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2025年8月20日 / 暮らし・育児
福山市の子育て支援がアツい!共働き家庭も安心の最新制度まとめ

広島県の東部に位置する福山市は、穏やかな瀬戸内の海と豊かな自然に恵まれながらも、新幹線停車駅を持つなど利便性が高い街です。
近年、この福山市が子育て世代から熱い注目を集めているのをご存知でしょうか。
安心して妊娠・出産を迎えられ、共働き家庭も働きやすい環境を整えるため、福山市独自の支援策が次々と登場しています。
特に注目すべきは、妊娠期から就学後まで、切れ目のないサポートを提供する「福山市版ネウボラ」と、働く保護者を力強く支える「スマート保育」や「こども誰でも通園制度」といった最新の保育サービス。
この記事では、福山市が誇る先進的な子育て支援制度を、共働き家庭の視点から徹底的に解説します。
目次
1.福山市は利便性と自然環境が充実!

福山市は、子育て世帯にとって理想的な環境が整っている街です。
広島県の東部に位置し、新幹線が停車する福山駅を中心に発展した都市としての利便性と、穏やかな瀬戸内の海や豊かな里山といった自然が身近にあるバランスの良さが大きな魅力です。
共働き家庭にとって、通勤や移動のしやすさは非常に重要です。
福山市は新幹線で主要都市へのアクセスが良く、山陽自動車道や国道2号線といった幹線道路も整備されているため、通勤や出張がスムーズです。
また、駅周辺には商業施設や病院、子育て支援施設などが集まっており、日々の用事を効率的にこなすことができます。
一方、仕事で忙しい毎日の中でも、子どもとの時間を大切にしたいと考える家庭にとって、自然と触れ合える環境は欠かせません。
福山市には、美しい薔薇が咲き誇るばら公園や、潮風を感じながら散歩できる鞆の浦など、子どもと一緒に楽しめるスポットが豊富にあります。
週末には気軽に自然の中でリフレッシュでき、心豊かな子育てを叶えることができます。
2.福山市版「ネウボラ」で切れ目なく子育てをサポート
「ネウボラ」とは、フィンランド語で「アドバイスの場」を意味する言葉です。
妊娠・出産期から子育て期まで、保健サービスと子育て支援サービスを一体化させ、一人ひとりに寄り添った切れ目のないサポートを提供する体制を指します。
福山市では、この先進的な「ネウボラ」の考え方を取り入れ、妊娠・出産から子育てまで、誰もが安心して相談し、支援を受けられる環境づくりを積極的に推進しています。
相談窓口「あのね」
「妊娠中のちょっとした不安」「子育ての悩み」「仕事と育児の両立について誰かに相談したい」
そんな時は、福山市独自の相談窓口「福山ネウボラ相談窓口『あのね』」が力になります。
「あのね」の最大の特徴は、市内13か所というきめ細かな拠点展開。
オンライン相談も可能なため、自宅にいながら気軽に専門家のアドバイスを受けられます。
身近な場所に相談できる場所があることで、孤独を感じがちな子育ての悩みを抱え込まずに済み、安心して子育てに取り組むことができます。
子育て支援アプリ「あのね育ナビ」
共働き家庭にとって、育児と仕事で慌ただしい毎日を送る中、予防接種のスケジュール管理や子育て情報の収集は大きな負担になりがちです。
福山市が提供する子育て支援アプリ「あのね育ナビ」は、そんな悩みを解決してくれる心強い味方です。
このアプリの最大の魅力は、妊娠・出産・子育てのすべてを一元的にサポートしてくれる点にあります。
出生後すぐに始まる複雑な予防接種のスケジュールを自動で算出し、接種日が近づくとプッシュ通知で知らせてくれるので、うっかり忘れを防げます。
また、福山市の子育て支援サイトと連携しており、時期に合わせたお知らせや地域のイベント情報が手軽に入手できます。
さらに、お子様の成長を写真やメッセージで記録できる「できたよ記念日」機能は、育児日記として使えるだけでなく、成長の目安も確認できるのが便利です。
この記録は、家族や離れて暮らす親戚とも共有できるため、子育てへの参加を自然に促すことができます。
「あのね育ナビ」は、忙しい中でも大切な記録を残し、家族みんなで子育てを楽しむための、まさに「お助けアイテム」と言えるでしょう。
2025年9月オープン!天満屋福山店の「ネウボラセンター」
福山市の子育て支援は、さらに進化します。
2025年9月、天満屋福山店に「ネウボラセンター」がオープンします。
このセンターは、妊娠・子育て期だけでなく、不登校やひきこもりに悩む若者まで、幅広い世代を対象とした支援を集約した複合施設です。
センターでは、子育ての相談はもちろん、若者向けの相談窓口も設置し、切れ目のない支援を提供します。
また、保育施設の入所や放課後児童クラブの利用申込みといった面倒な手続きをワンストップで行えるほか、オンライン手続きのサポートも受けられるので安心です。
さらに、0~3歳向けの遊戯場に加え、4~8歳向けのネットクライミングなども新設され、子どもたちが遊びながら交流できる場となります。
駅前の商業施設内にできることで、買い物や用事のついでに気軽に立ち寄ることができ、子育て世帯にとっての利便性は飛躍的に向上します。
このネウボラセンターは、福山市の子育て支援の新たな拠点となること間違いなしです。
3.共働き家庭にうれしい保育サービス

共働き世帯が安心して子育てと仕事を両立できるよう、福山市では独自の保育サービスを充実させています。
ここでは、家計の負担を大きく減らす「保育料の無償化」や、最新テクノロジーを活用した「スマート保育」、そして全国的にも注目を集める「こども誰でも通園制度」について解説します。
第2子以降の保育料を無償化
子育て世帯の経済的な負担は、子どもが増えるにつれて大きくなりがちです。
福山市は、そうした家計の悩みに応えるため、2024年(令和6年)9月から、第2子以降の保育料を所得制限・年齢制限なく無償化しました。
これにより、多子世帯の保護者が安心して働き続けられる環境が整えられています。
この制度の大きなポイントは、第1子の数え方が変更された点です。
これまでは保育施設を利用しているかどうかが基準となっていましたが、今後は同一生計の子どものうち、最年長者を第1子として数えることになりました。
これにより、保育施設に在籍していない上の子がいる場合でも、下の子が第2子として保育料無償化の対象となります。
具体的な対象となるのは、0歳児から2歳児クラスに在籍する第2子以降の子どもです。
3歳児クラス以降の子どもについては、既に幼児教育・保育の無償化制度の対象となっているため、福山市に住むすべての子どもが保育料無償化の恩恵を受けられることになります。
「認可保育施設以外を利用している家庭は対象外?」とご心配の方もいるかもしれません。
ご安心ください。
福山市では、保護者の就労などにより保育が必要な0歳から3歳になる年度の末日までの第2子以降の児童が、認可外保育施設や企業主導型保育事業所などを利用する場合、月額最大42,000円までの利用料が給付されます。
この制度を利用するには申請が必要で、就労証明書などの書類を提出する必要がありますが、その手続きもスマートに行えるよう、オンラインでの申請も可能です。
スマート保育
共働き家庭の日常を支えるため、福山市ではICT(情報通信技術)を積極的に活用した「スマート保育」の導入を進めています。
2024年9月までに、市内の公立保育施設53施設すべてで導入が完了しました。
スマート保育の最大のメリットは、保護者の利便性向上と、保育士の業務負担軽減を同時に実現できる点です。
具体的には、スマートフォンアプリを通じて、欠席連絡や登園記録を簡単に行えるようになります。
これにより、忙しい朝に電話をする手間が省け、保護者の負担が大きく軽減されます。
また、保育園での子どもの様子がより身近に感じられるようになるのも、スマート保育の魅力です。
以前は月に一度、紙で配付されていた園での子どもの写真や動画が、スマート保育導入後は毎週アプリを通じて配信されます。
保育士がタブレット端末で撮影した鮮明な写真や動画で、子どもの成長をリアルタイムで感じられるようになったと、多くの保護者から喜びの声が寄せられています。
「スマート保育」は、テクノロジーの力で保育の質を高め、保護者と保育園のより良いコミュニケーションを築く、福山市の子育て支援の新たな形と言えるでしょう。
こども誰でも通園制度
「少しだけ自分の時間がほしい」「子どもの成長のために集団生活を経験させたい」と感じる保護者のニーズに応えるため、福山市では「こども誰でも通園制度」を導入しています。
これは、保護者の就労状況にかかわらず、すべての子育て家庭を支援することを目的とした画期的な制度です。
この制度を利用すれば、生後6か月から満3歳未満の未就園児を、月10時間まで定期的に預けることができます。
利用できるのは、保育所、幼稚園、認定こども園などに通っていない福山市に住民票がある子どもです。
利用までの手続きもシンプルで、福山市公式LINEアカウントから利用者登録を申請し、その後、専用システムで初回面談や利用予約を行います。
申請から審査完了までには時間を要するため、利用したい月の前月20日までの申請が推奨されています。
子育てに奮闘する保護者にとって、月に10時間という時間は、自身の休息や用事を済ませる貴重な機会となります。
また、子どもにとっても、同年代の子どもたちと触れ合い、集団生活に慣れる良い機会となるでしょう。
この「こども誰でも通園制度」は、多様なライフスタイルを持つすべての家庭に寄り添う、福山市ならではの温かい支援策です。
4.まとめ
福山市は、利便性と豊かな自然が両立する、子育てに最適な街です。
妊娠期から就学後まで切れ目のないサポートを行う「福山市版ネウボラ」を推進しており、相談窓口「あのね」や子育てアプリ「あのね育ナビ」、2025年オープンの「ネウボラセンター」で支援体制を強化。
さらに、第2子以降の保育料無償化や「スマート保育」「こども誰でも通園制度」など、共働き家庭に嬉しい独自のサービスも充実しています。
安心して子育てできる環境が福山市にはあります。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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