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2026年9月28日 / お金・ローン
家を建てるには何にお金がかかる?山口・広島の注文住宅の費用内訳

家を建てるとき、「建物はいくら?」というところから調べ始める方も多いのではないでしょうか。
ただ、実際の家づくりに必要なのは建物本体の費用だけではありません。給排水などの付帯工事、駐車場やアプローチなどの外構、登記・住宅ローンに関する諸費用もかかります。 土地を持っていない場合は、さらに土地代や土地購入に伴う費用も必要です。
住宅金融支援機構の2025年度調査では、フラット35利用者の平均所要資金は、注文住宅で約4,260万円、土地付注文住宅で約5,313万円となっています。
注文住宅の平均建設費
| エリア | 建設費 |
|---|---|
| 全国 | 約4,260万円 |
| 山口県 | 約3,909万円 |
| 広島県 | 約3,883万円 |
土地付注文住宅の平均所要資金
| エリア | 建設費 | 土地取得費 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 全国 | 約3,738万円 | 約1,575万円 | 約5,313万円 |
| 山口県 | 約3,807万円 | 約948万円 | 約4,755万円 |
| 広島県 | 約3,836万円 | 約1,201万円 | 約5,036万円 |
※住宅金融支援機構「2025年度 フラット35利用者調査」をもとに作成。
ただし、これはあくまで利用者全体の平均です。家の広さや仕様、土地の有無、建築するエリアなどによって、実際に必要な金額は変わります。 まずは「いくらかかるか」だけでなく、何にお金がかかるのかを整理してみましょう。
目次
1.家を建てる費用は「建物本体」だけではない

土地をすでに持っている場合、家を建てるための費用は、大きく「建物本体工事費」「付帯工事・外構費」「諸費用」の3つに分けられます。
土地を持っていない場合は、さらに土地購入費と、土地の購入に伴う費用が加わります。
まずは全体像を見てみましょう。
| 費用 | 主な内容 | 土地あり | 土地なし |
|---|---|---|---|
| 建物本体工事費 | 基礎・構造・屋根・外壁・内装・設備 | ○ | ○ |
| 付帯工事・外構費 | 給排水・電気・ガス・駐車場など | ○ | ○ |
| 諸費用 | 登記・ローン・税金・保険など | ○ | ○ |
| 土地購入費 | 土地代 | ― | ○ |
| 土地購入時の費用 | 仲介手数料・登記・契約費用など | ― | ○ |
「住宅価格○○万円」といった数字を見るときに注意したいのが、どこまでの費用がその価格に含まれているかです。
住宅会社や商品によって費用の区分は異なります。金額だけで比べるのではなく、見積もりの中身まで確認することが大切です。
建物本体工事費
建物本体工事費とは、文字通り家そのものをつくるための費用です。
• 基礎・構造
• 屋根・外壁
• 床・壁・天井などの内装
•窓・ドア
• キッチン・浴室・トイレなどの住宅設備
住宅会社のホームページや広告などで見かける「本体価格○○万円〜」は、この建物本体を中心とした価格を指していることがあります。
ただし、本体価格だけを見ても、実際に家を建てるために必要な総額までは分かりません。 給排水工事や外構などが別途必要になることもあるため、「建物本体はいくらか」と「完成までにいくら必要か」は分けて考えるのがポイントです。
付帯工事・外構費
建物本体以外に必要になる工事が、付帯工事です。 たとえば、屋外の給排水や電気、ガスに関する工事などがあります。さらに、家の外側をつくる外構工事も必要です。
• 駐車場
• アプローチ
• 門柱
• フェンス
• 庭
• カーポート
特に車を2台、3台と停める計画であれば、駐車スペースの広さや仕上げ方によって外構の内容も変わります。
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査でも、建設費には主体工事だけでなく、電気・給排水・ガス設備、設計費、屋外付帯工事などが含まれると定義されています。
一方で、住宅会社の見積もりでは、どこまでを建物価格に含めるかが異なる場合があります。見積もりを確認するときは、「本体価格に入っているもの」「別途必要になるもの」を分けて見ると分かりやすくなります。
登記・住宅ローン・税金などの諸費用
家そのものをつくる工事以外にも、さまざまな費用が発生します。
• 建物の登記に関する費用
• 住宅ローンの事務手数料・保証料など
• 火災保険・地震保険
• 印紙税
• 登録免許税
• 不動産取得税
たとえば、住宅ローンを利用する場合は、借りる金額だけでなく金融機関へ支払う手数料なども確認する必要があります。
また、税金には一定の条件を満たすことで軽減措置が利用できるものもあります。適用される制度は建築時期や住宅の条件によって異なるため、具体的な金額を考える際には最新の情報を確認しましょう。
■参考:国税庁「マイホームを持ったとき」
2.土地なしで家を建てる場合は何が増える?

土地を持っていない場合は、建物にかかる費用に加えて、土地を取得するための費用が必要です。 ここで注意したいのは、土地の販売価格だけを見て予算を決めないことです。
土地を購入するときにも、仲介手数料や登記など複数の費用が発生する場合があります。 土地の購入費 まず必要になるのが、土地そのものの代金です。 土地価格はエリアや広さだけでなく、道路との接し方や土地の形、高低差などさまざまな条件によって変わります。
ここで考えておきたいのが、土地と建物の予算配分です。土地に予算をかければ、その分だけ建物や外構に使える金額は少なくなります。
土地を先に決めてから建物を考えるのではなく、土地+建物+その他の費用を合わせた総額を見ながら土地探しを進めると予算を整理しやすくなります。
仲介手数料
不動産会社の仲介を通して土地を購入する場合は、土地代とは別に仲介手数料が必要になることがあります。 一方、売主から直接土地を購入する場合など、取引の形によっては仲介手数料が発生しないケースもあります。
土地情報を見るときは、表示されている土地価格だけではなく、購入時に別途必要になる費用があるかまで確認しておきましょう。
登記や契約に関する費用
土地を購入すると、所有権移転登記などの手続きも必要になります。 登録免許税のほか、司法書士に手続きを依頼する場合はその報酬も必要です。
また、不動産売買契約書には印紙税がかかります。 一つひとつは土地そのものの価格ほど大きくなくても、土地を購入する際には複数の費用が発生します。そのため、土地代だけで予算を使い切らないようにしておくことが大切です。
3.あとから分かることも。見落としやすい費用を確認

家づくりに必要な費用の中には、最初から金額が決まっているものばかりではありません。 土地の調査をしてから分かるものや、プランが決まってから必要になるもの、入居前後に発生するものもあります。
代表的なものを整理すると、次のようになります。
| 見落としやすい費用 | どんなときに必要? |
|---|---|
| 地盤改良費 | 地盤調査で補強が必要な場合 |
| 造成費 | 高低差などがあり土地整備が必要な場合 |
| 解体費 | 古家付き土地などで建物を撤去する場合 |
| 照明・カーテン・エアコン | 建物の見積もりに含まれていない場合 |
| 引っ越し費 | 新居へ引っ越す場合 |
| 家具・家電 | 新居に合わせて購入・買い替えする場合 |
地盤改良・造成・解体
土地によって大きく変わりやすいのが、建物を建てる前に必要な工事です。 地盤調査の結果によっては、建物を安全に支えるための地盤改良が必要になる場合があります。
また、高低差のある土地では造成工事、古い建物が残っている土地では解体工事が必要になるケースもあります。 土地価格だけを見ると条件が良さそうでも、建築するための工事を含めると費用が増えることがあります。
土地を比較するときは、「土地はいくらか」だけでなく「家を建てられる状態にするまで何が必要か」も確認しておきましょう。
照明・カーテン・エアコンなど見積もりに含まれない設備
建物が完成しても、それだけですべての準備が終わるとは限りません。照明、カーテン、エアコンなど、暮らし始めるために必要なものがあります。 これらが最初から見積もりに含まれているか、別途手配する必要があるかは、住宅会社や契約内容によって異なります。
見積もりを見るときは、「家が完成するまで」ではなく「実際に入居するまで」をイメージして確認するのがおすすめです。
引っ越し・家具・家電
新居への引っ越しや、家具・家電の購入にも費用がかかります。
今使っているものをそのまま使う場合もあれば、間取りや部屋の広さに合わせて買い替える場合もあります。 ダイニングテーブル、ソファ、冷蔵庫、洗濯機などを一度に購入すると、まとまった出費になることもあります。
住宅そのものとは別の費用ですが、家づくりに必要なお金を考えるのであれば、こうした入居前後の出費も忘れずに入れておきましょう。
4.まとめ
家を建てる費用は、建物本体だけではありません。付帯工事や外構、諸費用、土地を購入する場合は土地代や仲介手数料なども必要です。
見積もりを見るときは、金額だけでなく、何が含まれていて、何が別途必要なのかまで確認しておきましょう。
タナカホームズでは、建物だけでなく、土地探しや資金計画も含めてご相談いただけます。家づくりを始める際は、まず全体の費用を整理するところから始めてみてください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営管理室
執筆者名:大勢待 昌也
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