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2021年10月19日 / 家づくり

家づくりで失敗しないために|知っておくべき失敗例と対策を解説

家を建てたいと考えている人もいるでしょう。

住宅は大きな買い物になるため、家づくりで失敗したくないものです。

この記事では、家づくりで失敗したくない人に向けて、家づくりでよくある失敗例と、その対策について解説します。

家を建てようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1.収納に関する家づくりの失敗例

2.部屋の広さに関する家づくりの失敗例

3.配線に関する家づくりの失敗例

4.生活動線に関する家づくりの失敗例

5.音に関する家づくりの失敗例

6.明るさ

7.暑さ

8.においに関する家づくりの失敗例

9.屋外スペースに関する家づくりの失敗例

10.土地選びに関する家づくりの失敗例

11.予算に関する家づくりの失敗例

12.業者選びに関する家づくりの失敗例

13.まとめ

 

 

 

収納に関する家づくりの失敗例

 

失敗例

収納は生活しやすさを決める重要な部分です。

収納で失敗しないために、後悔しやすい失敗例を紹介します。

・リビングやダイニングの収納スペースが足りない

・洗面所に収納スペースがなく、使い勝手が悪い

・サイズが合わず、布団など大型のものを収納できない

・収納扉が開きにくく、使いにくくなる

・子どもの収納スペースを作らなかった

 

対策

収納について考える際は、ライフスタイルを考慮する必要があります。

現在のライフスタイルだけでなく、子どもが成長した後や家族が増えることなども考えて、必要な収納スペースの広さや配置を考えましょう。

また、収納扉の開閉方法や扉が開く方向なども使い勝手のよさにつながります。

しっかり確認しておきましょう。

 

 

 

部屋の広さに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

必要な部屋の広さは、どのように使用するのかによって異なります。

ここでは、部屋の広さでよくある失敗を紹介します。

・キッチンが狭くて、家族が同時に作業できない

・リビングを広くしすぎて、冷暖房効率が悪い

・寝室が狭すぎて、ベッドを置くだけでいっぱいになった

・部屋が狭くて必要な家具を設置できない

・ロフトを作ったが、危なくて有効活用できない

 

対策

部屋の広さを考える際には、まず家具や家電の配置から考えましょう。

例えば、リビングならテレビやソファ、テーブルというように、配置する家具や家電の大きさ、位置などを検討します。

置いてみると、思ったよりスペースが狭いということもあるため注意しましょう。

実際に使うシーンを具体的に思い浮かべることも重要です。

 

 

 

配線に関する家づくりの失敗例

 

失敗例

コンセントの位置やコードの配線などで失敗するケースもよくあります。

・家電を置きたい位置にコンセントがなく、延長コードが必要になった

・コンセントが少なく、家電や家具などの配置替えがしにくい

・玄関にコンセントがなく掃除がしにくい

・扉を開けたときにスイッチが隠れてしまい、使いにくい

・配線を隠すために奥まった位置にコンセントを配置してしまって、抜き差ししにくい

 

対策

部屋の間取りや使用シーンなどが決まったら、どのぐらいの数のコンセントが必要なのか、ある程度想定しておきましょう。

置きたい家電やどこに配置するのかなどを考えます。

また、コンセントの位置や照明スイッチの位置なども考慮しましょう。

抜き差ししやすい位置にコンセントがあるか、照明スイッチが扉で隠れないかなどを確認します。

 

 

 

生活動線に関する家づくりの失敗例

 

失敗例

生活動線でよくある失敗例は以下のとおりです。

・洗濯機からベランダ・物干しまでが遠く、移動が億劫

・パントリーを2階に作ったが移動が大変で、荷物をキッチンにため込んでしまう

・朝の身支度のために、廊下が混雑してしまう

・2階に洗面所や浴室をまとめたため、帰宅後キッチンで手洗いすることに

・玄関から洗面所が遠く、子どもが汚れた服のまま歩き回る

 

対策

生活動線は、快適に過ごす上で非常に重要です。

そのため、時間帯や平日休日別に行動パターンを書き出して、どの時間帯にどのような行動を取るのかを考えてみましょう。

その上で、動線が重ならないようにする、不便なところがないかを確認します。

平面図をもらって、書き込んでみるとイメージがつきやすくなるでしょう。

 

 

 

音に関する家づくりの失敗例

 

失敗例

実際に住んでみると、生活音が気になるなどのトラブルもありがちです。

・寝室が道路に面していて、車の音や通行人の声などが気になる

・浴室を寝室近くに設置してしまったため、音が気になる

・食洗器や乾燥機の音が真上の部屋に響いてしまい、夜に使えない

・吹き抜けにしたため音が響きやすく、声や階段をのぼる音が気になる

・子ども部屋の足音などが階下に響く

 

対策

実際に生活してみると、足音や家電の音、話し声などさまざまな音が発生します。

例えば、洗面所やキッチンなど音が発生しやすい場所が寝室やリビングに接していないか確認しましょう。

また、昼間は気にならない音も静かな夜間は気になってしまうものです。

夜間の生活パターンも考慮しましょう。

 

 

 

明るさ

・暗さに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

窓の位置や部屋の方角などによって、明るさは異なります。

部屋の明るさに関するトラブルは、以下のとおりです。

・北側にリビングを作ったため、昼間でも暗く照明が必要

・昼間に日差しが入り過ぎて、テレビがみにくい

・日中でも玄関が暗くて、靴の脱ぎ履きがしにくい

・西側に大きな窓をつけたため、西日がきつく夏場は暑い

・リビングに大きな窓を設置したため、外からの視線が気になる

 

対策

日差しの入り方は、季節や時間帯によって異なります。

どの時間帯に家族が家にいることが多いのかなどを考慮して、窓の位置や間取りを考えましょう。

また、窓の大きさや数だけでなく、種類にもこだわることがおすすめです。

例えば、道路側で人目が気になる位置ならすりガラスにする、天井に近い位置に設置するなど工夫しましょう。

 

 

 

暑さ

・寒さに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

暑さや寒さに関するよくある失敗例は以下のとおりです。

・リビングを広くしすぎたため、エアコンの利きが悪く電気代がかかる

・光を取り込むために窓を大きくしたら、部屋が暑くなった

・吹き抜けにしたため冷暖房が効きにくい

・オープンキッチンにしたため、料理の熱がリビングに広がってしまった

・ロフトにしたため、冷暖房の効きが悪くなった

 

対策

暑さや寒さを防ぐには、日当たりや空気の流れなどを考慮して、間取りや窓の位置、大きさなどを考えましょう。

また、吹き抜けなどの開放感のある間取りの場合、冷暖房の効きが悪くなります。

そのため、使用する冷暖房器具を想定し、広さに合っているか、適切な位置に設置できるかを検討しましょう。

 

 

 

においに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

生活する上で、においが気になってしまうケースもあるでしょう。

ここでは、においに関するよくある失敗例を紹介します。

・大きな道路に面しているため、窓を開けると排気ガスが入り込んで臭い

・オープンキッチンにしたため、料理のにおいがリビングダイニングなどに広がる

・吹き抜けリビングにしたため、煙草の煙やにおいが2階にまで広がってしまう

 

対策

オープンキッチンや吹き抜けなどの間取りは開放的で、広々とした印象を与えますが、その反面においは広がりやすくなります。

においは目に見えないため、実際に生活するまでわからないケースもありますが、計画時点でにおいにも注目しておきましょう。

また、珪藻土の塗り壁なら、においを吸着してくれます。

 

 

 

屋外スペースに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

家を建てる際に、屋外スペースで失敗したという場合もあります。

・ベランダが狭すぎて、洗濯物を干しにくい

・駐車スペースを広く取ったが、電柱などが敷地内にあり駐車しにくかった

・バルコニーを作ったが狭すぎて活用できていない

・塀と門扉がなく、玄関を開けると道路から室内が丸見えになる

・収納スペースがなく、子どもの外遊び用のおもちゃをしまえない

 

対策

屋外スペースについて、使用シーンが固まっているのであれば、計画前にしっかり伝えておきましょう。

例えば、車2台置ける駐車スペースがほしい、布団などの大きなものを干せるベランダにしたいなど、具体的な要望を伝えておきます。

子どものおもちゃやガーデニング用品、掃除用具など、外で使うものを収納できるスペースがあると便利です。

 

 

 

土地選びに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

土地選びでは、どのような失敗がよくあるのでしょうか。

・近くにスーパーなどの施設がなく、買い物しにくい

・幼稚園や学校などが遠すぎて、子どもの通学に時間がかかる

・近くに病院がなく、病気にかかった際に受診しにくい

・夜になると人通りが少ない、街灯が少なく暗いなど、帰り道に不安がある

・近くに大きな川があって、大雨や台風時などに被害を受けてしまった

 

対策

土地を選ぶ際には、曜日や時間帯を変えて下見をしましょう。

曜日・時間帯によって人通りが多くなったり少なくなったりと、周囲の環境ががらりと変わるケースも多くあります。

また、将来的なことも考えて周囲の環境をチェックします。

子どもが大きくなってからも不便がないか、病院や学校、買い物できる施設などを確認しましょう。

 

 

 

予算に関する家づくりの失敗例

 

失敗例

家を建てる上で、資金は必要不可欠です。

ここでは、予算に関する失敗例を紹介します。

・希望の設備や間取りなどを詰め込んだ結果、予算を大幅にオーバーしてしまった

・予算オーバーのため、希望していた設備などを諦めなければいけなくなった

・返済計画についての考えが甘く、生活が苦しくなった

・他の借り入れが多く、住宅ローンの審査に通らなかった

・予算が足りずに収納スペースを減らしたが、生活しにくくなった

 

対策

住宅ローンを組む際には、車のローンやその他の借り入れ、リボ払いが残っていないかなどを確認しましょう。

借り入れが多い場合、ローン審査に通らないケースもあります。

また、どのようなコストがどのぐらいかかるのか、ある程度把握しておきましょう。

建物だけでなく、家具や家電、税金などもかかるので、おおよその合計金額を把握しておきます。

 

 

 

業者選びに関する家づくりの失敗例

 

失敗例

家づくりでは、業者選びも重要です。

業者選びの際によくある失敗は以下のとおりです。

・打ち合わせが少なく、施工時になって認識の違いが発覚した

・得意な工法やデザインを調べずに契約したため、希望した施工ができないといわれた

・外壁や内壁といった素材の選択肢が少なく、希望した見た目にできなかった

・業者の意見に納得できない契約をしてしまった

・アフターメンテナンスが物足りない

 

対策

施工会社はさまざまで、会社によって得意としている工法やデザイン、扱っている素材などは異なります。

自分たちが希望している家づくりが可能かどうか、しっかりと見極めて契約しましょう。

ほとんどの業者は、過去の施工事例を公開しています。

施工事例や担当者の対応、アドバイスなどを参考にし、信頼できる業者を探すことが大切です。

 

 

 

まとめ

家は大きな買い物のため、失敗したくないものです。

後悔しない家づくりのために、よくある失敗例を把握しておきましょう。

その上で、失敗しないための対策を実践しながら家づくりを行うことが重要です。

間取りや音・におい・明るさなどだけでなく、信頼できる業者を選ぶことも大切です。

タナカホームズは、ローコストでありながら高品質・高性能な家づくりを行います。

それぞれの希望を叶えた家を手頃な価格で設計、建築できるため安心です。

後悔しない家づくりをお考えの方は、ぜひ会員登録をしてください。

 

 

 

 

会社名:田中建設株式会社

部署名:編集部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi