Blog

スタッフブログ

  1. TOP
  2. ビルトインガレージとは?メリット・デメリットや設定する際の注意点も解説

2021年10月19日 / 設備

ビルトインガレージとは?メリット・デメリットや設定する際の注意点も解説

利便性やデザイン性がよいビルトインガレージを導入し、家を建てる人が以前より増えています。

ビルトインガレージは、建物の一部として半地下や1階部分を駐車場兼趣味スペースにすることができるために、敷地面積よりも、大きくスペースを使えるメリットがあります。

ビルトインガレージを検討しているものの、よくわからない方も多いでしょう。

本記事では、ビルトインガレージのメリットやデメリット、設置する際の注意点などを解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

 

 

 

目次

1.ビルトインガレージとは

2.ビルトインガレージのメリット9選

3.ビルトインガレージにはデメリットもある

4.ビルトインガレージのシャッターの種類

5.ビルトインガレージに設置すべきアイテム

6.ビルトインガレージが受けられる建築基準法の緩和措置とは

7.ビルトインガレージを設置する際の注意点

8.まとめ

 

 

 

ビルトインガレージとは

 

 

ビルトインガレージとは、建物の一部に駐車スペースを組み込み、車の出入り口にシャッターやドアを設置したガレージのことを言います。

また、別名としてインナーガレージやガレージハウスとも言われています。

比較的に土地が狭い日本では人気があるようで、1階部分をガレージにして、2階以上を居住スペースにすることが多いです。

 

ビルトインガレージが選ばれる理由

ビルトインガレージが選ばれる理由は、居住としてのメリットもありますが、持ち主の趣味として導入しているなど複数あります。

ガレージと部屋をつなげることで、雨に濡れず車の乗り降りができるため、家事や育児の負担を減らしたい女性の人気も高いようです。

また、車やバイクが好きで、趣味の場所として使用したい、室内からも眺めたいという男性のロマンからも人気です。

家を建てる際に敷地面積が狭く、駐車場を作るスペースがなかったという理由もあります。

 

 

 

ビルトインガレージのメリット9選

ビルトインガレージを導入することで得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

考えられるメリットを下記します。

 

雨風から車を守る

 

 

雨風に車をさらしたくない、外へ置いておきたくない方もいるはずです。

建物の一部に駐車スペースがあり、壁に囲まれたシャッターやドアが付いているために、雨風から車が守られます。

雪や台風が多い地域では特におすすめです。

 

悪天候でも車の乗り降りがしやすい

ビルトインガレージは居住スペースと車の距離が近いために、悪天候でも荷物の出し入れが簡単に短時間で行えます。

また、服や靴、髪などが雨にさらされず、濡れずに移動が可能です。

大雨の際などは短時間でもびしょ濡れになることもあるため、非常に便利でしょう。

 

狭い土地でも駐車スペースが設置できる

住宅を建てる際に土地が狭いと、駐車場は近くの月極に停めなければなりませんが、ビルトインガレージの場合は建物の一部に組み込めるために、土地面積に関わらず駐車が可能です。

また、都心部の場合には、ガレージは容積率が緩和されるために、広い家づくりが可能です。

 

車の防犯対策になる

地域柄治安が良くない場合には、車にいたずらをされてしまうこともあるかもしれません。

ガレージに停めておけば、いたずらや盗難から車を守れ、防犯面でもメリットがあると言えます。

シャッターや鍵のないカーポートと比較してもセキュリティ面は優秀です。

 

趣味のスペースとして活用できる

ガレージのスペースが車を停めるだけではなく、余裕がある場合には趣味スペースとして使うことも可能です。

特に車をいじりたい人であれば、メンテナンスやカスタマイズが自由に行えるスペースとして使えます。また、DIYが好きな人であれば、工作スペースとしても利用できます。

 

室内から愛車を鑑賞できる

ビルトインガレージの壁を一部ガラス張りやアクリル板にすると、室内から愛車を鑑賞できるために、インテリアとしても使えます。

ただの駐車場と比べても、デザインや置物にこだわる楽しみが得られるメリットがあります。

 

子供の遊び場や収納スペースとしても活用できる

愛車やバイクのスペース利用だけではなく、日中に車を外に出せば、子供の遊び場や収納スペースとして活用ができます。

アウトドアが好きな人であれば、キャンプ用品やグッズの収納スペースともなり、月に数回しか出すことのできないゴミの一時的な滞留場所としても使えます。

 

居住スペースの日当たりや風通しなどが調節しやすい

ビルトインガレージの多くは住宅の1階、もしくは半地下になりやすく、居住スペースを2階以上に設けることが多いです。

そのために、居住スペースが必然的に高くなり、日照条件が良くなり、日当たりが良好となります。

また、風通しも良くなるために、部屋の環境を調整しやくなります。

 

固定資産税が安くなる

ガレージスペースが延べ床面積の5分の1未満であれば床面積に含まないという緩和措置があるため、固定資産税が安くなります。

同じ広さの建物でも、ビルトインガレージがあると床面積が少なくなり、有効に土地を使えます。

 

 

 

ビルトインガレージにはデメリットもある

 

 

ビルトインガレージには多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

主にどういったデメリットがあるのか考えていきます。

 

車のエンジン音や排気ガスが気になる

建物の一部に駐車をするために、エンジン音や排気ガスが気になりやすいデメリットがあります。

シャッターを開閉する際にも音がなってしまうので、ビルトインガレージから音がなるという大前提で寝室や子供部屋の配置を決めると安心です。

 

建物の強度対策が必要になる

ビルトインガレージを建物に組み込むと、どうしても一階部分の開口部分を広く取り、中にスペースを取ることになります。

そのために、建物の強度対策は必須と言えます。

梁を太くする、強度の高い建材を使うといった耐久性の対策は欠かせません。

 

生活スペースは2階以上になる

ビルトインガレージがある1階には居住スペースが削られるために、玄関や階段の配置が限られてしまいます。

リビングダイニングなどの生活スペースやキッチンなどは、2階以上に配置されることが多いです。

 

建設コストがかかる

駐車場分の土地代や月極駐車場などの賃料はかかりませんが、ビルトインガレージの建築費はもちろんかかります。

耐久性の他にも、こだわりが強くなると、普通のビルトインガレージの予算からオーバーしてしまうこともあるため注意が必要です。

 

車のサイズはビルトインガレージに合わせる必要がある

ビルトインガレージは、車のサイズに合わせて設計するため、車をあまりにも大きなサイズへ変更したり、車の数を増やすことはできません。

ピッタリと車のサイズに合わせて作るのではなく、少し余裕を持って設計をした方がいいでしょう。

 

 

 

ビルトインガレージのシャッターの種類

ビルトインガレージのシャッターには複数種類があります。

それぞれに特徴があるので、画像と合わせて紹介します。

 

巻き上げ式シャッター

 

 

巻き上げ式は、上にあるボックスに巻き取られるシャッターです。

比較的に、開閉はゆったりとしていて、音も大きく出るために、騒音問題には気をつけた方がいいと言われています。

素材が選びやすく、コストをコントロールしやすい特徴があります。

 

オーバースライダー

スラットが天井に収納されるタイプのシャッターをオーバースライダーと呼びます。

開閉の音が比較的に静かなので、騒音を気にせず使えるメリットがありますが、照明を壁に取り付けなければならない制限があります。

天井に収納場所を作る必要があるために、場合によっては他よりもコストがかかるかもしれません。

 

グリルシャッター

グリルシャッターはよく街中で見かけるタイプであり、シャッターといわれるイメージをするのがグリルシャッターかもしれません。

シャッターがパイプ構造になっており、空間を完全に遮断するのではなく、内外ともに見れるために、ガレージ内が開放的になるメリットがあります。

コストは比較的安めです。

 

横引きシャッター

横引きシャッターは引き戸のように横に開くことができるシャッターです。

上下シャッターと同様に、ボックスに収納するタイプと、壁に沿わせて流し込むタイプがあります。

上下シャッターと似ていますが、大きな違いは、開閉するのに力を必要としない点と、放物線を描いた形状などが可能な点です。

 

スイングアップ

スイングアップ式のシャッターの特徴は、1枚板のシャッターが天井に沿って跳ね上がる点や開閉スピードが早い点です。

天井に収納されますが、1枚板なので収納時にはスラットがはみ出る為に広さに余裕が必要となります。

 

 

 

ビルトインガレージに設置すべきアイテム

ビルトインガレージに設置するべきアイテムには、どういったものがあるのでしょうか。下記にて解説します。

 

照明

シャッターの素材にもよりますが、基本的に閉めるとガレージ内は暗くなることが多いです。

車を出し入れする際には、シャッターを開ければ光が入る為に、問題ないかもしれませんが、ガレージ内で作業をする場合には、照明が必要になります。

 

収納スペース

ガレージを車庫だけでなく、趣味の部屋にする場合には、収納スペースがおすすめです。

工具やカスタマイズ用品などの収納の他に、壁にサーフボードや自転車などをかけるスペースなどもあると、実用的でありながらデザイン性もあります。

 

余裕があればエアコン・除湿器・換気口もおすすめ

ガレージ内で長時間過ごす場合には、エアコンや除湿乾燥機などがあると、季節を問わず過ごしやすいです。

また、作業をする際に出る埃やチリなどを滞留させないように、壁の一部に開口部があれば空気が循環し換気となる為におすすめです。

 

 

 

ビルトインガレージが受けられる建築基準法の緩和措置とは

 

 

ビルトインガレージを建物内に組み込むことで、建築基準法の緩和措置を得られると言います。具体的にどういった内容なのか解説します。

 

建ぺい率の緩和措置は受けられない

建ぺい率とは、敷地面積に対して建築面積がどれくらいの割合なのかを示す値です。

・車庫における建ぺい率の緩和措置 次の条件を満たす場合、車庫の柱から1メートルまでの部分は建築面積に参入されない(平成5年建設省告示1437号)。

 

①外壁のない部分が連続して4メートル以上であること

②柱の間隔が2メートル以上であること

③天井の高さが2.1メートル以上であること

④地階を除く階数が1であること ※自治体によって異なる可能性があります。

 

ビルトインガレージは「外壁のない部分が連続して4m以上」という条件を満たしていないため、緩和措置が受けられません。

 

容積率の緩和措置は受けられる

容積率とは、敷地面積に対して建物の延べ床面積がどれくらいの割合なのかを示す値です。

ビルトインガレージなどの車庫の面積は、延べ床面積の5分の1以内であれば、延べ床面積に含まれません。

そのため、容積率の緩和措置は受けられます。

 

 

 

ビルトインガレージを設置する際の注意点

 

 

ビルトインガレージを設置する際には、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。

いくつか注意点を下記します。

 

ビルトインガレージの床面積に注意する

ビルトインガレージの床面積が延べ床面積の1/5になると、容積率に算入されない為に、固定資産税が抑えられます。

地下の場合は容積率でも延べ床面積の1/3以内であれば、地下面積は算入しなくてもよいことを覚えておきましょう。

 

寝室や子供部屋などはガレージから離す

ガレージ近くは車の出入りがある為に、どうしても騒音や排気ガスはつきものです。

静かに過ごしたい場合には、居間や寝室とは離す、壁の素材を見直すなどをして、気にならないような工夫が必要です。

 

将来を見据えてビルトインガレージの大きさを決める

建物と一体化しているビルトインガレージは、一度決めて建築してしまうと、外付けしてある車庫と違って変えることが非常に難しいです。

そのため、先々のことを考えて、車が変わる可能性があるのであれば、家族構成やライフスタイル、趣味などに合わせた広さ、デザインで設計をしましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

ビルトインガレージは土地の有効活用や緩和措置だけでなく、趣味部屋としても使用可能です。

また、家族が増えた際には、キッズルームとしての用途もあります。

家を建てる予定の方はぜひ検討してみてください。

タナカホームズではローコストにも関わらず、高品質・高性能な住宅を提供しています。

「理想の住宅はあるけれど値段が高そう」というイメージがあっても、お手頃な価格で住めるかもしれません。

直接モデルハウスも見られますので、まずはお気軽に会員登録、来場予約からお試しください。

 

 

 

 

会社名:田中建設株式会社

部署名:編集部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi