Blog
スタッフブログ
2025年5月21日 / 暮らし・育児
山口市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!

山口県のほぼ中央に位置し、山口県の県庁所在地である「山口市」。
豊かな自然と歴史的な文化遺産が共存する街として知られており、そんな山口市に住みたいと考える方も少なくありません。
今回は、山口市で家の建築を検討している方へ、山口市で家を建てるのにかかる費用とエリア別の特徴・坪単価、山口市で活用できる補助金・助成金についてご紹介します。
また、タナカホームズが建築した山口市の施工事例もご紹介しますので、ぜひこれからの家づくりの参考にしてください。
目次
1.山口市で家を建てるのにかかる費用は?
山口市で注文住宅を建てるには、一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
まずは、建築相場と坪単価を見ていきましょう。
注文住宅の建築相場
住宅金融支援機構の「2023年度のフラット35利用者調査」によると、山口県で注文住宅を建てた方の平均建設費は、約3,718万円。
平均住宅面積は113.4㎡(約34.3坪)のため、平均坪単価は約108.4万円になります。
一方で、「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、1住宅あたりの延床面積は132.84m2(40.18坪)になります。
このことから、山口市で注文住宅を建てた場合の建築相場は以下のように算出されます。
山口市:40.18坪×108.4万円=4,355.5万円
結論として、山口市で一般的なサイズの注文住宅を新築する際には、およそ4,350万円の費用を見込むことができます。
ただし、土地をお持ちでない場合は、別途土地取得費用が発生します。
重要な点として、この金額はあくまで平均的な概算です。
実際の建築にかかる費用は、住宅の広さ、設計、採用する資材によって大きく変わります。
特に、昨今の建築資材価格や労務費の上昇は著しく、これらの要因が建築費用に影響を与えることを考慮する必要があります。
坪単価
先述の通り、「2023年度のフラット35利用者調査」によれば、山口県で注文住宅を建設した方の平均的な坪あたりの建築費は約108.4万円です。
山口市で家を新築することを考える際も、この坪単価を一つの目安として試算すると良いでしょう。
しかしながら、坪単価も建築費用と同様に、用いる資材、設備のグレード、設計によって変動するため、あくまで参考として捉えるべきです。
例えば、高機能な設備や上質な内装材を選ぶと、坪単価はさらに高くなる可能性があります。
加えて、地盤の改良工事が不可欠なケースや、傾斜のある土地に建設する際には、追加のコストが発生することを念頭に置く必要があります。
県内の近隣の都市との価格差
周南市や防府市の建築相場を計算してみました。
「e-Stat 政府統計の総合窓口」の令和5年度住宅・土地統計調査によると、周南市と防府市の1住宅あたりの延床面積は、それぞれ124.21m2(37.57坪)と124.45m2(37.64坪)になります。
周南市:37.57坪×108.4万円=4,072.6万円
防府市:37.64坪×108.4万円=4,080.0万円
数字を見てわかるように、山口市・周南市・防府市は大体同じ広さの家を建てる傾向にあり、価格差もあまりないことがわかります。
2.山口市 エリア別の特徴と坪単価
山口市で理想の住まいを建てる際、忘れてはならないのがエリアごとの特性です。
利便性の高い中心部、温泉地として知られる湯田温泉周辺、自然豊かな郊外など、エリアによって住環境や土地の価格帯は大きく異なります。
また、地盤の状況や建築規制などもエリアごとに異なる場合があり、それが建築費用にも影響を与える可能性があります。
ここでは、山口市を大きく3つのエリアに分け、それぞれの特徴と、家を建てる際の坪単価の傾向について解説していきます。
ご自身のライフスタイルや希望に合うエリアを見つけ、より具体的な家づくりプランを検討する際の参考にしてください。
中心エリア(中心部・湯田温泉・維新公園・吉敷)
山口市の中心エリアは、市の行政機能や商業施設が集まっています。
県庁や市役所などの公共機関も集まっており、生活利便性が非常に高いのが特徴です。
百貨店や商店街などの商業施設もたくさんあるので、日々の買い物に困ることはないでしょう。
また、歴史ある湯田温泉は、温泉街としての魅力はもちろん、飲食店なども多く賑わいを見せています。
広大な敷地がある維新公園は市民の憩いの場として親しまれています。
近年開発が進む吉敷地区は、新しい住宅地が形成され、子育て世代にも人気のエリアです。
中心エリアは、利便性が高いことから土地の価格も比較的高くなる傾向があります。
そのため、注文住宅の坪単価も他のエリアに比べてやや高めに推移する可能性があります。
ただし、交通アクセスが良いことや、生活に必要な施設が身近に揃っている点を考慮すると、多少の建築費用の差は許容範囲と考える方もいるでしょう。
デザイン性の高い住宅や、都市型住宅を希望する方にとって魅力的なエリアと言えます。
南部エリア(陶・鋳銭司・名田島・秋穂二島・嘉川・佐山・小郡・秋穂・阿知須)
山口市の南部エリアは、瀬戸内海に面した温暖な気候と、豊かな自然が魅力のエリアです。
● 陶・鋳銭司:歴史的な地名が残っている
● 名田島や秋穂二島:海沿いの景観を楽しめる
● 小郡:近年ベッドタウンとして発展
● 秋穂・阿知須:温泉や海水浴場がある など
上記のように南部エリアにはさまざまな魅力的な場所があります。
比較的温暖な気候で暮らしやすく、ゆったりとした生活を求める方に人気です。
南部エリアは、中心エリアと比較すると土地の価格が落ち着いている傾向があります。
そのため、注文住宅の坪単価も中心エリアよりは抑えられる可能性があります。
ただし、海に近いエリアでは塩害対策が必要になる場合や、地盤改良工事が必要なケースも考えられます。
広大な敷地を活かした平屋建てや、自然素材をふんだんに使用した住宅など、個性的な家づくりを楽しむことができるでしょう。
北部エリア(阿東・徳地・仁保地区)
山口市の北部エリアは、中国山地の豊かな自然に囲まれた、のどかな環境が魅力のエリアです。
阿東や徳地は、美しい山々や清流、田園風景が広がり、四季折々の自然を満喫できるでしょう。
仁保地区も、豊かな自然と歴史的な文化が息づく地域です。
これらのエリアは、賑やかな都市部から離れて、静かで落ち着いた暮らしをしたい方には最適です。
北部エリアは、一般的に土地の価格が最も低い傾向にあります。
そのため、広大な土地を比較的安価に入手できる可能性があります。
注文住宅の坪単価も他のエリアと比較して抑えられることが多いでしょう。
ただし、エリアによっては都市部からのアクセスに時間がかかる場合や、生活に必要な施設が限られる場合もあります。
また、冬場の寒さ対策や、山間部特有の気候変化に対応することも考慮しなければなりません。
自然素材を活かしたログハウスや、広々とした庭のある家など、自然と調和した住まいづくりに適したエリアと言えるでしょう。
3.山口市で家を建てるときに活用できる補助金・助成金
近年、住宅価格の高騰が続いており、家を建てることを諦めてしまっている方も少なくありません。
しかし山口市では、家を建てる方を支援する補助金・助成金があります。
この補助金・助成金を利用することで、住宅にかかる費用負担を少しでも減らし、夢のマイホームを手に入れる可能性が広がります。
ここでは、山口市で家を建てる時に活用できる補助金・助成金をご紹介します。
やまぐち木の家補助金
「やまぐち木の家補助金」は、山口県の木を使って家を建てる方を支援するための補助金です。
補助対象となる家は、山口県の「優良県産木材」を8m3以上使用して山口県内に新築・増築する一戸建ての木造住宅です。
補助金額は最大25万円。
さらに、住宅金融支援機構と連携し、フラット35地域連携型を利用することで借入金利が0.25%の引き下げられます。
令和7年度の受付はすでに始まっており、予算上限に達したら予告なく受付が終了します。
補助金を利用したい方は、早めに申請を行いましょう。
4.【実例】山口市で建てた家
最後に、タナカホームズが山口市で建てた家を2つご紹介します。
これから家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
開放感を感じられる、こだわりの詰まった平屋

外観は白の外壁を基調とし、玄関周りに木目のアクセントを加えたおしゃれな平屋住宅。
玄関から家の中に入り、格子とすりガラスがおしゃれなホワイトの扉を開けると20.7帖のLDKが広がっています。
フローリングは温かみが感じられる赤みのある木目。
仕事や趣味・子供勉強スペースとしても使える造作デスクと、日当たり抜群のモダンな和室があります。
広々とした脱衣室には、勝手口を設けたのですぐに洗濯物を干しに出られて家事動線もスムーズ。
大容量のファミリークローゼットと玄関収納・パントリーもあるので、家族の持ち物をたっぷり収納できます。
→「開放感を感じられる、こだわりの詰まった平屋」の詳細はコチラから。
個性的なフォルムと落ち着いたカラーが融合した住まい

落ち着いたダークトーンの外壁と、アクセントとなるホワイトの組み合わせがスタイリッシュな外観。
都会的なデザインですが、どこか温かみも感じられます。
リビングには大きな掃き出し窓があるので太陽の光をたっぷりと取り込めます。
白を貴重としたデザインに、柔らかいペールカラーのフローリングが調和し、暖かみも感じられるのではないでしょうか。
アクセントとなるキッチンのタイルは主張しすぎず、清潔感も感じられます。
リビングにはシンプルでモダンな小上がりの和室も設置。
下には収納スペースも設けられているので、実用性も兼ね備えています。
玄関スペースにはアーチ型のデザインがアクセントの玄関収納も設置。機能性・デザイン性のどちらも妥協しない設計は、この家のこだわりポイントの1つです。
→「個性的なフォルムと落ち着いたカラーが融合した住まい」の詳細はコチラから。
5.まとめ
山口市で注文住宅を建てるには、ある程度の費用がかかります。
またエリアごとにかかる費用も変わってくるため、どのエリアで家を建てるかが重要な鍵となってくるでしょう。
タナカホームズでは、山口市で家づくりを検討されている方を応援いたします。
「家を建てたいけど、予算に合った家が建てられるの・・・?」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
<<ここでしか見られない限定情報公開中 無料会員登録はコチラ>>
会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
最近の投稿