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2025年4月28日 / 暮らし・育児
呉市の注文住宅|価格相場&坪単価を徹底解説!

住宅購入は人生の中でも大きな買い物のひとつです。
特に呉市で注文住宅を検討されている方にとって、予算計画は最重要事項でしょう。
この記事では、呉市で家を建てる際の費用や各エリアの特徴、さらには費用を抑えるコツまで徹底解説します。
理想の住まいを実現するための参考にしてください。
目次
1.呉市で家を建てるのにかかる費用は?
呉市で家を建てる際の費用は大きく分けて「建物本体の費用」「土地の費用」「諸経費」の3つに分類できます。
ここでは建物に関する費用を中心に、建築相場、坪単価、他都市との価格差について詳しく解説していきます。
注文住宅の建築相場
呉市で注文住宅を建てる場合、一般的な建築相場は2,000万円〜3,500万円程度となっています。
この金額には本体工事費、付帯工事費、諸経費などが含まれますが、土地代は含まれていません。
家族構成や希望する間取り、グレードによって価格は大きく変動します。
30坪程度の標準的な家であれば、2,500万円前後が相場と言えるでしょう。
最近では資材価格の高騰により、建築費が上昇傾向にあるため、余裕をもった予算計画を立てることをおすすめします。
また、呉市では海に面したエリアも多く、地盤改良が必要になるケースもあるため、追加費用が発生する可能性も考慮しておくとよいでしょう。
坪単価
国土交通省が毎年公表している公示地価によると、呉市の平均坪単価はおよそ28万円です。
ただし、エリアによっては坪単価が20万円を下回ったり、逆に100万円を超えたりと価格の開きが大きいです。
土地価格は注文住宅の総額の4割以上を占めると言われています。
呉市で注文住宅を建てる際は、自身の予算を把握して適切なエリアを選ぶようにしましょう。
広島県内の他エリアとの価格差
呉市の土地の坪単価がどれだけ高いのかを把握するために、広島県内の人気エリアとの坪単価の価格差をみてみましょう。

このように他の人気エリアと比べると、呉市は比較的リーズナブルな部類に入ります。
土地価格も広島市の半額以下なため、同じ予算でよりも広い家や良い仕様の注文住宅を建てられるのです。
2.エリア別の特徴と坪単価
呉市は地域によって地形や環境、交通アクセス、そして価格相場が大きく異なります。
ここでは呉市を主に6つのエリアに分けて、それぞれの特徴と住宅建築の価格相場について解説します。

それぞれのエリアに関する概要を一覧表にしました。
各エリアの解説と合わせてチェックしてみてください。
中心エリア(天応・吉浦・中央・宮原・警固屋)
行政機能や商業施設が集中し、利便性に優れています。
土地の坪単価は20万円〜80万円程度で、注文住宅の総額は30坪で3,000万円〜8,000万円が相場と振れ幅が多いエリアです。
中央地区は地価が高く、天応や警固屋は比較的土地価格が安いエリアになります。
東部エリア(阿賀・広・仁方)
広島市に近く通勤・通学に便利です。
土地の坪単価は15万円〜45万円程度、注文住宅総額は30坪で2,800万円〜5,000万円ほど。
広地区は交通の便が良く、阿賀地区は教育環境に恵まれています。
広島市への通勤者にはおすすめのエリアです。
昭和エリア(昭和・郷原)
自然豊かな郊外型住宅地です。
土地の坪単価は6万円〜10万円程度、総額は30坪で2,500万円〜3,000万円ほどです。
昭和地区は閑静な住宅地、郷原地区は田園風景が広がります。
呉ICへのアクセスが良く、広い敷地を確保したい方に適しています。
川尻・安浦エリア
瀬戸内海に面した自然豊かな地域の川尻・安浦エリア。
土地の坪単価は5万円〜20万円程度、総額は30坪で2,300万円〜3,500万円ほどです。
安浦ICがあり高速道路へのアクセスが良好です。
海の幸が豊富で、のどかな環境で子育てをしたい方に人気があります。
音戸・倉橋エリア
音戸・倉橋エリアは瀬戸内海の島々で構成され、自然と海の景観が魅力です。
土地の坪単価は5万円〜15万円程度、総額は30坪で2,100万円〜3,000万円ほどです。
海に面した高台からは絶景が楽しめます。
ただし市街地からは離れているため、利便性より見晴らしや生活環境を重視する方向けです。
とびしまエリア(下蒲刈・蒲刈・豊浜・豊)
とびしまエリアは呉市南部の離島エリアです。
土地の坪単価は3万円〜10万円と最も安価で、総額は30坪で1,900万円〜2,800万円ほどです。
美しい景観と豊かな自然が魅力ですが、呉市街地まで距離があります。
たとえば豊浜から呉市街地まで車移動で30km以上あります。
通勤や買い物などは事前に検討が必要です。
3.注文住宅の費用を抑えるコツ
理想の住まいを実現するためには、予算内でいかに満足度の高い家づくりをするかがポイントです。
ここでは、呉市で注文住宅を建てる際に費用を抑えるための3つのコツについて解説します。
シンプルな間取りにする
シンプルな形状の住宅は建築コストを20〜30%抑えられます。
凹凸の少ない直線的な壁、2階建ての場合は1階と2階の床面積を揃える、廊下などの共用部分をコンパクトにするなどが効果的です。
収納は十分確保して住みやすさとコストのバランスを取りましょう。
設備・仕様の選び方で工夫する
水回り設備は標準仕様を選び、内装材も基本は標準グレードにして、リビングなどの共用部だけグレードアップするのが効果的です。
照明器具や窓のサイズを統一し、システムキッチンなども標準サイズを選びましょう。
ただし、断熱性能や耐震性能での節約は避けるべきです。
補助金・助成金を活用する
注文住宅の費用を抑えるには補助金を積極的に活用するのも効果的です。
以下は、呉市および広島県、国の主な補助金制度についての情報です。

最新情報は建築会社に相談しましょう。
4.まとめ

呉市で注文住宅を検討されている方へ、理想の住まいづくりをサポートするための情報をお届けしました。
呉市は広島県内でも比較的リーズナブルな土地価格が魅力で、エリアごとに異なる特徴や価格帯を活かして、予算内で理想の住宅を実現することが可能です。
また、シンプルな間取りや補助金制度の活用など、費用を抑える工夫も多数ご紹介しました。
タナカホームズ東広島店では、呉市での注文住宅建築に関するご相談を随時承っております。
エリア選びからプランニング、予算管理まで、お客様一人ひとりに寄り添ったサポートを提供します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。理想の住まいづくりを一緒に実現しましょう!
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会社名:田中建設株式会社
部署名:経営企画部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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