建てていましたが、最近では老後まで見据えた若者世帯も平屋を建てるようになってきました。 しかし、平屋を建てるには広い土地が必要です。 下関市で広い土地を探すとなると、トータルコストが上がります。 この記事では、小さな土地に平屋を建てるコツや分譲住宅を購入するという選択肢をご紹介しました。 ぜひ、ベストな選択を見つけてみてください。 <<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>> 会社名:田中建設株式会社 部署名:経営企画部 執筆者名:大勢待 昌也 執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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