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2026年3月25日 / 土地
【岩国市で家を建てる前に】ハザードマップで確認すべき災害リスクと土地選びのポイント

岩国市で注文住宅を建てる際、間取りやデザイン、性能などに目が向きがちですが、家族の暮らしを支えるのは土地の安全性です。
岩国市は清流・錦川や瀬戸内海といった豊かな自然に恵まれている反面、エリアによっては洪水や土砂災害、津波などのリスクと隣り合わせの側面も持っています。
そのため、どこに家を建てるかという判断が欠かせません。
そこで重要なのがハザードマップの活用です。
今回は、ハザードマップの種類や正しい見方、土地選びの際にチェックすべきポイントを解説します。
目次
1.岩国市で家を建てる前に必ず確認したい「ハザードマップ」とは?
1.岩国市で家を建てる前に必ず確認したい「ハザードマップ」とは?
ハザードマップとは、洪水や土砂災害、津波といった自然災害による被害を予測し、防災に役立てられる地図です。
地図上には被災想定区域や被害の程度、避難場所といった情報が網羅されています。
住民が事前に危険な箇所を認識し、避難行動を取れるように作成されていることが大きな特徴です。
ハザードマップで住まいの災害リスクを把握する際には、2つのマップを使い分けることをおすすめします。
(1) 国土交通省「重ねるハザードマップ」

岩国市外の自然災害の情報を閲覧できるため、通勤・通学路に潜む災害リスクを俯瞰的に把握できます。
(2) 岩国市「Web版ハザードマップ」

岩国市内の被災想定区域や被害の程度、避難場所、避難経路を確認できます。
これらのデータを見て、災害リスクを理解した上で土地選びをすることが家族の安全を守る後悔のない家づくりへと繋がります。
2.岩国市のWEB版ハザードマップで確認できる災害リスク
岩国市では、どのような災害リスクが潜んでいるのでしょうか?
実際に岩国市のWEB版ハザードマップで災害リスクを確認してみましょう。
洪水に関するハザードマップ

洪水ハザードマップでは、大雨で河川が氾濫した際に想定される浸水の範囲と深さを確認できます。
岩国駅の北側から東側の沿岸部にかけて、0.5mから1.0m未満の浸水が想定される黄緑色のエリアが広がっています。
さらに、一部の地域では1.0mから2.0m未満を示す水色もあり大変危険です。
駅周辺では内水氾濫も起きやすいため注意してください。
門前川や今津川などの支流や河川が密集しているところでは、地域全体が孤立する恐れもあります。
土砂災害に関するハザードマップ

土砂災害ハザードマップでは、大雨によって山崩れや崖崩れが発生した際に被害が及ぶ警戒区域と特別警戒区域を確認できます。
西側の地域では山からの谷筋に沿ってオレンジ色の土石流特別警戒区域や黄色の警戒区域が点在しています。
土砂災害が発生するため、斜面から少し離れた平地であっても油断はできません。
高潮に関するハザードマップ

高潮ハザードマップでは、台風によって海面が上昇し、防潮堤などを越えて浸水した場合の被害予測を確認できます。
岩国駅周辺から沿岸部、さらには岩国飛行場にかけての広い範囲が、2.0m以上5.0m未満の浸水を示すピンク色に染まっています。
浸水深が2mを超えると、木造住宅の1階部分が完全に水没し、2階部分まで浸水が及ぶ可能性があるため、
命に直結する極めて深刻なリスクと言えます。
海沿いだけでなく、河川を遡上してくる場所も警戒が必要です。
地震に関するハザードマップ

岩国駅周辺を含む沿岸部の広い範囲がオレンジ色に色付けされており、震度6弱の強い揺れが想定されています。
震度6弱の揺れでは、立っていることが困難になり、固定していない家具の大部分が動いたり倒れたりする恐れがあります。
岩国駅の北東部には、より深刻なリスクを示す赤色の震度6強の予測エリアが点在しています。
一方で、西側の山間部や南側の由宇駅周辺では、主に震度5弱(緑色)から震度5強(黄色)の予測となっており、沿岸の平地部と比較すると揺れがわずかに抑えられる傾向にありますが、それでも十分な警戒が必要なレベルです。
強い揺れが想定される地域では、建物の倒壊や道路の寸断、土砂崩れといった二次被害のリスクも高まります。
津波に関するマップ

岩国駅周辺から沿岸部にかけては津波による浸水リスクが示されており、0.3m以上1.0m未満を示す黄色、および1.0m以上2.0m未満を示す薄いオレンジ色の着色が確認できます。
津波は浸水深が1mに達すると死者率100%に達するため、オレンジ色の土地を選ぶのは控えた方がよいでしょう。
また、地震発生直後にすぐに避難できるように、避難場所も確認しておくことをおすすめします。
3.岩国市で土地選びをする際のハザードマップ活用法

岩国市で土地選びをする際に、どのようにハザードマップを活用すればよいのでしょうか?
次のハザードマップの活用法をご紹介します。
購入予定地の災害リスクを具体的に確認する
土地選びの際には、購入予定地が被災想定区域に該当するのか、どのような災害リスクを抱えているのかを確認することが大切です。
被災想定区域に該当するか否かだけではなく、被害の程度も確認して対策が必要かどうかを判断しましょう。
✅ 台風や大雨時の想定被害を確認する
✅ 河川が氾濫した際の浸水深さを確認する
✅ 土石流や地すべりなどの想定被害を確認する
✅ 地震の想定被害を確認する
✅ 津波の想定被害を確認する
ハザードマップで災害リスクを評価すれば、適切な対策を講じることができます。
指定避難所と安全な避難経路を確認する
また購入予定地の災害リスクとセットで指定避難所と避難経路を確認してください。
岩国市には、岩国市役所内の危機管理課はじめ、地域ごとに錦ふるさとセンターや周東南総合センターなどの指定避難所が設けられています。
災害の種類によって避難先が異なる場合があるため注意が必要です。
また最短ルートが必ずしも安全とは言い切れません。
「この道は冠水しやすそうか?」「土砂崩れの恐れがある斜面はないか?」といった視点で、実際に避難経路を歩いて確認しておくことをおすすめします。
豪雨時の交通規制・通行止めリスクを確認する
土地の安全性と併せて、豪雨や大雪などの異常気象時でも通勤、通学できるかも確認してください。
ハザードマップを活用すれば、大雨による土砂崩れや道路の冠水で通行止めになりやすい箇所を事前に調べることができます。
ハザードマップ上で「自宅」「学校」「職場」「最寄り駅」「避難場所」といった生活の拠点を点で示し、移動ルートを結ぶことで危険箇所がないかを特定できます。
災害時に通行止めになる箇所がある場合は、迂回ルートを検討しておきましょう。
ハザードマップ上での確認で終わらせず、実際に歩いて確認することをおすすめします。
4.まとめ|岩国市で後悔しない家づくりのために
岩国市での住まいづくりにおいて、ハザードマップを確認することは家族の命を守るために欠かせません。
ハザードマップを活用すれば、自然災害に強い土地かどうかを判断できるようになります。
仮にリスクがあるエリアであっても、対策を講じることができます。
「気になる土地があるけれど、専門的な視点でリスクを判断してほしい」 「ハザードマップを踏まえた上で、どのような設計にすれば安全なの?」 そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひタナカホームズ岩国店にご相談ください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営管理室
執筆者名:大勢待 昌也
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