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2022年12月24日 / 家づくり

注文住宅と分譲住宅における3つの違い│それぞれのメリット・デメリットも解説

住宅を購入する際、注文住宅と分譲住宅のどちらを購入すべきか悩む人は多いでしょう。

自分たちにとって最適な住宅を選ぶためには、まずは両者の特徴を知ることが大切です。

この記事では、注文住宅と分譲住宅の特徴や、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

注文住宅と分譲住宅の違いを把握し、住宅購入に役立ててください。

 

目次

1. 注文住宅と分譲住宅の3つの違い

2. 注文住宅のメリット

3. 注文住宅のデメリット

4. 分譲住宅のメリット

5. 分譲住宅のデメリット

6. 山口県の注文住宅、分譲住宅の費用相場

7. まとめ

 

 

1.注文住宅と分譲住宅の3つの違い

注文住宅と分譲住宅は、「販売方法」「外観や間取りの自由度」「コスト面」の3点で異なる特徴があります。

 

販売方法

注文住宅は、土地と建物を別々に販売します。

はじめに土地を購入してから、工務店やハウスメーカーへ住宅建設を依頼するケースが一般的です。

一方、分譲住宅は土地と建物をセットで販売します。

大きな土地をいくつかの区画に分け、1区画ごとに住宅を建てて販売するイメージです。

 

外観や間取りの自由度

注文住宅は、一から家を建てられるので、自分好みの家を自由にデザインできます。

また、土地から探せるため、部屋の間取りや広さの自由度も高めです。

一方、分譲住宅はすでに完成した住宅を購入するため、外観や間取りを一からデザインすることはできません。

 

コスト面

注文住宅は、理想の家を一から作り上げていきます。

素材やデザイン、設備などにもこだわることができる分、コストが高くなりがちです。

一方、分譲住宅は広い土地をいくつかに分割し、同じ規格の家を一度にたくさん建てることで、土地代や建設コストを抑えています。

土地代や建設コストは販売価格にも反映されるため、住宅購入費を抑えたい人からも人気です。

 

 

 

2.注文住宅のメリット

ここからは、注文住宅のメリットについて解説します。

 

理想のマイホームを実現できる

注文住宅の最大のメリットは、自由度の高さです。

外観や間取りだけでなく、内装や設備など、自分たちのこだわりを詰め込んだ「理想の住まい」を実現できます。

ライフスタイルや、憧れの暮らしに合わせた柔軟な家づくりが可能で、一点ものの家が手に入るでしょう。

マイホームにもオリジナリティを重視したい、こだわりのある人におすすめです。

 

建設工事の過程をチェックできる

注文住宅は、施主の注文を受けてから建設工事をスタートするため、建設現場を自分の目で確認できます。

工事の進捗や品質をチェックするだけでなく、気になる点をその場で質問することも可能です。

また、我が家が作り上げられていく様子を一から確認できるため、完成したときの喜びもひとしお増すでしょう。

 

コストのかけ方にメリハリをつけられる

自分たちのこだわりを追求できるだけでなく、反対にこだわりが薄い部分は思いきってなくすこともできます。

たとえば「料理が好き、お風呂はシャワーで済ませることが多い」という人なら、キッチンにお金をかける一方で、浴室はコンパクトなつくりにするということも可能です。

このように、注文住宅はコストのかけ方にメリハリをつけられるというメリットがあります。

 

 

 

3.注文住宅のデメリット

ここからは、注文住宅のデメリットを解説します。

 

予算をオーバーしやすい

注文住宅は、いわばオーダーメイドの住宅なので、分譲住宅と比べるとコストが高くなりがちです。

それに加えて、あれもこれもとこだわりを詰め込むと、当初の予算をオーバーしてしまうケースも少なくありません。

住宅のデザインや設備をオーダーする際は、予算をしっかり意識しましょう。

 

細かな打ち合わせが必要になりやすい

注文住宅を完成させるためには、綿密な打ち合わせが不可欠です。

外観のデザインや壁紙の色などもすべて一から決めていくため、工務店やハウスメーカーと細かな打ち合わせが必要になります。

どの素材を選ぶか、どのような仕様にするか、と検討していくと多くの時間が必要になるため、忙しい人は負担を感じるかもしれません。

 

資金計画が複雑化しやすい

注文住宅では、建設費の着工金や中間金の支払いが発生します。

基本的に住宅ローンは建物が完成してからでないと融資を受けられないため、資金計画を立てにくい点もデメリットです。

さらに、土地だけを先に購入する場合は、「土地先行融資」を利用する必要があり、資金計画がさらに複雑化します。

 

 

 

4.分譲住宅のメリット

ここからは、分譲住宅のメリットを解説します。

 

資金計画を立てやすい

分譲住宅は、すでに完成している住宅を購入するため販売価格が明確です。

自分たちの予算に合わせた価格帯を選べば、無理のない住宅購入を実現できるでしょう。

また、分譲住宅の販売価格には土地代も含まれています。

そのため、販売価格のほかに予想外の出費はほとんどなく、資金計画を立てやすいというメリットがあります。

 

入居スケジュールを立てやすい

住宅がすでに完成しているため、入居までの流れもスムーズです。

住宅の完成を待つ必要がないので、引っ越しのスケジュールも立てやすいでしょう。

注文住宅と比べて購入から入居までの期間が短いため、引っ越し期日が決まっている人、急いで家を探す必要がある人におすすめです。

 

入居後の生活をイメージしやすい

分譲住宅は、現物を見てから購入を決められるというメリットもあります。

工務店やハウスメーカーがモデルルームを用意している場合も多く、見学会に参加することで間取りや設備を事前に確認できます。

モデルルームは実際の家のなかに入ることも可能なため、入居後の生活をイメージしやすいでしょう。

 

 

 

5.分譲住宅のデメリット

ここからは、分譲住宅のデメリットを解説します。

 

理想の家が見つかるとは限らない

分譲住宅は、すでに完成したもののなかから家を選ぶ必要があります。

そのため、外観や間取りなど、100%理想の家が見つかるとは限りません。

ただし、最近は間取りが複数パターン用意されていたり、設備の仕様や壁紙の色などを選べる「セミオーダー」の分譲住宅も登場しています。

とくに、人気のエリアではデザイン性が高い分譲住宅も増えているので、おしゃれな家を購入したい人におすすめです。

 

個性を発揮しにくい

分譲住宅は、広い土地に複数の家を建設するため、周辺にも同じような住宅がいくつも立ち並びます。

大型分譲地になると、同じような家が100軒近く並ぶこともあるため、個性を発揮しにくい点もデメリットです。

自分たちならではのオリジナリティを追求したいなら、注文住宅がおすすめです。

 

建設会社を選べない

分譲住宅は建設会社があらかじめ決まっているため、購入者が選ぶことはできません。

とくに、入居後の建物のメンテナンスに関しては、会社によって対応が大きく異なるので注意が必要です。

分譲住宅を購入する際は、外観や住宅設備だけでなく、メーカーの信頼性にも気を配りましょう。

 

 

 

6.山口県の注文住宅、分譲住宅の費用相場

山口県の注文住宅、分譲住宅の費用相場を紹介します。

 ・注文住宅の費用相場:3,400万円 ※建物のみ。別途土地の購入代金が必要

 ・分譲住宅の費用相場:2,500~6,200万円

注文住宅は「建物本体の価格」であるのに対し、分譲住宅は「土地の価格」が費用に加わります。

そのため、分譲住宅の費用相場は、市区町村によって大きく異なります。

たとえば山口県では周南市、下関市、岩国市などは相場が高い傾向があります。

【市区町村別】

分譲住宅の費用相場

 ・周南市 4,700~6,200万円

 ・下関市 3,000~5,000万円

 ・岩国市 2,900~4,900万円

 ・山口市 2,700~6,000万円

 ・宇部市 2,700~5,600万円

 ・防府市 2,600~4,500万円

 ・下松市 2,600~4,800万円

 

 

 

7.まとめ

分譲住宅と注文住宅には、それぞれメリット・デメリットがあります。

「コストをできるだけ抑えたい」「引っ越しまであまり時間がない」という人には分譲住宅、「デザインや設備にこだわりたい」「オリジナリティを追求したい」という人には注文住宅がおすすめです。

中国地方・山口県で分譲住宅や注文住宅を購入するなら、創業150年の歴史を持つタナカホームズがおすすめです。

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会社名:田中建設株式会社

部署名:経営企画部

執筆者名:大勢待 昌也

執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー 

執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi