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2022年2月26日 / 家づくり
注文住宅ができるまでの期間とは?こだわりの家を最短で建てる方法を解説
注文住宅を建てる場合、土地・ハウスメーカー選びから始まり、プラン設計の選定・住宅ローンの申請など、やるべきことが多くあります。
そのため、完成までにどのくらいの期間がかかるのかわからないという人は少なくありません。
ここでは、注文住宅ができるまでにそれぞれの工程でかかる期間、最短期間で建てるために意識しておきたいことなどを解説します。
家づくりの手順と期間をおおよそ把握すれば、計画的な家づくりが可能です。
ぜひ参考にしてください。
目次
1.注文住宅ができるまで期間はどのくらい?
注文住宅が完成するまでの期間は8〜15ヶ月ほどで、最短でも半年~7ヶ月ほどにかかります。
注文住宅を建てるには、土地・ハウスメーカー探しから始まり、プラン設計の選定・住宅ローンの申請など自分たちで準備しなければならないことが多数あります。
そのため、建売住宅を購入するより時間がかかるのが一般的です。
土地選びやハウスメーカーとの打ち合わせにかかる時間によって、引き渡しまでの期間は変わります。
理想の間取りがなかなか決まらないという例も多く、この場合も完成までに時間がかかります。
家の大きさや構造、工法、間取りなどによっても工事期間は変わりますが、ハウスメーカーに依頼すると早めに完成する傾向があります。
2.注文住宅を建てるための工程
注文住宅の計画から完成にかかる期間はそれぞれです。
ここでは、注文住宅を建てる際に必要な手順のうち、それぞれの工程やそのおおまかな期間を挙げ、解説します。
注文住宅はいくつかの工程が同時進行していることも多く、それぞれの期間を足せばよいというものではありません。
そこで以下は注文住宅を建てるにかかる期間の目安としてとらえてください。
いつまでに家を建てたいという具体的な考えがある場合は、こちらのスケジュールを参考に逆算して計画を立てるのがおすすめです。
土地探し(1週間~3ヶ月)
家づくりに際して、土地選びは非常に重要です。
具体的な家のイメージ固めと土地選びの手順が逆転することもありますが、具体的な土地を決めてから家の全体像を考えるとよりイメージしやすくなるでしょう。
土地選びには、希望エリアの不動産屋もしくはハウスメーカーなどの協力も得られます。
通勤・通学の利便性や最寄り駅からの距離、生活環境などの暮らしやすさ、建ぺい率や容積率、土地の形なども見定めましょう。
ハザードマップで土地の安全性を確かめることも大切です。
家のイメージ固め・予算決め(1〜3ヶ月)
家のイメージ固めも、土地探しとほぼ同時進行で行います。
ハウスメーカーなどの見学会へ行ったり、資料請求をしたりしながら、より具体的なイメージを固めていきます。
ある程度イメージが固まったら、過去の建築事例などを参考に予算を決める段階です。
予算に関しては、自分たちが用意できる資金や世帯年収、ローンの返済期間など、具体的な数字をもとに検討しましょう。
理想の家と予算が合わなければ、この段階で要望とコストの両立を目指すべきです。
住宅ローンの事前申請(3〜6ヶ月)
家を建てる土地と建てたい家のイメージが固まった段階で、住宅ローンの事前審査を受けるのが一般的です。
住宅ローンの申請には事前申請と本申請があり、予算をもとに金融機関へ事前申請を行います。
住宅ローンでいくら借り入れができるかの目安がわかると、設計プランを決める際の判断材料になります。
ハウスメーカーや建築会社、施工店の選定(1ヶ月)
土地を選び売買契約を結んだら、実際に家を建てるハウスメーカーや建築会社、施工店を選定します。
家のイメージ固めの際、足を運んだモデルルームや見学会などを参考にするのがいいでしょう。
家のデザインや価格、構造や工法などはもちろん、担当者の対応の速さや柔軟性、その会社の実績や強みなども選定する際の要因になります。
同じ条件で複数の会社に見積もりを依頼し、比較検討するのがおすすめです。
住宅プランの決定(2週間~1ヶ月)
実際に家を建てるハウスメーカーが決まったら、プランをより具体的にするための打ち合わせを重ねていきます。
自分たちの要望に即したプランが提出されるため、それぞれを見比べて、決定しましょう。
住宅プランの決定後は、仮契約を結び、内装材を決めるなどして設計図を進める段階に入ります。
ハウスメーカーや建築会社、施工店との契約・住宅ローンの本申請(2〜6ヶ月)
注文住宅の設計がある程度固まったら、ハウスメーカーと本契約を結びます。
間取りなどの大きな変更はこれ以降できないため、設計図の段階でしっかり吟味しておきましょう。
建築工事は本契約後に始まります。また、本契約の締結後は住宅ローンの本申請も行います。
住宅ローンの本審査では、事前審査の内容の確認と同時に利用者の返済能力や収入の安定性、借入額と収入の関係性、健康状態などがより細かく確認されます。
本審査にはある程度の時間がかかるため、早めに申し込みましょう。
着工~工事終了(3〜6ヶ月)
着工前には地鎮祭や棟上げ式などを行うかどうかを決め、建築工事が始まる前には近隣住民へ挨拶回りを行います。
工事期間は、家の構造、デザイン、木造・鉄筋といった工法によっても変わりますが、ローコスト住宅メーカーの場合はある程度工法が決まっているため、完成までの時間が早くなります。
また、施工中に内装材やオプションなどを検討して追加することも可能です。
施工中は現場にできるだけ足を運び、進行状態を確認しておきましょう。
家の引き渡し・引っ越し(1ヶ月)
内覧と完了検査後、家の引き渡しが行われます。
登記手続きを行い、物件が引き渡されると手続きは完了です。
引渡し後は、家族のタイミングで引っ越ししましょう。
このタイミングで事前に申請していた住宅ローンの決済も行われます。
3.注文住宅をできるだけ早く建てるにはどうすればいい?
住宅が早く完成すれば仮住まいの家賃が浮くうえ、新居で早く暮らせるというメリットがあります。
注文住宅を最短期間で完成させるためには、事前準備と計画が大切です。
事前に計画していてもその通りに進まないこともありますが、できるだけ早く建てるために以下の内容を意識しておきましょう。
予算は余裕をもって確保する
注文住宅は決して安くない買い物だけに、予算をしっかり立てることが大切です。
しかし、計画を進めていくうちに予算を大幅に超えることも多く、予算を立てる際は多少余裕をもちましょう。
余裕をもって立てた予算を上限とすることで、設備や資材選びなどを決めやすくなり、スケジュールのロスが生じにくくなります。
住宅ローン審査を踏まえて早めに動く
住宅ローンには事前審査と本審査があり、本審査では、返済能力がしっかり審査されます。
本審査で落ちてしまうと住宅ローンは借りられません。
将来的に必要な額や家計を圧迫しない返済額、老後の蓄えなどから総合的に検討し、借入金額を決めるようにしましょう。
審査の内容や審査にかかる時間は、各金融機関で異なります。
ある程度の時間がかかるため、早めに住宅ローンの審査に申し込みましょう。
建てたい家のイメージを家族間で共有する
納得のいく家作りのためには、建てたい家のイメージを具体的に固めることが大切です。
設計プランや設備は細かな点まで決める必要があり、ある程度の時間がかかります。
家族間で家のイメージが共有できておらず、仕様を何度も変更すると、そのたびに打ち合わせが必要になるため注文住宅の完成が長引いてしまいます。
このような事態を避けるため、間取りやこだわりたい点については、あらかじめ家族の意見が一致していることが大切です。
完成までの期間を逆算してスケジュールを立てる
注文住宅を建てる前に完成までの作業スケジュールをあらかじめ決めておくと、それぞれの工程がスムーズに進みます。
スケジュールを立てる場合は、新しい家にいつから住みたいかを決め、逆算して設定していくのがおすすめです。
計画したスケジュールに遅れが発生することを考慮して1ヶ月ほど余裕をもっておくと、想定外の事態にも対応しやすくなります。
施工を担当する会社側に入居したい日にちを伝えておけば、スケジュールの調整を行ってもらえます。
自分自身もスケジュールを気にして動けるため、悩んだり迷う時間を減らせます。
土地探しは早めにスタートさせる
土地がない人は、土地探しを早めにスタートさせましょう。
土地探しは、家づくりの計画と同時進行で進めておくべきです。
土地に費用がかかり過ぎると、建築費用にお金が回せなくなってしまう事態に陥りかねないためです。
自力で土地を探すこともできますが、施工会社を先に決めて、担当者と打ち合わせながら探す方法もあります。
プロと一緒に土地を探すことで土地購入の失敗が防げる事例もあるため、検討してみましょう。
こだわりたい箇所の優先順位を決めておく
家作りにおいては、こだわりたいことを全て叶えられるわけではありません。
設計上の問題や予算の兼ね合いなどで、何かをあきらめなければならないことはよくあります。
このとき、こだわりたい箇所に優先順位がないと、時間がかかってしまいます。
スムーズに進めるためには、こだわりたい箇所に優先順位をつけておき、取捨選択する必要があるのです。
4.山口県の注文住宅なら安心できるハウスメーカーが多い
山口県には、安心して施工を任せられるさまざまなハウスメーカーがあります。
その中でも、ライフスタイルに即したプランを選べるハウスメーカーとして信頼を集めるのがタナカホームズです。
タナカホームズには、完全自由設計ですべての要望を叶えられるプレミアムスタイル、コストを抑えた自由設計で性能にもこだわるオリジナルスタイル、建物本体や付帯工事費全てをローコストで実現できるコンパクトスタイルの3プランがあります。
コストや性能にどの程度こだわるかによってスタイルを選択できます。
5.まとめ
注文住宅の完成までにかかる期間は、一概にはいえません。
ここでは、完成までの工程とそれぞれにかかる期間の目安を提示しました。
できるだけ早く建てたい場合は、事前の下準備が大切です。
また、信頼のおけるハウスメーカーに依頼するのも、建築期間を短くする工夫のひとつです。
山口県で注文住宅を建てる場合は、ローコストながら高品質・高性能な住宅づくりを行うタナカホームズがおすすめです。
来場予約も簡単にできるため、ぜひご検討ください。
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会社名:田中建設株式会社
部署名:編集部
執筆者名:大勢待 昌也
執筆者の略歴 保有資格 住宅ローンアドバイザー
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/oosemachi
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