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2023年5月17日 / 設備

太陽光発電のkW単価はどのくらい?設置費用の相場や内訳、お得に設置する方法を解説

 

自宅に太陽光発電を設置するためには、高額の費用が必要です。

また、設置後のランニングコストもかかるため、「初期費用を少しでも抑えたい」と考えている人は多いのではないでしょうか?

太陽光発電の初期費用を比較検討するためには、1kWあたりの単価を考慮することが大切です。

この記事では、太陽光発電のkW単価の考え方や、設置費用の相場について解説します。

 

目次

1.太陽光発電はkW単価が安いほどお得

2.太陽光発電のkW単価相場

3.太陽光発電のkW単価の内訳と相場

4.太陽光発電のkW単価は減少傾向にある

5.太陽光発電のkW単価が減少している理由

6.太陽光発電の設置費用総額の相場

7.太陽光発電の設置費用を決定する要因

8.太陽光発電の蓄電池の設置費用目安

9.太陽光発電の点検・メンテナンスの費用目安

10.太陽光発電の設置費用を安く抑えるコツ

11.太陽光発電の設置費用を比較する際の注意点

12.太陽光発電の費用に関するよくある質問

13.中国地方・山口県の太陽光発電事情

14.まとめ

 

 

1.太陽光発電はkW単価が安いほどお得

太陽光発電を少しでもお得に設置するなら、1kWあたりの単価に注目しましょう。

太陽光発電設備の容量は4.5kWや5kWといったkW数で表され、発電量の目安になります。

また、発電量が多いと電気代の削減効果が高まるだけでなく、より多くの売電収入が見込めます。

つまり、太陽光発電の「1kWあたりの単価=kW単価」を計算すれば、それぞれの製品のコストパフォーマンスを比較できるというわけです。

 

太陽光発電のkW単価の計算方法

太陽光発電のkW単価は、以下の方法で計算できます。

たとえば、太陽光発電の設置費用総額が150万円、ソーラーパネルの発電量が5kWの場合、太陽光発電のkW単価は30万円です。

 

太陽光発電のkW単価の考え方

太陽光発電のkW単価を計算するためには、まず太陽光発電の設置費用総額を把握する必要があります。

その際、以下のように考える方法が一般的です。

 

 

2.太陽光発電のkW単価相場

経済産業省のデータによると、2022年に新築住宅に設置された太陽光発電のkW単価は平均26.1万円/kW(中央値 26.9万円/kW)です。

ただし、太陽光発電の設置費用は、さまざまな要因によって変動します。

上記の数値は、あくまで目安としてお考えください。

※参考:「令和5年以降の調達価格等に関する意見」|経済産業省 調達価格算定委員会

 

 

3.太陽光発電のkW単価の内訳と相場

ここからは、太陽光発電のkW単価の内訳とそれぞれの費用相場を紹介します。

 

ソーラーパネル

経済産業省のデータによると、太陽光発電の設置費用のうち、約55%はソーラーパネル本体の価格です。

kW単価の平均値が26.1万円であることを考えると、ソーラーパネル本体の価格は14.4万円/kWが相場といえるでしょう。

※参考:令和5年以降の調達価格等に関する意見|経済産業省 調達価格算定委員会

 

パワーコンディショナー(パワコン)

パワーコンディショナーとは、電気の変換装置です。

ソーラーパネルで生み出した電力(直流電力)を、家庭で使える電気(交流電力)に変換します。また、太陽光発電システムの効率化やトラブルの防止など、太陽光発電を安心・安全に使用するための重要な役割を担っています。

パワーコンディショナーの相場は、4.2万円/kWです。

 

ソーラーパネルの架台

ソーラーパネルは、「架台」という金属製の土台の上に設置されます。

架台の設置費用は素材や強度、高さによっても異なりますが、相場は2.1万円/kWです。

 

工事費用

太陽光発電の工事費用は、設置費用総額の約27%を占めます。

工事費用はシステムの規模や屋根の形状などによって変動しますが、相場は7.1万円/kWです。

 

 

4.太陽光発電のkW単価は減少傾向にある

経済産業省のデータでは、年単位でみると太陽光発電のkW単価は減少傾向にあります。

新築住宅の太陽光発電の設置費用の推移をまとめると、以下のとおりです。

※参考:「令和5年以降の調達価格等に関する意見」|経済産業省 調達価格算定委員会

 

 

5.太陽光発電のkW単価が減少している理由

では、なぜ太陽光発電のkW単価は年々減少しているのでしょうか?

 

太陽光発電の普及率の上昇

環境意識の高まりや補助金制度の導入に伴い、日本国内では太陽光発電の普及が急速に進んでいます。

これにより太陽光発電の生産量が増加したことで、販売価格が下がっていると考えられます。

 

太陽光発電の工事技術の向上

技術力の向上も、kW単価の減少を後押しする要因です。

前述のとおり、太陽光発電の工事費用は設置費用全体の約27%を占めます。

太陽光発電の設置に関する技術が向上したことが、工事の低コスト化や設置費用の低減につながっています。

 

ソーラーパネルの生産コストの低下

ソーラーパネルの生産に関する技術も、ここ10年で大きな進歩を遂げています。

これによりソーラーパネルの生産コストが低下したことも、販売価格を下げる一因となっています。

 

 

6.太陽光発電の設置費用総額の相場

先ほど紹介したとおり、太陽光発電の設置費用の相場は26.1万円/kWです。

この結果をもとに、太陽光発電の容量ごとの相場を以下の表にまとめました。

つまり、5kW容量の太陽光発電を導入する場合、設置費用総額の相場は約130万円と考えられます。

なお、ほとんどの家庭では、発電容量4~5kWの太陽光発電が選ばれています。

 

 

7.太陽光発電の設置費用を決定する要因

太陽光発電の設置費用を決定する要因は、主に以下の5つです。

・ソーラーパネルの価格

・屋根の設置面数

・足場の要不要

・設置工法

・販売方法

 

ソーラーパネルの価格

ソーラーパネル本体の価格は、設置費用の大部分を占めます。

また、パネル本体だけでなく、部材代にも費用がかかります。

たとえば、パワーコンディショナーやケーブルなどです。

 

屋根の設置面数

家庭用太陽光発電の多くは、住宅の屋根部分に設置します。

屋根の面数が多いと設置にかかる工程が増えるため、それだけ費用も高額になります。

屋根の面数は盲点になることも多いため、見積もりの際に注意したい点です。

 

足場の要不要

設置工事で足場を組む必要がある場合は、設置費用が増えます。

家庭用太陽光発電は基本的に屋根に設置するため、足場はほぼ必須と考えてよいでしょう。

なお、ソーラーパネルを庭に設置する場合は足場は不要です。

 

設置工法

太陽光発電の設置工法には「アンカー工法」「支持瓦工法」「支持金具工法」など、いくつかの種類があります。

設置費用は工法によっても異なります。

なお、このなかで費用を抑えやすいのはアンカー工法です。

 

販売方法

太陽光発電の設置費用は、ネット販売や訪問販売などの販売方法によっても異なります。

一般的に、ネット販売は費用を抑えやすいとされています。

ただし、販売店によっても異なるため一概にはいえません。

 

 

8.太陽光発電の蓄電池の設置費用目

蓄電池とは、太陽光発電で発電した電気を貯めておける装置のことです。

蓄電池があれば、夜間や天気が悪い日にも快適に電気を利用できます。

また、災害や停電の備えになるなどのメリットが多いことから、太陽光発電と蓄電池をセットで購入する人が増えています。

蓄電池の設置費用は、1kWあたり約20~30万円を想定しておくとよいでしょう。

 

 

9.太陽光発電の点検・メンテナンスの費用目安

太陽光発電設備を長持ちさせるためには、定期的な点検・メンテナンスが欠かせません。

点検・メンテナンス費用はランニングコストになるので、費用の相場をしっかり把握しておきましょう。

ガイドラインによると、太陽光発電の点検費用は1回2万円程度が推奨されています。

メンテナンスや定期点検は4年に1回以上が推奨されているため、20年使用する場合は2万円×5回で10万円のランニングコストがかかる計算です。

なお、なかには定期点検を無償で行っている業者もあります。

ランニングコストを抑えたい人は、アフターメンテナンスの有無やサービス内容によく目を通しておきましょう。

 

 

10.太陽光発電の設置費用を安く抑えるコツ

ここからは、太陽光発電の設置費用を抑えるコツを解説します。

 

リーズナブルなソーラーパネルを選ぶ

太陽光発電の設置費用の半分以上は、ソーラーパネル本体の価格です。

リーズナブルなソーラーパネルを選ぶことは、全体の費用を抑えることにつながります。

 

補助金を利用する

自治体によっては、太陽光発電の設置に対して独自の補助金制度を設けている場合もあります。

数十万円が支給されるケースもあるため、費用を抑えたいなら活用するとよいでしょう。

また、太陽光発電の設置を含む住まいの省エネ化に対しては、国の補助金も利用できる可能性もあります。

まずはお住まいの自治体の補助金制度について調べ、支給要件や支給額を確認してみましょう。

 

 

11.太陽光発電の設置費用を比較する際の注意点

太陽光発電の設置費用を比較する際は、以下の2点に注意しましょう。

 

「安さ」だけにとらわれない

いくら費用を抑えたいからといって、「安さ」だけを基準にすることは危険です。

相場と比べて費用が極端に安い業者は、工事や部材の質が悪い可能性もあります。

「安さ」だけにとらわれず、実績やサービスなどを総合的に判断することが大切です。

 

ランニングコストを考慮する

太陽光発電には、点検・メンテナンスや装置の交換といったランニングコストがかかります。

たとえば、蓄電池の交換目安は10~20年とされています。

太陽光発電の業者や製品選びに迷ったときは、初期費用だけでなくランニングコストもしっかり考慮しましょう。

 

 

12.太陽光発電の費用に関するよくある質問

ここからは、太陽光発電の費用に関するよくある質問にお答えします。

 

どのくらいの期間でもとがとれますか?

一般的に、太陽光発電の設置費用の回収には10年かかるとされています。

ただし、太陽光発電の発電量・消費量のバランスは、太陽光発電の容量や日射量、ライフスタイルによっても左右されるため一概にはいえません。

 

 

13.中国地方・山口県の太陽光発電事情

山口県では、ZEH住宅に対して独自の支援事業を行っています。

ZEH住宅とは、太陽光発電をはじめとする創エネ設備や省エネ設備の導入で、年間のエネルギー消費量がプラスマイナスゼロになることを目指した住宅です。

そのほか、太陽光発電設備や蓄電池の導入を促進するため、支援事業者を公募するなどさまざまな取り組みを行っています。

 

14.まとめ

太陽光発電の設置費用を比較する際は、「kW単価」に注目することが大切です。

1kWあたりの単価を計算すれば、製品・業者間のコストパフォーマンスを的確に比較できます。

コストを極力抑えたい人は、初期費用だけでなくランニングコストもあわせて比較するとよいでしょう。

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会社名:田中建設株式会社

部署名:経営企画部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi